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1. スポットライト 世紀のスクープ
《ネタバレ》 映画としては別にどうということはない。盛り上がらないし、淡々と新聞社の活躍を描くだけですし、聖職者の醜聞をテーマにするならゴッドファーザーPart3のほうが圧倒的に素晴らしい。。とはいえ、とはいえ、心に突き刺さるのは、映画が取り上げた聖職者の醜聞。wikiによると「米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は2003年1月11日、過去60年間で米国カトリック教会の1200人を超える聖職者が4000人以上の子供に性的虐待を加えたと報じた。さらに2004年2月16日には米CNNテレビで1950年から2002年にかけての52年間で、神父4450人が疑いがあると報道し、件数は約11000件に上ると報じた。」とかいうのだから、すさまじい。
こういうのはなんですか? 聖職者の問題ですか? カトリックの組織構造の問題ですか? 信仰の問題ですか?
最も性的虐待をやってはいけない立場の人々が、最も普通でない割合で性的虐待にハマるなんて、ね。
人間てなんだろう、宗教ってなんだろう。言葉を失う。
それでも、、性的虐待で告発された人が大統領になっている国で、それでもアカデミー作品賞をこの映画に獲らせた良識に、希望をつなぐしかない。[インターネット(吹替)] 6点(2020-06-30 15:08:18)(良:1票) 《改行有》
2. スーサイド・スクワッド
これはだめだね。
DCエクステンデッド・ユニバースとやらのシリーズのスピンオフらしいので、金かけてるし、映像はなかなかだけに、脚本のひどさがよけいに際立つ。映画はやっぱり脚本が基礎中の基礎と思いました。[インターネット(吹替)] 3点(2020-06-13 11:44:01)《改行有》
3. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 めったに出会えないすばらしい映画だと思います。
その上で、ですが、
77年のスターウォーズが映画界に革命をもたらしただけに、いつかあの革命を再び、と長年思い続け、期待値が途方もなくあがってしまい、結局その期待には応えてもらえなかったなあ、というのも実感。
映像や演技や脚本などのすべてのテクニックは、年相応に他の映画同様に、見違えるばかりに進化してきました。それはもちろんすばらしいのだけれど、あくまで既定路線上に居続けてしまったままだったか、再びの大きなジャンプは、起きなかったか、、という印象になってしまいました。
それと、毎度のことながら、レジスタンス側は恨みや怒りでダークサイドに堕ちまくっていると私は思うのですが、結局勧善懲悪の世界観を越えられないままにエンディング、という観があって。。 アメリカンスピリッツなのかねえ、、とか思ってしまいました。ごめんなさい。[3D(吹替)] 8点(2020-06-07 23:02:26)(良:1票) 《改行有》
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