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1. スパイダーマン2
《ネタバレ》 前作でハイテクなメーヴェに乗ったゴブリンに萎え萎えだったが、
2の完成度は高い。とにかくこの映画の見所はバトルシーンにつきる。
スピード感、闘い方、カメラワーク、発想、どれをとっても想像力の極地。観ていて快適この上ない!
およそ人が想像したものをこのクオリティで映像化できるものかと思う。
特にピーターはクモの糸、敵キャラは4本のアームという設定が冴えてて、
ビル上や空中戦において、両者はともに持てる特性をいかんなく発揮する。
時計塔から走行する電車でのバトル、そしてマスクを剥ぎ加速する
電車を止めるまでのシーンは文句なしに10点。
MJの魅力がいまいち理解できないが、ロマンス面はもはやどうでもよい。
続編でゴブリン再登場を匂わせるが、1作目の発想と同レベルなら本作を超えることはないだろう。8点(2004-12-05 04:43:11)《改行有》
2. 砂の器
先にリメイク版を観たので和賀英良が隅に追いやられている印象が強く悲壮感が薄らいでしまった。ドラマ版では和賀英良を主人公とする視点から、殺人描写や心の葛藤が主観的に描かれていて、暗い宿命を引きずる姿が、クライマックスでその壮絶な生い立ちと重なる。しかし、オリジナル版では今西警部が主人公として話がすすんでいて、ピアニスト和賀があまりに客観的に描かれすぎているため、過去の影と重ねがたい。DVD5本は長すぎだが、1本では短すぎて描ききれないテーマじゃないかな。7点(2004-11-29 00:02:04)
3. 素晴らしき哉、人生!(1946)
こちらの評価を観てかなり期待していたので残念。いい映画だけど展開もずっと退屈だったし、ラストではこの主人公に天使が救いの手を差し伸べるほどの際立った理由はないはず。キャラとしての魅力もどの映画にも登場しそうな普通の善良さでしかない。いいたいテーマはわかるが比喩が陳腐すぎてイライラ感さえあった。最後のハッピーエンドはとても共感できるものではなく、どう考えても4点。4点(2003-08-03 18:28:39)(良:1票)
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