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プロフィール |
コメント数 |
519 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
60代のおっさん
好きな言葉
期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)
人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)
座右の銘にするのはどっちだ |
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1. 雨月物語
《ネタバレ》 確かに美しい。しかも幻想的なシーンが、人間の心の欲望の醜さを不気味に表現している。最後に主人公が帰ってきて、妻子を探して、家の中から一旦外に出て、戻ってきた時に田中絹代が囲炉裏で鍋を火にかけていたのには驚いた。このシーンが長まわしだからすごい。男の心の弱さ、女の悲しさと執念深さが伝わってきた。あの京マチ子とばあやの次第に不気味になっていく様子もなかなかだ。ところで京マチ子は最後までお面付けてたけど、この頃の素顔はどんな感じだったんだろう?[CS・衛星(邦画)] 9点(2006-09-03 23:00:16)
2. 浮雲(1955)
あの戦争の敗戦によって、ほとんどの日本人が人生をリセットされたんでしょうね。上手く切り替えた人や逆に水を得た魚になった人だけじゃなかったのもわかります。ただ、それは一つのきっかけであって、原因とは言えないんだろうな。どんな時代にも自分の明日を描けない人はいますからね。とは言え、時代背景としては戦後の混乱期は設定にはぴったりですね。登場人物たちの表情が皆暗く、敗戦の負の部分を象徴するような映像が続くのが辛いですね。お互いを必要としているのに、一緒にいても満たされない辛さが伝わってくるなあ。その後、彼はどうしたんだろう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-20 12:58:27)
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