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プロフィール
コメント数 1376
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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評価順12
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1.  ゾンビランド:ダブルタップ 《ネタバレ》 前作から10年後の続編。それから更に5年経ってやっと鑑賞。遅れ馳せながらのレビューです。と言っても既に皆さんに書き尽くされている感が無きにしも非ずですね。なので出来るだけシンプルに。 兎にも角にも楽しかったです。ゾンビものの宿命と言いますか、仮令死んでいようとも人型の動く者を殺しまくる(否、既に死んでいるから損壊しまくる?)のですから、罪と言えば罪ですし不道徳極まりないと言えば返す言葉もないところですが、それでも面白い。進化型ゾンビなんて言うけれど、本シリーズ外の先行作品で登場済のものを紹介しているだけ。それでも面白い。前作同様小ネタの連発が愉快ですし、ビル・マーレイ御大がまさかの再登場で「ガーフィールド3」に出演してるかの如くのインタビューに答えつつエンドクレジットの大切さを教えてくれてたりして。(当たり前かも知れませんが絶対席を立たない主義です) 個人的に一番ハマったのは、ネバダ姉さんがビッグフットでバビロニアに乗り込んできて片っ端からゾンビを轢きまくるところ。これはゾンビ映画史上に残る短時間単独大量ゾンビ処理数じゃね?ってぐらい爽快にグロかったです。 皆さんのおっしゃる通り、レギュラー4人のうち男子メンバーは10年経っても不変ってスゴイですね。女子は…それは言いっこなしってことで。ともあれ、再び10年後(今や5年後ですが)、新メンバーを加えての「3」実現を夢見て前作同様8点献上します。(今のところ予定は聞きませんが…)[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-19 17:29:45)《改行有》

2.  ゾンビの中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 街に、いや世界中にゾンビが急増殖し(ちなみにこの作品の場合、正確にはゾンビではなくて感染して狂暴化した患者ですね)、街はおろか自宅からも全く出ることが出来なくなってしまうというソリッドシチュエーションゾンビドラマはこれが初めてと言う訳ではありませんが、孤立してからのエピソードには様々工夫があって変化を楽しめました。 倦怠期にある夫婦が、突然生命の危機に直面する中で互いのことを見つめ直し再び愛を確かめ合うという、ラブストーリーを核としたヒューマンドラマかと思いきや、真面目一方と思っていた奥さんが麻薬やら武器やらを横領して隠し持っていて、しかも躊躇うことなくそれを慣れた手つきで使用したり、押しかけて来た隣人夫婦を、常軌を逸した対応の果てに殺してしまっても動揺ひとつせず冷静に死体を処分したりと、前半はブラックコメディ系作品の匂いがプンプンと漂います。 ところが後半に向けて自然な流れの中でシリアスになって行き、前半では、いくら何でも人間そんな急には変わらないし、極限状態のなり始めだからっていきなりそれはないでしょ的だったことも、後半では、この状況ならこうなっちゃうよね、みたいに受け入れてしまいました。強盗を躊躇うことなく殺害するシーンなんかは拍手喝采。通常の作品ならば主人公は躊躇いますよね。でもって躊躇ってるうちに逆襲されちゃうとか。そんな回り道をしない決断力に清々しささえ感じます。 そして極めつけはラスト。倦怠期をクリアして愛を確かめ合った二人ですもの、そりゃあ同じ道を歩みますよ。現実だったら、自分だったら、それは無理!と思わないこともないけれど、やっぱりこのラストで納得です。 その結末に敬意を表しての8点献上です。 ちなみに、感染者が群がる雰囲気の原題より、ちょっとノリは軽くてもストレートにテーマに沿った邦題がしっくり来ます。[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-05 21:10:55)(良:1票) 《改行有》

3.  ソラニン 《ネタバレ》 日本映画は必要以上に大作を狙わず、やっぱりこういう感じの、観る者すべてではないけれど、必ず誰かの心に届くような作品が魅力なんじゃないかなぁ、そんなことを再認識。 ベタでいいじゃないですか。そこを期待して観る人だっているんですから。お約束と予定調和の嵐のような作品だけれど、だからこそいいんですよね、こういう作品。 原作は未読なので、この作品の本質は理解出来ていないかも知れないけれど、好きだな。 そして、宮崎あおいの歌声。この発声はいいです。話し声と同じ質感で歌う歌手は多々いますけれど、そこに通じるナチュラルな声がツボでした。 ちょっと甘目の8点献上です。[DVD(邦画)] 8点(2011-12-24 20:39:33)《改行有》

