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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 284
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/wunderlich/
年齢 42歳
自己紹介 気になった映画をつまみ食い的に見ています。
うだうだと考えるのが趣味です。

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評価順1
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1.  スローターハウス5 《ネタバレ》 この映画にはドレスデンの大空襲がでてくる。だから反戦映画と言われていたりするけど、その見方は十分ではない。主人公のビリーは、地球外生命体トラルファマドール星人に誘拐されてから、事象を四次元的にとらえるようになる。つまり、ビリーは、過去→現在→未来という区別なく、自分の人生の様々な瞬間を何度も行ったりきたりしながら浮遊しつづけているのだ。だからビリーは、自分が死ぬ瞬間やドレスデン大空襲に遭遇する瞬間も何度も体験して良く知っている。このように何度も空襲を体験するうちに、ビリーは『大空襲が起こらないようにすべきだ』という反戦のスタンスよりも、「So, it goes=物事はそういうものなのだ」という緩やかな全肯定のスタンスを取るようになっていく。トラルファマドール星人流のあいさつ、「こんにちは、さようなら」にもおなじスタンスが感じられる。時間軸を漂流する旅人となったビリーには、地上の悲惨な戦争ですら静かで小さな出来事なのだ。このビリーの感覚に共感できる人にとっては、この作品は忘れがたいものになるだろう。[DVD(字幕)] 9点(2010-03-31 15:27:16)

2.  スルース(2007) 余分な説明を一切せずに突っ切る展開力、限られた空間と必要最低限の人物描写。どれも洗練されていて、典型的なハリウッド映画を予想してみた僕は衝撃を受けた。骨太なサスペンスを味わえる佳作である。それにしても、人間はなぜだまされると、恥ずかしくなるのだろうか。だまされたがゆえに、自分の素の姿をさらけ出してしまう。だからこそ、だまされると恥ずかしくなる。そういう説明は一見わかりやすい。でもそうであれば、だまされる前は、自分の素でない姿を相手に見せていることになる。素でない姿を見せるということは、広い意味での「だます」ことに他ならないのではないか。ならば、人間の大半の営みは「だます」ことに尽きているといってもいいだろう。ジュード・ロウのすばらしい演技、小説家のみごとな豪邸のセット、カット割りまでよくできた監視カメラなど、みどころの多い作品だった。[DVD(字幕)] 8点(2009-01-09 23:24:59)

3.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers 《ネタバレ》 「アニメーションには表情が欠けている。」とは小栗康平監督の卓抜な指摘である。実写映画にある「人間の表情の深み・多義性」が、アニメ映画においては決定的に欠けている。通常は欠点とされるべきこのアニメ映画の特性を、逆に利点とする方法があるとすれば、それは「表情のない人間」を描くことだろう。押井監督は、このアクロバットな手段を使いこなし、物語を紡ごうとする。繰り返される日常の退屈を紛らわせるために行われる娯楽としての戦争、成長しないキルドレ、すべてのモチーフが「表情の欠如」とリンクしている。もちろんそれぞれのキャラクターには声色があり、物語における役割も与えられている。しかし、そこにやはり表情はない。もしも、現代がだんだんと表情を失っていく時代であるとすれば、この映画は、表情を失うというある種の絶望のあとに開ける、わずかな希望を表明しているとも言えるかもしれない。[映画館(邦画)] 8点(2008-10-17 18:01:47)

4.  図鑑に載ってない虫 《ネタバレ》 この作品は、この映画のなかの印象的な台詞になぞっていえば、「いなくなるといなくなっちゃうタイプ」を目指すことで、逆説的に「いなくなってもいるタイプ」になっている。忘れがたい傑作である。菊池凛子がめっちゃうまい。自殺願望あるけど、ボケキャラ、かつたまにいいことをいう元SMクラブ嬢という難しいキャラクターを、十二分に演じている。[DVD(邦画)] 9点(2008-05-17 14:04:37)(良:1票)

5.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 スパイダーマンにサンドマンを「許す」権限はないと思う。そこは、「許す」ではなくて、「もう、いいよ」といってほしかった。「ハリーはベストの道を選んだと思う」だと?それを判断する権限もスパイダーマンにはないと思う。そんなんじゃ、世界警察を自認するアメリカとなんにも変わんない。割と背筋が凍るぜ。それと、前半の空中アクションのキレはいい。でも、ラストのアクションでは、スパイダーマンの能力では勝てない敵キャラを出してしまったため、収拾がつかなくなってるし。また、このシリーズの特徴だった「人間の内面」の描写も、特に恋愛面では無理にドラマチックにしようとしすぎて、一貫性がない。もともとこのシリーズは、一つの人格が、普通の人とヒーローという二つのキャラクターの演じ分けに悩むところがよかったのに、今作ではスパイダーマン(善)とブラックスパイダーマン(悪)という2つ人格の対決になってるから、悩みのレベルが浅くなってる気がする。[DVD(字幕)] 4点(2008-05-15 16:24:02)(良:1票)

