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プロフィール |
コメント数 |
196 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画を見てなにか感じたこと、考えたことを記録に残しておきたいときに、レビューを書いています。見た/見直した直後に書くようにしてます。 |
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1. 海街diary
《ネタバレ》 行定勲の「きょうのできごと a day on the planet」と同じで、ストーリーがなく、エピソードだけが散文的に散りばめられた映画。原作未読なので、たぶん原作ゆずりの造りなのだろうと想像するが、ただ6巻も7巻もあるマンガで積み重ねたエピソードからは人間が見えてくる場合はあっても、たかだか2時間の枠に収めたエピソードのなかで人間(しかも4人)を描こうというのは、いくらなんでも無理がある。だから、4人の発言・会話が薄っぺらい「キャラクターメモ」に沿ったものでしかないし、個別のエピソードもバラバラと存在しているだけで、トータルで何を言いたいのか、さっぱりわからない。いや、おそらくトータルで言いたいことなどなくて、ひとつのエピソードや発言・会話に共感することが重要なのかもしれないが、逆にエピソードや発言・会話にひとつも共感できない人がいたならば(そしてそういう人も多いと思う)、この映画の2時間は苦痛でしかない。意味ありげだが何の意味もない、そういう映画が今の日本では、カッコいいのかも知れないが、正直自分にはまったく理解できない。
ただ、4人の女優は良かった。とくにそれぞれの作品でキャラクターを変えることができている長澤まさみと、誰よりも自然な演技ができている夏帆がすばらしい。4人の演技を見るための映画。[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-01-04 18:03:26)《改行有》
2. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 初日で込み込み、なんだか知らんがピントが合っていない画面、そして前後でいびきかいて寝ているおっさんが・・・という劣悪な環境で見たのだが、その環境を忘れてなかなか楽しめた。すでに多く語られているとおり、ウォシャウスキー兄弟はマトリックスの世界観を踏襲し、人間の解放を謳いあげていたりするわけだが、改めて思うのは、自分を含めてこの映画を楽しんでしまうようなサブカルチャーずぶずぶのメディア耽溺人間が、じゃあ解放されて謳いあげる何かを持っているのかというと、必ずしもそうではないということをおそらく兄弟が気付いているということ。彼らがそれを揶揄しようとしているのか、あるいは本気で変えられると思っているのか分かりかねるところに、微妙な苛立ちを感じる映画でもある。[映画館(字幕)] 7点(2006-04-22 23:35:16)
3. ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
《ネタバレ》 わりあいにカッチリ作ってある伝記モノなので、多少間延びして、退屈ではあった。けれど「成功→挫折→立ち直り」というストーリーが丁寧に描かれていて、だからこそジョニーの弱さと心意気がじわじわと伝わってきたとも感じた。「Because you're mine, I walk the line」って、すごくいい歌詞だなぁ・・・。[映画館(字幕)] 6点(2006-04-01 18:16:59)
4. 宇宙戦争(2005)
「ジュラシック・パーク」の舞台が変わっただけ。ストーリーは皆無、トム・クルーズの演技もどうってことないけど、最後のシーンで見せる笑顔には意味があった。それを見るためだけの映画。[映画館(字幕)] 5点(2005-08-16 20:41:56)
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