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プロフィール |
コメント数 |
3241 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 21 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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61. ヴィタール
解剖というテーマからして、とても興味をひき、映画館に足を運んだ作品。期待が大きすぎた為か、大満足とまではいかなかった。でも、塚本晋也の創る世界を、堪能できる作品だと思う。私の大好きな、沖縄の「中城城」がロケ地との事前情報を入手し観にいったのだが、あまり「中城城」の壮大さが描かれておらず、その点も不満が残った[映画館(邦画)] 6点(2007-09-04 09:35:41)
62. ウエスタン
《ネタバレ》 10分から15分くらいの静かなオープニングであったが、これが最高だった。
いかにも西部劇っぽい場所の駅っぽいところで、ちょっと野蛮な感じのガンマン風の男3人が、何か待っている模様。
電車か?それとも他の何かか?
その3人のそれぞれの表情がアップで丁寧に捉えられていく。
そして静かに淡々と時間が進んでいく。
妙に静かだ。
怖いくらいに。
いかにも嵐の前の静けさという感じ。
何気なく観ていたのだが、いつの間にかこの緊張感に引きずりこまれていた。
その後、ある一人の男とそれらの男3人とのしびれる打ち合いがあるのだが、それはまあいいとして、このオープニング、傑作を予感させる素晴らしいものであった。
オープニングの後の展開は、少し趣が変わって、普通っぽい西部劇に。
しばらくして、クラウディア・カルディナーレが登場!
いやぁ、待ってましたぁ!という感じ。
何しろ、オープニングで濃い男達の顔を散々アップで見せられたので。
しかし、カルディナーレ、まだこの時点では胸ははだけておりません!
その後、期待通りに不自然なくらいに露出してくれるカルディナーレ。
それは嬉しいのだが、どうにもラブシーンがわざとらしい
豊満な胸を隠そうとするばかりに、姿勢がおかしいのだ。
まあ、そんなツッコミはいいとして、汚い男達(これがまた良いのだが)に混じって、このカルディナーレの可憐さと豪快さ。
やはりカルディナーレは素晴らしい女優さんだ。
さて、随所に男を唸らせるニクイ演出が沢山あった。
例えば、ラストシーンで、実は銃で撃たれていたのにやせ我慢しているジェイソン・ロバーズとか。
例えば、チャールズ・ブロンソンとヘンリー・フォンダとの最後の果し合いのシーンとか。
しかし私はもっと別の場所に意識が向いた。
それはヘンリー・フォンダが再三“ピュッ!”と痰の様なモノを吐くシーンだ。
これがまたしつこいのだ。
何度となく出てくる。
しかも妙に音が気持ち悪い。
男の渋さをかっこ良く描いた本作に対する感想で、こんなおちゃらけたシーンについて言及するのは、少しはばかれるが、とても気になった挿入シーンだったので率直に書いてみた。
あれは一体、ヘンリー・フォンダ演ずる男のキャラクター形成上、どれだけの役目を果たしているのだろうか?
甚だ疑問である。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 23:00:39)(良:2票) 《改行有》
63. 運命じゃない人
渋谷のユーロスペースにて、映画『運命じゃない人』を鑑賞した。
この映画、前知識ほとんど無しで観にいったんだけど、かなり楽しめた。
カテゴリは「ヒューマン」となっていたけど、サスペンスっぽい部分もあり、スリリングな展開も楽しかった。
「一つの場面を複数の視点から繰り返し映し出す」というのがこの作品の最大の魅力である。
そしてエンドロールが流れ・・・
「え?!これで終り・・・ははは。。むむ??何?え?おいおい!」
という感じに最後はなれるはず。
ネタバレ無しの代わりに、かなり分かりずらい作品紹介となってしまった。
だけど、ネタバレしてしまうと確実に面白さ8割減の映画だ。
久しぶりに観た「しっかりと楽しめる邦画」だった。
最後まで油断させない細かい作りは一見の価値アリ!
中古チケットショップで映画鑑賞券を購入。
価格は1330円だった。
「回数券」をバラ売りしたものらしい。
半額デーとかだと、安かったとしても館内が混雑しているので微妙だが、この1330円は価値のある1330円だった。[映画館(邦画)] 8点(2007-09-01 20:19:35)《改行有》
64. 浮き雲(1996)
アキ・カウリスマキ作品を観るのは、『10ミニッツ・オールダー』『過去のない男』『マッチ工場の少女』に次いで四作品目。
それらの作品と比較すると、「まあまあ」かなってところ。
カウリスマキ作品常連の、主人公を演じた女優、“カティ・オウティネン”の笑顔が見れたのも、なんか貴重なモノを見れた気がして有り難味があった。
何しろ、他の作品では笑顔がほとんど見れなかったので・・・
前半、正直、眠気に襲われた。
何度も巻き戻した。
後半は意外にも好転。
楽しめた。
アキ・カウリスマキ。
嫌いな監督ではないが、かといって他人に推奨できる監督って感じでもない。
とにかく地味~な作品が多いからだ。
だけど、どの作品にも“温か味”が感じられる。
だから見終わった後、悪い感じが残らない。
これは映画において結構、大事だと思う要素だ。
いくら楽しい映画でも、見終えた後に後味の悪さが残ったら、よろしくない。
そういう意味では、いい映画を創る監督さんだと思う。
アキ・カウリスマキ。
言ってみれば、“佳作”創りの名人と言えるのかもしれない。[DVD(字幕)] 5点(2007-08-31 00:04:18)《改行有》
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1 | 77 | 2.38% |
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2 | 134 | 4.13% |
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4 | 291 | 8.98% |
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5 | 638 | 19.69% |
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6 | 853 | 26.32% |
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7 | 696 | 21.47% |
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8 | 201 | 6.20% |
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9 | 47 | 1.45% |
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10 | 10 | 0.31% |
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