みんなのシネマレビュー |
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61. スーパーフライ(1972) 題名からジミー・スヌーカーを思い出したというだけの理由で借りて観ました。クスリの売人のクスリの仕入れ・販売に関するお話で、全編を覆い尽くしている薄汚さとチープ感が音楽と歌で更に引き立てられておりました。主役がひっきりなしに鼻から粉を吸っている姿に、人生を投げた輩ならともかく、そうでない者がこんなものの深みにはまってはいけないのであり、また、こんなもので金儲けをする外道が撲滅されん事を思いました。[DVD(字幕)] 2点(2009-08-09 00:48:46) 62. 酔拳2 味のある脇役の面々が忘れられない作品。とりわけジャッキー作品の敵役ではピカイチのボスの面構え、いでたち、足さばきは何度見ても見惚れます。まずまず練れていたストーリー。最後の最後でプッツリ終わるのが何とも惜しまれるところです。[DVD(字幕)] 7点(2006-01-30 00:39:45) 63. スカーフェイス 《ネタバレ》 欲しい物、やりたい事を何一つ我慢せずに出来る暮らしを手に入れるべく、成り上がったモンタナの姿は自分には眩しく映りました。彼の母が予見した通りの転落振りは、野心と度胸だけでは手に入れられない名誉と権力を握れば、自然とお金は付いて来るけれども、お金はあくまでも唯のお金に過ぎない事を感じさせられます。ターゲットの子供を巻き添えに殺す外道に成り切れなかった事が彼の限界だったように思います。ラストの絶望の状況にあっても決して諦めない生への凄まじい執着は、どれだけ大金を積んでも買えない大切な人々を全て失っても、尚、お金が欲しかったのか、それとも負けたくないという思いからだったのか、潔さとは対極の姿で彼らしい最期でした。全編に亘ってこの上ない下品さでギラギラするパチーノの姿が目に焼き付いて離れない作品です。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-01 01:47:55) 64. スーパーの女 ダメスーパーをふらりと訪れた女が立て直すお話を、監督、キャスト共に小慣れた感じで見せてくれます(花子の男口調には辟易しましたが。) スーパーの色々なエピソードをサラッと紹介しつつ、二つの店の物凄いネーミングやカーチェイスなど、お笑い部分も盛り込まれた、観ていて肩の凝らない楽しい作品に仕上がっています。精肉チーフの「どうせ、素人には判りゃしねぇんだよ」とほくそ笑む姿に、昨今の産地偽装など「見つからなんだら、何をやってもええんや」とでも考えている倫理観の欠如している方々が思い浮かびます。もっとも、 お客の側はお客の側で「見つからなんだら、何をやってもええんや」と思っている人もいるのでしょうね。6点(2005-01-23 16:44:47) 65. スリーパーズ 殺してやりたい程の憎悪を抱いていても、大抵の者は実行はしません。敢えて実行したのであれば、その責任をとるべきと考えます。自分の尻を他人に拭いてもらって喜んでいる二人の末路は、それなりのもののようでした。いろんな点でデ・ニーロ神父は印象に残りました。神父さん 、貴方の二人にかけた情けは二人のためになったのですか。5点(2005-01-13 21:40:30)(良:1票) 66. スピード(1994) 《ネタバレ》 バスはこの状況から如何にして脱するのか。もうハラハラ、ドキドキし通しで、飛行場での大爆発には心底スカッとしたものでした。緊迫感を後押ししてくれた音楽も記憶に残っています。その後の展開は大爆発の余韻のように感じました。悪役好きの自分にとってデニス・ホッパー演ずる偏執狂的ないやらしさに満ち溢れる犯人は、これぞ悪役といえる印象深さでした。あの対決とあの散り方はこの犯人には相応しくないように思いました。8点(2004-10-31 00:34:43) 67. スクールウォーズ HERO ドラマ「スクールウォーズ」に熱中した自分にとっては、懐かしさを感じる作品でした。山上役の照英は違和感無く良かったと思います。彼の「俺は、スター選手だった事をはなにかけて、皆を心の何処かで見下していた。その事を皆は気づいていた」という台詞が心に残りました。7点(2004-10-03 00:07:24) 68. 素直な悪女 男なら誰でもいいのかと聞かれて、女もよと答えたのには、ジュリエットならやりかねんなぁと笑ってしまいました。まだ子供なんだから、分別も理性も見境も知性も教養も気品も無く、楽なこと、遊ぶ事、セックスする事にしか脳が働かなくてもおかしくないのでしょう。ただ、子供のくせに美貌と肉体美とふてぶてしさは人並み以上なので男どもはヨロメクのでしょうか。ジュリエットがビンタを四連発くらっていましたが、自分は三兄弟とエリックに「いいかげん、目を覚ませよ」とビンタしてやりたい心境でした。最後のほうの踊りまくっているジュリエットをご覧になった当時の殿方はよろめいておられたのでしょうか。全編に亘ってあほらしと思いながらも分別あるエリック役のクルト・ユルゲンスと純情なミシェル役の若きトランティニャンのお陰で最後まで観賞できました。6点(2004-08-27 00:12:40) 69. スケアクロウ 《ネタバレ》 変わる事が出来なかったのが、知り合って付き合ってゆくうちに心揺さぶられ、変わってゆける事が出来るのを実感させてもらった作品です。そして壊れてゆくライオンを観て、辛さ、苦しさ、悲しさに一人で持ちこたえていて、いよいよアカンという土壇場の時に、助けを求めて一緒になって持ちこたえてもらう(逆の立場でも勿論です)。一人でいいからそういう友を持つ事が出来れば幸せだと感じました・・・・・・・・・・・・が、近頃、自分にとって真に大切な人を、自分が吐きだした悲しみや辛さを受け止めてもらう便器や洗面器にしてはならないと考えるようになり、この作品を思い出しました。どれだけ悲しくても辛くても腹に呑み込み、それで壊れるのも止む無しです。ライオンはこの後必ずや復活するものと信じています。[DVD(字幕)] 7点(2004-05-01 00:43:35) 70. スノー・ドッグ デーモンがなかなか愛らしかった。マイケルボルトンは???・・・ファンなので+2点5点(2003-12-31 08:08:27)
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