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1. ウォー・ゲーム(1983)
《ネタバレ》 エライことになっちまった。
核戦争はいつだって起こり得る、水際の人間たちのこの計り知れない緊張感。誰がスパイかわからない不信感。そして緊張に押し潰されそうなラストのやりとりに不気味なAIジョシュアとの攻防にドキドキです。
ラストの○×ゲームの展開でこれがサマーウォーズの元ネタと気づいた頃にはこの作品の圧倒的な緊迫感に丸め込まれていました。ヒェーッ!
にしても冴えない主人公に対してジェニファーの絶対的な天使っぷりはなんなんでしょうね。ヤバイですよありゃ。フォルケン博士ことジョン・ウッドの不思議な存在感も凄いですね。
それに80年代なゲームセンターに音響カプラとたまらないアイテムの数々も嬉しかったです。
僕が子供の頃に気づいた頃には終わっていた冷戦の張り詰めた雰囲気をこれでもかと味わえる一本でした。怖い![DVD(字幕)] 6点(2017-11-08 09:03:14)《改行有》
2. ヴィデオドローム
《ネタバレ》 奴こそ新人類ビデオ人間!俺はビデオデッキだぜ!サムライドリーム!!!
う〜んシュールで独特な世界。結局洗脳された男が復讐するまでという内容なんだろうけれど、ストーリーはよくわからず。
でもビジュアル的には銃と手が一体化したり、テレビに鞭を打ったりとシュールながら特撮が面白かったです。
にしてもコンピューターではなく視覚オンリーであるビデオ(しかもβ!)という着眼点や、そしてデジタルと肉体の一体化というところになにかSF的なものを感じますね。
ただ僕にはちょっとよくわからないオチでした。[インターネット(字幕)] 5点(2017-07-01 18:24:12)《改行有》
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