みんなのシネマレビュー |
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21. スティング2 《ネタバレ》 自分の知識不足のために映画を低く評価することは、いつもどうかと思うんですが、 正直戦前のアメリカのボクシングの興行ってものがどういうふうな仕組みになってるか全然わからないんで、肝心要のボクシングの試合にどうも違和感がつきまとって。 まあ、その点だけを除けばなかなかできた引っ掛けだとは思いますよ。特に、ロネガンに対して単に金を奪うだけじゃなくて、本当の意味で復讐が出来たのは前作からのファンとしては痛快でした。 ただ、どうしても前作のイメージが完全に定着してるんで、ポール・ニューマンの役が、あの見るからに悪役のおじさんじゃ、イメージぶち壊し感が強杉。その分マイナスですね。[DVD(字幕)] 6点(2010-05-30 05:36:15)《改行有》 22. 頭上の敵機 実際のフィルムを使った実戦シーンは見ごたえがありましたけど、それよりも軍人という、冷徹に部下の命を犠牲にしなければならない職業の厳しさを描いた人間ドラマとして見ごたえがありました。[DVD(字幕)] 6点(2010-05-24 11:43:25) 23. スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ 《ネタバレ》 制作にアップフロントが加わってる段階で、駄作が予期されたが、案の定まず脚本からして駄目駄目で、ほとんどストーリーの態をなしてなかった。 丸山さん相当気分が乗らなかったのか、あるいはいろいろな制約が多かったんだろう。 ただ、竹内、斉藤、長門らのベテラン達は、こんなあからさまな駄作でも決して手を抜くことなくきちんと仕事していたし、何よりもあやや、多少台詞回しや演技はつたないけれど、何といっても存在感、目力はそこらあたりの二束三文のハロプロメンバーとは全く別物、また、アクションシーンもさすが深作監督の唯一の存在意義だけあって切れがあって楽しめた。 全体として「スケバン刑事」という設定に好意を持つ人間なら楽しめるようにできていた。 ただし、アップフロント系のキャスティング……最悪。 [DVD(邦画)] 6点(2010-04-12 16:16:50)《改行有》 24. スウィングガールズ 《ネタバレ》 出てる女優さんにほとんど魅力を感じず(上野さん、貫地谷 さんには全く魅力を感じたことが無いし、本仮屋さんの顔立ちは好きだけどあまりにも地味な役柄で)、話自体も強引なご都合主義、いい加減さ(復帰組の突然の名演奏とか、音楽祭への応募忘れとか)が目だって、ものすごく評価が低くなりそうだったんだけど……… これが面白かった、結構楽しめた。 どんな行きがかりでも、一つのことに集中して夢中になり少しでも上達するとより一層好きになっていく過程がものすごく共感できたから、本物のブラスバンドが復活した時に泣きながら帰る気持ちが痛いほど理解できた。 あと小ネタも笑えたし。[DVD(邦画)] 7点(2010-04-05 12:09:46)《改行有》 25. スピーシーズ/種の起源 《ネタバレ》 ナターシャ・ヘンストリッジが完璧ですね。さすが映画史上もっとも美しいエイリアンと表現されるだけのことはあります。 ストーリーもエロがエロのためのエロじゃなくて、きちんと設定に組み込まれてるのが面白かったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-23 10:34:28)《改行有》 26. スプラッシュ 《ネタバレ》 とにかくキャストが素晴らしい映画ですね。ダリル・ハンナのルックス、スタイル、 そして鰭をつけて泳ぐ姿 まさしく人魚姫。 トム・ハンクスも最近の彼しかしらない、自分にはこんな過去もとビックリです。 あと、兄貴もいい味だしてましたね。[DVD(字幕)] 7点(2009-10-12 13:07:40)《改行有》 27. スーパーマンIII/電子の要塞 《ネタバレ》 実はⅠ、Ⅱ、Ⅲの中ではこれが一番面白かった。 どうしようもない失業者が突然コンピューターの才能に目覚めると、ハッキングして気象衛星をあやつり、天候を変えてしまうなんて十分今でも通用するストーリーだと思う。(そりゃ、ハードとしてのコンピュータ、とかプログラムの仕方とは無茶苦茶ちゃっちかったけどw) あと、スーパーマンの人格が二つに分裂して互いに戦うのも面白かった。(ただ、クリプトナイトもどきで、おかしくなってるのが子供の声で正気にもどってくってのは安易ですけど) ただし、身障者を馬鹿にしてギャグにするようなオープニングは最低、最悪。よく上映時非難されなかったなと。その分でー4点です。[DVD(字幕)] 3点(2009-09-28 10:51:14)《改行有》 28. スーパーマンII/冒険篇 《ネタバレ》 ギャグとして観ると面白い。もう途中で、つっこむのに疲れるくらいつっこみどころが多くて。 また、製作者の意図には全く無いかもしれないけど、アメリカ人の嫌なところ、傲慢なところが、はっきり現れててその点では興味ぶかい映画でした。 やっぱりアメリカ人にとって、力が全てなんだなと。しかも無形の力ではなくて、人をぶん投げる、物を壊す、具体的なわかりやすい力w アメリカ人にとっては、そういう力が絶対。だから、自分達よりちょっと強い存在が出てきて、ホワイトハウス壊されたら、即降伏。しかも世界の指導者(爆笑)アメリカが降伏したら、当然w他の国もみんなおとなしく降伏(実際には、中国とベネズエラ、イラン、北朝鮮だけは、あの3悪人が行って暴れん限りは降伏しないと思われw、塚、イスラム教徒は最後の一人になるまで抵抗すると思われ) いや、アメリカ人じゃなきゃ考えつかないストーリーですね。 あと食堂でのごろつきへの復讐。あれなんかもアメリカ人ってのは、とにかく力関係とか関係なく、やられたらやりかえす、そういう実に器の小さな国民ってことがよくわかりました。[DVD(字幕)] 6点(2009-09-28 10:38:46)《改行有》 29. スーパーマン(1978) 《ネタバレ》 久しぶりに見たんですけど、記憶してたより面白くなかったです。 まず、26の銀河の知識とかもっともらしいこと言う割には、自分の星ひとつ救えない親達にげんなり。 地球に来てからは、なかなか。養父母もいい味してるし青年時代も面白かった。また初めてメトロポリス来て新聞記者になり、スーパーマンデビュー、空中デートも素敵だったと思います。ジーン・ハックマンもなかなか楽しい悪役で、無能な部下とのやりとりは楽しかった。 ただ、どうしてもあの落ちが……… まず、あのシーンですが、スーパーマンが猛スピードで回転して、地球を逆回転させた。 それ以外の解釈は無理です。なぜなら、回転の一番最後に地球の回転を元にもどすために、スーパーマンがそれまでとは逆の方向に飛んでるんですから。 その他の解釈では、最後のあの逆逆回転が説明できません。 で、ごく当たり前の、だのに大勢の人が騙されやすいことを一つ。 「時間が進むから、地球が自転するのであって、地球が自転してるから時間が進むのではない 従って地球の自転をどうしようと、それは時間の流れとは全く関係ない」 わかりにくければ、地球から他の天体に向かう宇宙船の中でも時間はすすむことを考えていただければ。 こんな失笑物の展開で、感動してくれといわれても…… 無理ですw[DVD(字幕)] 4点(2009-09-28 10:20:08)《改行有》
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