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1. ヴェニスの商人
《ネタバレ》 やっと日本で見られるようになりました。本当に待ちました。
戯曲は昔読みました。舞台も学生の頃見ました。これがコメディーというジャンルであること自体理解できない私ですから、改宗やキリスト教徒の慈悲については語りません。
アクの強い役なら文句なしのアル・パティーノですが、熱演と言うより少々空回り気味。逆にぐっと抑えた演技のジェレミー・アイアンズが印象的でした。裁判シーンは結果を知っているにもかかわらず、緊張感をもって見られました。
アントーニオとバッサーニオの関係ってこういうことですか?(解説にあるような父子的ではないです。)
裁判に間に合ったバッサーニオを見つけた時のアントーニオの一瞬の表情いいです。
今回思ったのですがシェークスピア劇は動より静の役づくりの方が難しい?
ということでジェレミー・アイアンズ見たさにもう一度映画館に行きます。DVDも買います。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-03 23:21:33)《改行有》
2. 浮気なシナリオ
元は舞台用に書かれたものらしい。映画になると少々違和感があるのもしかたないか。
ジェレミー・アイアンズとアンソニー・ホプキンスの共演とはなんとも贅沢、二人とも役を楽しそうに演じているのがいい。
ジェレミー・アイアンズはほぼ同時期の”ミッション””運命の逆転”と同じ人とは思えない。さすがは技能派名優。まだ、たばこで痛んでいないテノールボイスも聞けます。ラストのメリーウィドウに虜です。
それにしても、この邦題はいけません。当時の関係者のセンスに疑問。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-01 19:07:08)《改行有》
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