6.  スクラップ・ヘブン この映画に出てくるやつはみんな、生きていくには困らない職業についている。警察官に薬剤師、トイレ掃除の人。でもこの世界はつまらないと思っている。それは、バスジャック事件の犯人が、一所懸命がんばってのし上がったのに、のし上がる必要のない奴らにいいように利用されて死を選ばなくてはならなくなったことに影響されているのかもしれない。がんばって、出世したり、金を稼ぐことが閉塞感を帯びる時代への深い絶望。絶望を乗り切るために彼らが選ぶのは想像力を駆使した「世界への復讐」。痛快だ。この部分だけで楽しい。でも他人の思いを想像できない奴らへの復讐は、人殺しを生むことになってしまう。殺人を引き起こすことも想像できなかったという柄本明の言葉が重い。これは想像力が権力に負けるという図式を示しているようにも見えるけど、僕はそう簡単に片付けたくない。僕は、「想像力」という幻想を生み出す機能が現実には勝てないんだ、そういうことをいっているように思える。架空の「想像力」ではなく、現実をもっとしっかりと「見る力」を磨くこと。現実を「見る力」を磨けば、くだらない世界のいいところももっと見えてきてもいいはずだ。[DVD(字幕)] 7点(2007-01-14 02:37:56)

7.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 素直に面白いです。「スーパーマン」の続編としてだけでなく、そもそもこの「リターンズ」自体が「スーパーマン」第一作のパロディとしてよく出来ています。レックス・ルーサーが親に言われた不動産にちなんだ話や、飛行機からロイスを救出するときの台詞や、「父は息子となり、息子は父となる」も、第一作でちゃんと出てきてますよ! という訳で、「リターンズ」を観る前に必ず第一作を観ることをお勧めします。デイリー・プラネット社のオフィスの様子も、タイプライターからパソコンへ、5年以上は確実に過ぎ去ってますけど…。シリーズ続編も期待を抱かせるいい作品でした。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-28 00:01:27)

8.  スパニッシュ・アパートメント 自分ではないほかの人と馬鹿話や堅い話で盛り上がるには、語学力だけでなく、自分の知識や見方をフルに走査することが必要。もちろん、「フルに走査する」ってところを自然にやれることが条件だけど。主人公も言ってるけど、人間は話す相手ごとに人格を変えているといってもいい。僕は同い年の友人が死んだ時、友人そのものだけでなく、彼と話していたときの自分のテンションや話題の持っていき方とかも一緒に死んでしまったのだと気づいた。そんな風にして、人間は自分のアイデンティティを他の人と一緒につくりあげているのだ。自分はなにものだ!とアイデンティティにこだわるのではなく、いろんなアイデンティティをもちながら自在に世の中をすり抜けていく、そんな生き方をこの映画は見せてくれているように思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-02 13:58:16)

9.  スペーストラベラーズ 雰囲気に似つかわしくないラストだったから、評価が分かれるのは最もという気がする。クリアに明るいテンションが突如として物悲しさに反転したとき、なんだかとても切なくなった。どうしてこんだけ特殊なシチュエーションでなくては、人は心を通じ合わせることが出来ないのだろう。そんなに日常生活はつまらないですか? 個人的な意見としては、日本人は強度ではなくヒネリを楽しむべきだと思う。物理的ではなく、知的に遊ぶのだ。そのために学ぶのだ。あくまでも気楽に。[映画館(字幕)] 6点(2005-09-23 17:04:20)

10.  Stereo Future SF episode 2002 あまり友達にもおおっぴらには言ってないんですが、この映画めっちゃ好きです。だっておもろいもん。こういう映画はおおいに「あり」だと思う。9点(2004-12-06 19:52:26)

11.  スチームボーイ STEAM BOY 全体的にレトロな雰囲気がよく出ていて○。けれど、科学批判の精神というこの映画のメッセージ自体もレトロそのもので、何ら新たに勉強になった点はなかった。この映画を現代において観る意義が全く見いだせない。たんに、冒険ものとしてみたらまあまあおもしろいとは思うけれど。ま、何事も暴走はよろしくないということで。この映画が暴走でないことを祈る。4点(2004-09-21 19:28:38)

12.  スウィングガールズ たのしかったー。おもしろかったー。漫画的な展開が徹底されていて、完全に映画に飲み込まれました。ビッグバンドをめぐる話もおもしろかったが、個人的にはふられたフォークデュオが一番効いた。最近恋愛ものがやたらめったら「かけひき」重視な感じで、他に張り合いあることないのかあんたら? 的な中で、ここまでストレートな求愛活動を見せられるとすっきりする。しかし、「ピンポン」といい「スウィングル・ガールズ」といい、最近の青春ものはキャラの濃度がすごい。欲を言えば、もうちょっと長く観ていたかった。多分カットされてるシーンとかがいっぱいあると思うので、DVDとかで完全版が出ることを切に望む。贅沢かな。[映画館(邦画)] 7点(2004-09-14 12:42:19)

13.  スクール・オブ・ロック こんな映画くそくらえ! といってやるのがこの映画に対する最大の賛辞かもしれない。面白かった。ロックのもつ「否定」の力、存分に見せてもらいました。こういう分かりやすくて、ギャグがよく効いてる映画、たまに見るといいもんですな。英語が分かるとさらにウケル。7点(2004-06-04 22:29:34)

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