4.  ゾンビランド 《ネタバレ》 期待どおりの、と言うより、期待以上の面白さでした。 今までゾンビ系コメディの頂点は「ショーン・オブ・ザ・デッド」だったのですが、あちらが英国流コメディなのに対し、こちらは徹底的にアメリカンテイスト。なかなか派手にキモおかしいです。この汚らしさや残酷さを強調することで逆に笑いに繋げてしまう手法は結構好み。そのくせ随所に洒落た演出や小ネタを散りばめてあったりして、作りは意外なほど細かい。ビル・マーレイも良かったな。 直前に元祖ロメロ監督最新作を観た後なので、元祖の描く世界観というかテーマとのギャップも楽しめ、2倍楽しいひとときでした。 ま、観る者を選ぶ作品ですけどね。[DVD(字幕)] 8点(2011-04-10 02:26:55)(良:2票) 《改行有》

5.  ゾンビ・リミット 《ネタバレ》 冒頭いきなりのゾンビカットで始まるものの、物語としてはヒューマンストーリー感がかなり強いですね。 医師としての倫理に背を向けてでも夫のために貴重な治療薬を不法に確保してしまう妻。偶発的かつ正当防衛による射殺でありながら秘密の暴露を避けるために警察を呼ばず死体を遺棄してしまう妻。妻に一目会いたいがために自らを拘束し死への恐怖を必死に耐える夫。親友のために彼の妻が必死に集めた貴重な薬剤を自らの妻の命を守らんとして奪う夫、等々。いずれも、常軌を逸した混乱の中で愛する人のために選んでしまう究極の選択。 そのあたりの心の移ろいはそれほど丁寧には描かれていないものの、八方塞がりの劣悪な状況に必死に立ち向かおうとしている人間の強さと弱さはしっかりと表現されていて、思いがけず出逢った佳作でした。 それだけに、復讐に燃える身重の妻のラストシーンが必要なのかどうか?少なからず疑問に思え、その分マイナス1点です。[インターネット(字幕)] 7点(2023-07-06 21:33:21)《改行有》

6.  ゾンビーワールドへようこそ 《ネタバレ》 ひさびさにゾンビ系のコメディを鑑賞。正直なところ、観る前の予想に反して大いに楽しめましたし、さり気ない小ネタも含めてツボにハマって大笑いしてしまいました。 冒頭シーンはどう考えても某有名作品の研究所を思わせる白基調の色彩、それにBGMのリズムやアレンジも大いにパロディ。いきなり掴みはOKの雰囲気にこれはやってくれそうな予感。 案の定、次から次へとノンストップで繰り出されるネタの数々は、予測可能なものが多めにも関わらずドハマりするばかりでした。しかも、青春友情モノ的要素をしっかりと盛り込んでいるところが良いですね。意外と言っては失礼かも知れませんが、思わぬ佳作に出逢えました。 ただし、タイトルや宣伝文句で予告されている程には3人がボーイスカウトで培って来た技術が生かされる場面は少なめで、その部分では少々消化不良かも。監獄脱出シーン以外の絶体絶命の場面でも、適度にマニアックなボーイスカウトネタを持って来て欲しかったです。 それから、冒頭の清掃員、スカウトの隊長、そしてカーターみたいなキャラは、この手のアメリカンコメディには付きものだし、なくてはならない登場人物と分かってはいても、個人的には少々ウザいと思ってしまいます。早々に死亡フラグが掲げられて退場する2人はともかくとして、カーターには困りました。ただし、爆乳ゾンビの胸を触らずにいられない場面あたりからは憎めない感が出て来て、最終的には感情移入しちゃいましたが。あれ?じゃあ3人ともOKということか…。 何はともあれ、この作品はどちらかと言うとゾンビ映画好きが集まって、あーでもないこーでもないと仲間とワイワイ騒ぎながら観るのに向いてる作品かな。つまりは観る人が観ると大ウケするけれど、人によってはダメ出しの嵐という観る人を大いに選ぶ作品ですね。そんな私は大いにハマったので7点献上します。[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-06 11:42:57)(良:2票) 《改行有》

