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1. スパイダーマン(2002)
《ネタバレ》 超能力をもった若者の葛藤を描いた視点は、勧善懲悪という簡潔な構図の中で、観客に多少の考える余地を残している。叔父の死により、能力の行使の選択には責任が伴う事を示唆するあたりは良い。しかし、主人公のピーターとは対照的な選択をする新たな超能力者グリーンゴブリンの登場で、主人公が超能力をもつ事における内面的な問題に踏み込む描写は無い。敵であるグリーンゴブリンの息子が主人公にとっての親友である事は、若者にとっての大きな障害ではあるだろうが、その確執が超能力者を題材にするこの映画の本筋より比重が重いのは、この映画の印象を散漫にしてしまっている。表情の見えないスパイダーマンのスーツで、無機質な印象を与えなかったのは見事だった。6点(2004-01-20 03:05:36)
2. ストレイト・ストーリー
いわゆるいい映画。大きな感動や驚きなどはないが、ひとの良さそうな老人の旅を少し感傷的な気持ちで観る事ができる。ただしリンチ作品として見た場合、今回のリンチは映像作家というより、単に監督という仕事をこなしただけという気がしてしまう。6点(2004-01-17 04:40:25)
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