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プロフィール |
コメント数 |
15 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
好きな食べ物ベスト3
1カレー 2ハンバーグ 3ハンバーグカレー |
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1. ゼブラーマン
《ネタバレ》 ●猥雑さと洗練とゴージャスとチープさを渾然一体で描ける監督三池崇史。彼のこの独自の映画的文法はまた、ここ近年ますますエッジに磨きがかかってきたように思う。のっけからこの映画(作り物)の世界にグイグイ引きずり込まれました。●「やっばいぃ~…浅野さんに見せたい」このセリフがこの映画のすべてだ。このセリフには心の底から笑った。気持ちが痛いほどにわかった。その思いが本当に伝わってきた。主人公のこのピュアな気持ちに100%の同意で好感を持てた。●そうこのセリフを言わせたピュアな精神「真っ白な心」が作品中最後まで貫かれる。●最初はほんの眼と鼻の先にある“自販機”まで、屋根づたいでの大冒険。●そして最後は人々の願いとともに自らの姿を変え、空だって飛ばせる真っ白な心。そりゃ見てて泣くよ。感極まるよ。●たしかにあざとすぎるストーリーに、うがった気持ちが沸いて来ない訳ではない。そのあざとさがハナにつく人には苦痛以外の何物でもない展開をします。だが、この作品世界のまさしく真っ白すぎるその精神に乗ってしまったほうが心地イイ。●予想できる感想として「説明不足」という人達もいっぱいいそう。なぜ最後、真のゼブラーマンに変身できたのか?とか、人を助ける前に自分の家族だろうと言う人もいそうだし、家庭が守れなくてなんの正義だと言う人もいそう。●「信じれば夢は叶う」●信じるということは努力することと同義だ。●「ちょっとイイ男じゃない。おとーさんに似てるわね」と言った、それまで夫の存在を無視するかのような女房の言葉、息子のうなづきと笑顔に対しマスク越しで返す父親の熱い視線。●このシーンだけでこの家族が以後、本来の家族たらんとする姿が想像できまいか。Anything Goes!9点(2004-03-13 04:28:53)
2. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 とても美しい日本映画だと思う。また実に映画音楽らしい音楽を邦画で初めて意識できた作品だった。初見は18歳の頃だった。思い出の一本。世界中が狂気の最中、さらに捕虜収容所という特殊な環境下で出会った人々たち。戦争が終り立場も変わる。ハラが処刑されるまでの間、彼がしたことは英語の習得だった。処刑前夜、訪ねてきたローレンスと彼の母国語で語るハラ。涙が止まらなくなった。そしてラストシーン。この上ない笑顔は一瞬の輝き。このラストシーンでこの映画のすべてがひっくり返った。9点(2003-09-15 08:02:13)(良:1票)
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