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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ストーカー(1979) 《ネタバレ》 他者を幸福に導く事を自らの幸福であると信じているストーカー。自分の名誉や欲のために部屋を目指す作家。人類の幸福の為であると言い部屋を壊そうとする物理学者。いずれも大義名文を掲げているが欲望に支配されている。 部屋への旅の道中、理系と文系のインテリが人生について机上の空論を交わす。誰が先に行くか、どうやって部屋に行くか、3人の男が四苦八苦している中、なんの障害も感じていないかのように、犬(=本能、純粋性の象徴?)がスイスイと部屋へと進んでいく。 3人はようやく部屋の前までたどり着くが、誰も部屋に入れず自分の本当の姿(欲望)と向き合う事ができない。そして帰路につきバーへと戻る。 ストーカーの妻はどの男よりも地に足の着いた現実に即した、たくましい言葉を言い放ち、ストーカーはただ現実に絶望する。 そして今まで呪われた子と言われた、言葉を語らず足の不自由な娘が、人間の手には及ばない力を発揮する。人間の力を超え、何も語らず瞳を向けるその姿は、神のようにもみえた。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-16 03:20:48)《改行有》 2. スケアクロウ 《ネタバレ》 精神的に追い詰められたときにこそ本性が表れるのだとしたら、喧嘩で強制労働を余儀なくさせられライオンとの接触を一切拒んだマックス、子供は死んていてそれは自分のせいだと責められ精神を病んだライオン。相手の本性を見た後だからこその最後に、二人はやっと互いのことを理解し認め合えたのかと思いました。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-08 23:13:56)
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