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1. それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ
《ネタバレ》 かねてよりアンパンマンの主題歌には、生命の根源的な問いがストレートに表現されており、やなせたかしという人物が気になっていたのだが、先日ポッドキャストのコテンラジオで特集を組んでいて、この映画が紹介されていたので視聴。
何のために生まれてきたのか。君は何に幸福を感じるのか。人生とはそれを見つける醍醐味を味わう果てしない旅であり、その主題を独特の表現で表したのがこの作品ではないだろうか。
ドーリイが、この世に生を受けた喜びを単純に「何をしても楽しい!」と表現していた場面は、弟を戦争でなくし自らもいやというほど戦争の残酷さを味わった作者だからこそ言える生きていることそのものへの讃歌であろう。
無邪気でもよい、稚拙でもよい。ドーリイがわがままであっても、最後には利他の精神を勝ち取り、失った生命をも再獲得する結末が、そのままやなせの哲学である。手のひらを太陽に![インターネット(邦画)] 8点(2024-04-11 22:20:13)《改行有》
2. ソウ
《ネタバレ》 痛いの苦手なんだが、結局見ちゃうんだな・・・
でも、そんなにグロではなかった。
自分なら、毒を注射されても、他人を殺す気にはなれないと思う。そう信じたい。[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-05 00:59:47)《改行有》
3. 早春(1956)
《ネタバレ》 現代的価値観から言えば、酔っぱらいの友人を家に連れ帰ってきたり、無断外泊、不倫、と、とんでもない亭主というところだろうが、戦後すぐという時代背景もあり、銃弾をかいくぐってきた男にして、多少のやんちゃもありかな、とも思わせる。
月並ではあるが、平和のありがたさ、健康のありがたさ、そして家族のありがたさを思った。
最後に、どんな手紙を書いたのか気になるところ。もちろんそこを語らないのが粋なのだが。[地上波(邦画)] 6点(2020-01-03 19:27:37)《改行有》
4. ソイレント・グリーン
《ネタバレ》 今よりちょっと未来のお話。
しかしいろんなものが古臭い。テレビはボタンだしゲーム機はでかいしアサルトライフルがM16だし・・・
未来に発明されるものを予測するのはとてもむずかしいという事をしみじみ感じた。
野菜や牛肉があんなに高級な世界が来るとの予言はある意味あたっている。今現在でも、マグロやカニなどの高騰は深刻である。
安楽死の場所での映像はどれも自然の雄大さ、美しさを映し出していた。地球を大事に・・・
ところで、若い女性が「家具」として扱われているという突飛な発想は、現代であれば問題にされたかもしれない。[地上波(字幕)] 7点(2019-07-20 23:13:42)《改行有》
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