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プロフィール |
コメント数 |
913 |
性別 |
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自己紹介 |
ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。 「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。 映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。 目指せ1000本! |
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1. スター・ウォーズ
『スター・ウォーズ』以前と以後で、映画史が大きく変わったと言っても過言ではないし、仮に本作でコケても一本の作品として完結している。それだけ娯楽映画としての基礎はしっかりしていて、今日においても古さを全く感じさせない。シンプルだけど複雑さを敢えて見せないから奥が深い。"お子様ランチ"と揶揄されることはあれど、それだけ映画通ではない、あまり映画を見ない人からも絶大な支持がされている証拠である。流行に飛びつくミーハーたちが今日の映画を形作っている。せめて映画の世界だけでも夢を見てみたい、辛いことは現実だけで十分。大多数が娯楽目当てで見る以上、支持される本質がそこにあるのではないか。これがアカデミー賞で作品賞・監督賞を獲っていたら今後の映画史はさらに変わっていたはずである。[地上波(吹替)] 7点(2017-12-31 18:07:46)(良:1票)
2. ストーカー(1979)
《ネタバレ》 ハリウッドのSFとは対極の、いやこれはSFと呼ぶべきなのかと思うくらい、特殊効果も劇的な展開も排された"散歩映画"。なのに、隔絶された廃墟の生命を湛えたような超現実的さ、何か起こるかもしれない不穏な空気が、SFかもしれない矛盾性を孕んでいる。ゾーンしか居場所のない案内人、名声欲しさの作家、希望をちらつかせるゾーンの爆破を目論む教授。どの男も自分の正義を振りかざし、理屈を捏ね繰り回してるに過ぎない。結局、平行線をたどって部屋にも入らず戻ってきてしまうわけだが、ここぞってときの命欲しさや現状維持が勝ったのだろう。神聖な領域に踏み込むにはリスクを要し、こうして現実が続いてきた。対する案内人の妻の、地に足のついた台詞が印象に残る。大変だとは分かりつつも、完璧な男との単調な生活より欠点だらけの夫を受け入れた。それが活きることなのだと。タルコフスキーならではの、富と名声といった目先の奴隷にならない、当たり前の生活の大切さは今回もブレていない。[DVD(字幕)] 5点(2016-12-27 00:33:02)
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