みんなのシネマレビュー |
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2. 宇宙からのメッセージ 当時、「愉しめるかい。こんな『スター・ウォーズ』にちゃっかりあやかりましょうナ映画、金返せよな!」って友達と怒って帰った記憶がありますが、 今にして思えば、見どころがないわけじゃあ有りません。元"ビジンダー"の志穂美の悦ちゃんとか、"地獄大使"潮健児へのオマージュか?成田三樹夫の皇帝役とか、それなりに愉しもうと思えば...ってことで、この点数の部屋は、なるせたろうの『もう一度観てみたいかな? あの懐かしのおバカ映画』のコーナーと認定させていただきます。1点(2003-02-01 16:01:25) 3. ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 《ネタバレ》 ウディ・アレンの自作自演では唯一好きな映画。「しかし、あんなへなちょこな精子じゃ、何億という他のライバルにゃあ打ち勝てないよなあ」、と思わせるところが特に可笑しい。 8点(2003-01-11 15:30:34) 4. 浮雲(1955) 『アデルの恋の物語』でも書きましたが、ダメな男をひたすら愛し続ける女の悲劇を描いた傑作がここにもありました!灼熱の太陽がふり注ぐインドシナから始まって、冷たい雨の降り注ぐ屋久島までの道程を「やるせなさ」の名匠・成瀬巳喜男があの小津安二郎もため息をつくほど見事な演出で描いています。10点(2003-01-11 14:44:54)(良:2票) 5. 雨月物語 《ネタバレ》 嗚呼、田中絹代や哀れ。いつも、彼女が落武者の槍に背中を突かれるところで胸がキュッと痛くなる。「だから、男の身勝手に女は死んでも苦労させられるのよ」と女房が観たら絶対!言われそうな逸品。 10点(2002-12-29 17:20:10) 6. 浮草 小津自身のサイレント時代の作品『浮草物語』の忠実なリメイク。土砂降りの雨の中で軒下を挟んで罵りあう有名なシーンもオリジナルに出てくるが、何と言っても違うのは、撮影が宮川一夫で、総天然色!そこら辺に置いてあるビールの空きビンまでもが艶やかなのだ。 8点(2002-12-27 17:42:17)(良:2票)
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