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1. その土曜日、7時58分
理解し合っていたはずの人間関係、だが、描かれるのは結局瓦解する中でのみ他人の気持ちを汲み取れるようになるという悲劇性である。
象徴的だったのがジーナが実家に帰ると言ってから玄関でのやりとり、浮気を知らないアンディ、アンディと父とのやり取りを知らないジーナ、会話の終わりは最後に発せられるあまりの直接的な「少しお金ちょうだい」。すべての根本がここにある。質問の前に既に財布をだそうとしているアンディとジーナの関係性の描き方も見事。砂利をコーヒーテーブルに撒くまでのこのシークェンスは見事としか言いようがない。
全体を覆う誤解と理解の組み合わせによる悲劇。劇場鑑賞以来の再見だが人間の弱さを徹底して描いた傑作である[ブルーレイ(字幕)] 9点(2011-08-14 10:26:54)《改行有》
2. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 最後まで淡々と進行するので、自分には、古典的な「クラブ」的なものと、社会性のないザッカーバーグの単純な対立を描いただけの凡作に見えてしまった。[映画館(字幕)] 6点(2011-02-19 13:44:33)
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