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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. スター・トレック/BEYOND 《ネタバレ》 前2作に比べると、全体的に落ち着き無くガチャガチャしてるという印象でした。 戦闘シーンは、もう少しじっくり一人一人の奮闘振りを見せても良いのにと思いました。 敵も味方も目まぐるしく動き過ぎて、映画じゃなくてゲームの画面を見てるようでした。 他には、カークの船を降りたいという悩みや葛藤が描き足りなかったのと、 ウフーラがあのビデオで何故クラールがわかったのか説明不足なのと、 また復讐の話だし、その動機も弱いというのが不満な点です。 良かったのは、スコットとマッコイの掛け合いが楽しかったこと、 レギュラーメンバーがしっかりクルーとして馴染んできて、カークも貫禄が出てきたこと。 そして一番は、ヨークタウンがとても綺麗だったことでした。 こればかりは映画館で3Dで見たかったと思いました。[インターネット(字幕)] 6点(2020-07-24 14:55:57)《改行有》 2. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 前作が酷過ぎたので見るのをためらってたけど、 やはり壮大なスターウォーズの物語の最後を見届けねばと見に行きました。 結果、EP8でぶっ壊された世界観から、頑張って軌道修正してまとめ上げたなと思ったので見て良かったです。 レイの出自については、無理やりの後付け感があるし、スカイウォーカー家の物語だったはずだけど、 もう血筋じゃなくて絆なんだよねってことになるのはどうかと思うけど、 フォースやジェダイの神話性は壊されてるので仕方ないですね。 何でもありでこの先またこのコンテンツが使われるのでしょう。 レイ役のデイジーはとても意志の強い女性にぴったりな面構えと目力で適役だと思います。 でも、新キャストで魅力的なのはレイだけ。 他は全然共感も親しみもわかないまま終わりました。 キャスティングもキャラ付けも残念。 文句はいろいろあっても、いずれまた見たいと思うくらいには楽しめました。[映画館(字幕)] 7点(2020-07-07 16:57:46)《改行有》 3. ズートピア 《ネタバレ》 最近のディズニーは、夢と希望のファンタジーではなく、綺麗な映像と魅力的なキャラクターでカモフラージュして、シビアな現実を突きつけるような作品が多いような気がします。 これも、動物たちの理想郷といいながら、実際は性別や人種、身体的特徴などの差別・偏見を描いています。 それに負けずに活躍するウサギのジュディとキツネのニック。 ハッピーエンドはお約束としても、差別の描写は結構エグイです。 だから子供向けではないと言われてるけど、実際は私が行った日は、私を含む3,4人以外は子供連れのファミリーでした。 小さい子達は、そんな深い内容なんて関係なく、ただ人間のような動物たちと綺麗な色彩の画面と歌が見れたらいいので、話の意味がわかるのは大きくなってからでいいんです。 ただ、子どもたちがこの映画を楽しめたのかどうかは聞いて見ないとわからないと思いました。 ウサギ初の警官となったジュディは、もちろん女性や非力な者への差別の象徴。 キツネは黒人を代表として有色人種への差別。 そういう差別の対象の二人が活躍するんだからいいけど、黒幕がヒツジの副市長だったのは、ちょっとありがちでした。 そして、自分が信じる世界のために1割の肉食動物を駆逐するとか、これは宗教とか政治の象徴で、テロ組織の発想ですね。 見て損はなかったし映画館で見て良かったと思うけど「絶対見たほうがいい!」という映画ではないと思います。[映画館(吹替)] 7点(2016-08-21 18:21:32)(良:1票) 《改行有》 4. 推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 エドガー・アラン・ポーの死因が謎なので、ポーの死ぬ前の行動や死の理由を無理やり作った感じの作品です。 「無理やり」と感じるほど、ポーの死ぬ理由に説得力がありません。 毒飲んだからって犯人が恋人の場所教えるとは限らないし、犯人の名前を誰にも告げずに公園へ行くのも変。 あそこで紳士に声をかけられなかったら犯人野放しのままでしょう。 犯人探し部分はちょっとスリルありましたが、結局どんどん人が残酷に殺されるし、犯人はしょぼいし、見終わってみれば大したことないな、という印象です。 フィールズ刑事役の人がカッコ良かった。彼が主役でいいです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-06 17:32:04)《改行有》
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