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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 瀬戸内少年野球団 阿久悠の自伝がベースになっており、ストーリー的にそんなに盛り上がるわけではないが、戦後の混乱期に生きる大人・子供の葛藤はうまく表現されていたと思う。少年たちの演技のヘタさも返って自然な印象を受けた。撮影は淡路島ではなく、岡山の島で行われたようだが、この風景はどこまで残っているのだろうか?遺作となった美しすぎる夏目雅子の出番が少ないのが残念だが、この美しさを保存できたのは貴重。存命ならもう60近いとは。若くして亡くなる事の是非について考えさせられた。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-28 10:26:26)(良:1票) 2. セカンド・チャンス(1983) 《ネタバレ》 天使が時間を戻せるという能力があるので、ストーリーが何でもありありになってしまって見ていて緊迫感がない。(何が起きても驚かない)最後の強盗が悪魔だったというのはなかなか良いオチだと思うけど。5点(2004-04-05 22:59:21) 3. セント・エルモス・ファイアー 20年ぶりぐらいに再見。「大人とは、裏切られた青年の姿である。」に至るまでの通過儀礼なんでしょうけど、7人の青春群像を2時間弱で描くには無理があり、やはり内容が浅く感じる。先にTVの日本版(愛という名の下に)を見てしまっているせいか、どうしても比較してしまうのだが、イタサもTVの方が上だしよくできている。音楽はTVそっくりで懐かしかった。30年後、皆どうなっているんでしょうねえ。今思い返すと、若い頃は悩みながらも、転がりつつ、どうにか前には進んでたな。中年になってみると、日々の出来事にイチイチ悩むことも少なくなって、良くも悪くも安定・停滞してるというか。人生そんなものなのかなと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2004-01-14 03:45:39) 4. セーラー服と機関銃 薬師丸ひろ子が人気の頂点に上り詰めた作品。結構好きでした。本作品を知らない方も居るのでしょうか???その後彼女もいろいろありましたなあ。がんばって欲しいです。 <追記>数十年ぶりに再見。薬師丸ひろ子の稀有な存在感(当時は新しいタイプの女優の登場に、あたらしい時代の到来を感じた)が、相米慎二の独特なスタイルによって更に魅力を増すという相乗効果が生じている。元々映画女優(歌手ではない)として売り出しているので「アイドル映画」という批判には疑問(そんな事言ったら若手俳優の主演映画は全部アイドル映画になってしまう)があるし、赤川次郎にしてはヘビーなヤクザ映画のストーリーであるにも関わらず、体当たりの演技で堂々と主役をこなしている点も単なるアイドル映画とは一線を画している。本作で薬師丸ひろ子は確固たる地位を築いたわけだが、その後40年が経過しても、女優として第一線で活躍している事が、女優としての実力を証明していると言えるだろう。余談だが、現在放映中の朝ドラ「エール」では光石研と夫婦役を演じている事に本作からの因縁を感じる次第である。[CS・衛星(邦画)] 7点(2004-01-13 04:13:45)《改行有》
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