|
1. 運命の女(2002)
この映画はエロティック・サスペンスと銘打ってあるのだけど、確かにエロティックなんだけど、それよりも人間の、そして人間関係の描き方がうまいなと思った。どんなにうまくいっている夫婦の間にも落とし穴があること。普段普通に生活しているはずの人の心には少なからず「隙間」があること。引き返そうとしても、もう戻れない岐路が存在していること。エイドリアン監督はごく普通の夫婦を描き、そしてごく普通の夫婦の転落を描いた。さすがエイドリアン監督だ。だてにうさぎを茹でていたわけではない(「危険な情事」より)。[DVD(吹替)] 6点(2007-05-12 14:58:49)(笑:1票) (良:1票)
2. ヴェラ・ドレイク
《ネタバレ》 この時代、堕胎は合法ではなかったのだろうなー。堕胎するにはものすごくお金がかかる。スーザンはお金持ちの娘だったから医者で堕胎ができたのだろう。その他の女性たちは貧しさゆえヴェラの言う「助け」を必要とした。子宮の中に石鹸水を入れて流産を促すなんて、怖いな~~~。マイク・リーは生活に根ざした家族の姿を描くのがうまい。舞台がイギリスのせいかお茶やビスケットを嗜む習慣、地に足つけてきちんと仕事をする家族たち、映画を観にいったり散歩をしたりダンスをしたり…。重たいテーマの本作ですが、土台がしっかりしているせいか、穏やかに鑑賞することができた。[DVD(吹替)] 7点(2006-04-20 00:02:33)
0 | 1 | 1.28% |
|
1 | 1 | 1.28% |
|
2 | 1 | 1.28% |
|
3 | 3 | 3.85% |
|
4 | 2 | 2.56% |
|
5 | 10 | 12.82% |
|
6 | 16 | 20.51% |
|
7 | 17 | 21.79% |
|
8 | 10 | 12.82% |
|
9 | 14 | 17.95% |
|
10 | 3 | 3.85% |
|
|
|