7.  ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ 《ネタバレ》 皆さんのご意見のとおり、怪しげな邦題からは想像出来ないような佳作ゾンビ映画ですね。「28日後」を髣髴させる全力疾走する狂暴ゾンビは造形も素晴らしく、「マッドマックス」的デザインのピックアップトラックはカッコいい!グロ描写の特殊効果もリアリティに溢れてますね。ゾンビの身体から発せられるガスがエネルギー源として活用可能だとか、感染しない血液型の人間にゾンビの血液を注入すると亜種となってゾンビをコントロール出来るとか、かつてないアイディアも盛り込まれています。そして、肝心のストーリーは、きっちり人間ドラマを挿し込みつつも、ちょっと省略し過ぎなぐらいに短い尺の中で纏められていて、ゾンビの動きと同様にスピーディに展開していくところに好感が持てます。マッドサイエンティストのいかれっぷりを始め、何気にコメディ的要素まで盛り込まれていてバラエティに富んだ仕上がりです。ある程度ゾンビ映画を観慣れた観客に向けた意欲作と受け止めました。初心者向きではないですね。 ちなみに、まるでパロディ作品かと思われてしまうような無理やり感溢れる邦題よりも、私的には初見の単語でしたが、原題直訳の方がいいのではないでしょうか?「苦い経験」とか?それじゃますます意味不明かな?(笑)[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-26 01:15:13)《改行有》

8.  ソルト 《ネタバレ》 良くも悪くもアンジー万歳作品。スパイ映画としてのストーリー仕立てや連続するどんでん返しは、適度に緊張感を伴って目が離せません。少なからず強引ではあるけれど、そこはそれ娯楽作品と割り切ってしまえば及第点。ただし、アクションにはちょっと無理があったかな?全力疾走するシーンが複数出て来るけれど、アンジーいまいち走りに切れがなく、銃を構える上半身は絞り込み過ぎていて迫力不足の感は否めず。 ま、尺の長さも程よく、シッカリと娯楽作品を楽しむのなら十分過ぎるぐらい濃密な作品であることは間違いないので、迷った挙句に7点献上。[地上波(吹替)] 7点(2013-11-04 23:01:10)《改行有》

9.  ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春 《ネタバレ》 「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ゾンビーノ」とは一味違ったゾンビコメディ。単純に楽しいです。正統派ゾンビ映画ファンには物足りない、というか気に入らないかもしれませんが、意外と爽やかに楽しい一本です。「コリン」との比較もありかも。こういうのもありかな?[DVD(字幕)] 7点(2013-03-30 20:58:12)(良:1票)

10.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 なんたって原題は「JCVD」ですからん、そりゃもうヴァンダム一色! でも、なんだか情けないオヤジになってるぞ。どうしたヴァンダム!テレビ東京推奨?のヴァンダミング・アクションはどうした!そんな強盗一気に蹴散らせ!と、とにかく自然とエールを送りたくなります。 途中出て来るタバコを落とす蹴りと、最後に強盗にくれてやる蹴りはやっぱり流石のキレ。寂しげだけど、なんかカッコいいな、ヴァンダム。 単なるセルフパロディじゃなく、演出的にも一工夫凝らし、十分楽しめる作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2010-03-14 01:49:06)《改行有》

11.  ゾンビ・ソルジャー 《ネタバレ》 なかなか面白いです。だけどこれってゾンビかなぁ… 異次元空間で不老不死になったって感じ?それとも、物理現象を起こしてるけれど、幽霊のような気もするし。 ま、どっちにせよアイディアはいいと思います。おどろおどろしい雰囲気もいいです。救いようのないエンディングも良し。 B級の中にも、時々こういう収穫があるんですよね。やっぱいいな、B級作品巡り♪[DVD(字幕)] 7点(2009-04-13 00:38:33)《改行有》

12.  ゾンビーノ 《ネタバレ》 最近作られているゾンビ系作品の殆どがダメダメなのに、これは出色の出来と言っていいのでは? 基本的に、人間の身勝手さ、醜さを「ゾンビ」(=「弱者」?)との関係性を通じて批判した社会派作品と言えばいいのでしょうか?そのテーマは、「猿の惑星」や「地球最後の男」に相通じるのではないかと思える訳です。 異質なものは恐怖の源であって、人間は大昔からその恐怖を排除することに必死になって来たわけで、しかしながら、異質なものから見ればこちら側も異質なわけです。 その境界を越えた「愛」が全てを救うなどと言う気持ち悪い台詞は言いたくありませんけれど、少なくとも「理解」や「受容」を忘れることは自らの正当性をも危うくさせるということなのでしょうかね?[DVD(字幕)] 7点(2009-01-01 20:33:25)《改行有》

