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1. スタンドアップ
セクハラと闘う女性の真剣な映画。主人公の生き方には感銘した。とはいえ鉱山という男の職場に女が加わったら、歓待されるのではというのは日本的発想なのかな。陰険で悪質な嫌がらせばかりというのは、汗して働く男らしくないぞ。
映画としての脚色もあるだろうが、実話ベースというから、アメリカ人の野蛮な社会感覚を再認識した次第。 スタンドアップという邦題は合わないと思う。[試写会(字幕)] 7点(2006-01-07 13:47:34)《改行有》
2. スパイ・バウンド
今夜、試写会で観ました。
ヨーロッパ映画らしく、ストーリーや人間関係が非常に凝っているが、
どうにも盛り上がりに欠けて、人物の心理も理解できず。実話をベースにしているらしいが、真実味はまったくなく感情移入できなかった。
スパイが使う携帯電話が、カメラ別付け式なのは情けない。
本当は3点の評価ですが、
+1点数は、モニカ・ベルッチの華奢でグラマー!と思わせるワンシーンに。4点(2005-01-19 23:38:18)《改行有》
3. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
《ネタバレ》 カーチスP-40戦闘機やヒンデンブルグIII飛行船など、時代を感じさせる機材が主役で、ヒロインの女性記者の愛用のカメラが、当時の最高級機「コンタックスI型」というのもいいですね。残りフィルム2枚で何を撮るか興味をそそる展開で、カメラファンも必見?
次々と登場する最新空想兵器の数々は面白く、ロボットやロケットも、明らかに日本の漫画やアニメの影響を受けているようで、興味深かったです。
【蛇足】映画パンフレットに、カーチスP-40戦闘機の英国名が「キャットホーク」と書いてありますが「キティホーク」が正解です。飛行機ファンとしてはとても気になります。
8点(2004-12-09 14:27:13)《改行有》
4. スパイ・ゾルゲ
《ネタバレ》 昭和の戦争の時代に、日本でこんな大スパイ事件があったという記録映画的な視点から丹念に作り込んである。すでに結果がわかっている物語りなので感動は薄かったが、当時の街並みや兵器類の再現や考証はなかなか。でも、マニアックな視点から気になる点はある。●ゾルゲが二二六事件を車内から撮影する時、ライカのレンズを沈胴したままシャッターを切っているなど、カメラの基本を知らなすぎる。これじゃ全部ピンボケ。●首相官邸を射撃するダダダダダダッという景気の良い発射音はアメリカのマシンガンの音。画面に登場した日本の重機関銃なら、タンタンタンという重厚な響きで、敵側からキツツキとあだ名されたほどゆっくりした発射音なのだ。7点(2004-08-22 22:17:39)(良:1票)
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