13.  ゾディアック(2007) 長かった~!こりゃ長いですね。でも、飽きることなく観ることが出来ました。演出の妙というか、派手なアクションもなければ、饒舌な謎解きもない。しかも、現実の事件はほぼ迷宮入りの状態。だから、どうしても完結する訳のない話。その素材で良くぞここまで惹きつけてくれたもんです。この監督、やっぱり相当な力量の監督ですね。ただ、それにしても長いな~。。。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-27 00:45:39)

14.  SAW.ZERO 邦題で損してますね~。何を考えて「SAW ZERO」なんでしょうか?全くもって意味不明。と言うより意味がない。 ただし、そのことを忘れてしまえば結構面白い。随所に他の作品の強い影響が見受けられるけれど、なかなか良く出来た内容。テンポも悪くないし、映像として美しいというのもある。そんなこんなで私には酷評できません。実際面白かったし…。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-22 00:16:33)《改行有》

15.  ソウ2 表現のグロさの必然性については疑問が残るものの、ストーリー自体は十分に練り込まれていて見応えありますね。登場人物が感情移入しがたいキャラばかりってのも、おそらくは確信犯的なのではないかと。前作同様に用意されたどんでん返しも、十分機能していると思います。ただ、残念ながらアイディアそのものはそれほど斬新とも思えず、仮令「そんなのありかよ!」と突っ込まれても、前作並みの力技が欲しかったような…。それと、なによりこれって続編として作る必要があったのだろうか?単独の作品として作れば、もっと設定の幅が増えて新味が出せたとも思え、その分グロさが倍増してしまったかのような出来栄えは減点要因です。[DVD(字幕)] 7点(2006-03-31 01:40:07)

16.  スナイパー/狙撃者<TVM> 流石に映像的な古さは否めませんが、最新の技術を駆使して作られた2002年の作品と比較しても決してひけは取りません。むしろ、重厚なスパイアクションという感じで好感が持てます。「ミッション・インポシブル」にも言えることですが、巨額の予算を投入した作品は確かに面白いです。派手です。カッコいいです。でも、地味にストーリーで惹きつけていくというのも魅力あるもの。渋い!大人のドラマって感じですかね?この作品も、TVドラマとは思えない出来栄えです。私は2002年作品よりも、こちらの作品に軍配を上げたいですね。7点(2005-02-24 23:48:43)

17.  ゾンビボーダーランド めざせ!アンデッドのいない国境地帯へ 《ネタバレ》 欧米や本邦とはひと味もふた味違ったゾンビ作品。さりとて、それは違和感というよりも何ともホンワカとした和やかさを感じさせてくれるもので、コメディ仕立てだからということもあるのですが、それだけではない魅力を感じます。 ソンビウィルスの蔓延が化学兵器的な人為的なもので、宇宙ステーションから地上に指示を出し、ひとつの国を滅ぼして飲料水の利権を獲得する特権階級の存在、というのはゾンビ映画としては結構斬新なアイディアですね。まぁ最終的には「人間爆弾」という恐ろしい兵器でゾンビもろとも未感染者まで滅ぼしてしまう訳で、ゾンビウィルスの恐怖は何処へやらの狂暴さですが。 そして、近未来のクロアチアが殆ど崩壊しながらも世界一の水「クロアチア水」で何とか経済を維持しているというのは何とも自虐的とでも言いましょうか。そして、セルビア人との掛け合いは、ここまで言っちゃっていいの?と心配になるぐらいで、でも合作だから良いのかな?最早対立を超えて超仲良しみたいな感じ。とは言え、現実の歴史や現状に疎い私としてはヒヤヒヤものでした。更には、セルビア人はゾンビウィルスに感染しない設定で、その血液と酒で作った特効薬によって今度は新セルビア人誕生でクロアチア人を滅ぼそうとするとか結構滅茶苦茶な展開ですね。 ラスト。命からがら生き残ったモティカとフランカは、セルビア人側の収容施設で知り合った少年とともに安住の地を目指す訳ですが、大量虐殺の後だというのになんともお気楽なハッピーエンド?それとも、エンドロール後のカットに意味があるとしたら生き残りの新セルビア人が居るという意味で、だとしたら苦難は続くということでしょうか?原題の「クロアチア最後のセルビア人」というのは、単に生き残ったモティカのことなのか、それとも…彼の地の人々にとっては解り易い回答があるのかも知れません。 ハチャメチャさの裏に強烈なブラックユーモアを感じる異色作に6点献上します。[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-31 13:09:15)《改行有》

18.  象のなみだ 《ネタバレ》 冒頭のラブホテルシーンだけ観てしまうとポルノ寄りの作品かと思ってしまうところですが、未熟なカップルが自らの内面を見つめつつ二人の関係を見つめ直し、(少なくとも女子の方は)やがては相手のことも見つめ直すというラブストーリーと受け止めました。ショートフィルムならではの展開ですね。 ラストシーン、彼女の瞳に映ったのは何だったのか?ベッドで語った思い出話のように、象の前に佇む彼氏だったのか?それとも象の瞳に吸い寄せられ、吸い込まれて行く自分の背中を見ていたのか?そして、その先に待ち受けているのはハッピーエンドなのか、それとも別れなのか?狼狽え泣き崩れるばかりの男に情けなさと怒りを感じつつも、エンディングではどこかこの二人の行く末に対して晴れやかな気持ちを抱きました。[インターネット(字幕)] 6点(2022-10-27 11:45:14)《改行有》

19.  ゾンビリアン 《ネタバレ》 何という邦題!ネタバレです。ま、原題は面白くも何ともないから、邦題の方がマシかもしれないけど…。 ゾンビは感染しない!実は…というアイディアは、斬新なようでいて、実はいくつかの先行作品の寄せ集めをゾンビとしてまとめ直したって感じなんですけど、これが意外と楽しめました。 全体的な雰囲気と言うか色調は、元祖ロメロ作品へのオマージュ?って思えなくもなく、考えようによっちゃなかなか深いテーマと言えなくもない。かなりの深読みになりますけどね。妙なところでコメディタッチだったり、意外性もあったりして。ゾンビと戦うカットを、俳優さんに固定して前からハンディカメラで撮るってのも面白い。監督、やってみたかったんだな、きっと。編集も結構丁寧と思います。 数あるゾンビ系トンデモ作品の中では、私としては高評価かな?超B級ですけどね。[DVD(字幕)] 6点(2009-06-13 20:41:22)《改行有》

20.  ゾンビ津波 《ネタバレ》 津波に乗って、てか巻き込まれてゾンビが浜に押し寄せるというのはなかなかのインパクト。邦題もトンデモ感がありながらもマッチしてますね。ゾンビの常識となっている「頭を撃てば無力化」が否定され、電気ショックで無力化というのもオリジナリティを感じます。 が、そこまで。全体の流れは怪物系ホラーのお決まりパターン。幸せ感に満ちた登場人物がいきなり犠牲になり、平穏な世の中が一気に地獄化。主人公は仲間を失いながらも決定的な対応策を見つけてバケモノ退治。沢山犠牲が出たにも拘らず、生き残った主人公たちは何事もなかったかの如く幸せそうな笑顔に包まれる。てな感じ。実にオーソドックスな展開ですね。 ですが細部はかなり雑。あんな小さな沈没船のどこにあれだけ大量のゾンビが居たの?浜におびき寄せて電気ショックで退治するにしても、島中に散らばったゾンビがあれっぱかしで全部の訳ないし。あの爆薬の量からすると、島の形が変わるくらいの威力じゃん?海に飛び込んだ女の子が無事の訳ないし。そして、総じてゾンビの量的表現がバラバラで、もっと居るんじゃね?と感じてしまいます。 ゾンビ映画は余程のことがない限りそこそこ楽しめてしまうもの。嫌いじゃない限り。なので決してつまらなくはないのだけれど、物足りなさに包まれたまま終わってしまうのは何だかなぁ。「シャークネード」よ今一度!との思いがつのるばかり。[インターネット(字幕)] 5点(2022-02-02 21:24:25)《改行有》

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