みんなのシネマレビュー |
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41. ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 ○12年ぶりのシリーズということでやはり期待するところは原点回帰なのだが、1作目から時がたったというのを感じさせるいわゆる最近のアクション映画といった印象。○ジョン・マクレーンはそのままの印象だが、もう少し知的なシーンもほしかった。○悪役こそ大したことないが、アクション映画としては及第点。[映画館(字幕)] 7点(2012-09-30 15:47:03) 42. ターミネーター4 《ネタバレ》 ○期待こそしていなかったが、結構退屈する作品だったな。○前作までの追われる恐怖がほぼなく、1作目に至るまでのお話。オマージュも見受けられる。○説明的展開が多く、終盤などオマージュ任せのアクションシーン。作風からして新路線なのだが、斬新さも特にない。アクション、キャストと最高だった「1」「2」を超えるのはまず無理だろう。[DVD(字幕)] 3点(2012-08-22 23:40:17) 43. ダーティハリー4 《ネタバレ》 ○シリーズ初で最後のイーストウッド監督作。恐怖のメロディから始まる彼の監督作品から考えても衝撃的なラスト。○ストーリーやアクション自体はいまいちだが、終盤、夜の遊園地に現れるイーストウッドはカッコよかったね。○こうなると最終作も観たい。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-07-18 20:08:39) 44. TAXi 《ネタバレ》 ○フランス人の陽気さが感じられる作品。○主要キャストのキャラが映画が始まってすぐに確立され、その上で90分以内にまとめる素晴らしさ。ストーリー云々の映画ではないが良いカーアクションコメディ。○それにしても、マリオン・コティヤールの若い頃が観れるのも貴重。かわいさの中に、艶美さがあり、なんとも贅沢なヒロイン。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-01 20:28:47) 45. 007/ユア・アイズ・オンリー 《ネタバレ》 ○前作ふざけた分、真面目に作ったんだなというのがよく分かる。アクションシーンやキャスティングも力を入れているのがその証。○時間を懸けたアクションシーンは見もの。爽快感溢れるスキーシーンは007シリーズでもかなり長いアクションだが、だれずにシリーズ史上最高部類に入るアクションシーンに仕上がっている。素晴らしかった。○ただラスト含め話がいまいちだったな。ほかのアクションシーンに力入れている割にあっさりだったし。いろいろ相殺して5点かな。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-17 00:51:31) 46. 007/ダイ・アナザー・デイ 《ネタバレ》 ○ストーリー、悪役、ボンドガールともに魅力がなく、CG使い放題でこのシリーズの中では原点からかなりかけ離れた作品。[DVD(字幕)] 4点(2012-02-26 16:37:40) 47. タイタンズを忘れない やはりブラッカイマーには何をやらせても駄目だな。デンゼル・ワシントン、ウィル・パットンなどキャストは問題ないが、何より登場人物の掘り下げが全然無いため、感動しなかった。[DVD(字幕)] 4点(2012-02-26 16:36:50) 48. 007/ゴールデンアイ 《ネタバレ》 ○2回目の観賞。○初回観た時と変わらずどこか地味な出来。戦車シーンなどインパクトはあるが、やはり音楽とテンポが問題だろう。○エリック・セラの音楽は好きだが、今回ばかりは地味な作風にそれとなくマッチしているが、このシリーズであると考えると違う気がする。○テンポ悪くはないが良くもない。後に監督した「カジノ・ロワイヤル」と比較しても今作のほうが14分短いのにテンポの良さは劣っている。○また、難航したというボンド役だが、ピアース・ブロスナンの新生ボンドは鮮烈なデビューを飾ったとは言い難い。スマートでジョークもきくのだが、地味な印象。○また、時代が時代だけに敵を見つけにくい中、結局ロシアかという感じ。ボンドは新しくなったのに、まるで皮肉るかのように時代遅れだなんだ言われるボンド。せっかく新生ボンドなのにと言わんばかりのピアース・ブロスナンの表情は見もの。[DVD(字幕)] 5点(2012-02-19 17:16:13) 49. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ 《ネタバレ》 バイクのシーンや車をリモコンで操作するシーンは好きだが、まとまりに欠ける。ラストの決闘もあまり盛り上がらず終わってしまった。[地上波(吹替)] 6点(2012-02-05 20:25:16) 50. TAXi2 まあまあ、と言う感じだが、例の如く素人日本人の演技がひどい。[DVD(字幕)] 6点(2012-02-05 00:19:54) 51. ダーティハリー3 《ネタバレ》 ○初めてまともに女性が登場する本シリーズ。「ミリオンダラー・ベイビー」のような、距離を置きつつも親身な優しさのある関係が観ていてほのぼのする。ただ、オチはシリーズ通して徹底しているとも言える。○オープニングから全開のハリー・キャラハン。人事部への配属は笑った。○ストーリーとしての面白さは可もなく不可もなく。ニューシネマ最期の映画「タクシードライバー」と同年で、ニューシネマの代表作でもある本シリーズとしては、ダークで虚無感の残るオチをしっかり継承していると思う。女性の社会参画の風潮を汲み、システムへの対抗としても描いている本作は、ニューシネマの終焉と言われたこの年でありながら充分存在感を示していると思う。そういう意味で、シリーズ4作目はどうなっているか観るのが楽しみである。[DVD(字幕)] 6点(2012-02-02 00:12:25) 52. 第9地区 《ネタバレ》 ○なんか惜しい作品だな。及第点は与えられるんだが、あとひと押し。○まず何の説明もなくいきなり宇宙船があるというインパクト。ドキュメンタリー風語り口調が間に挟んであるのも先への期待感を膨らませる。ただ、空に浮かぶ宇宙船はインデペンデンス・デイそのもの。同じ過ぎてびっくり。○エイリアンもとことん気持ち悪く作ってあるのこそ評価できるが、オリジナリティがあまりない。○その後の展開としてエイリアンに冒され、エイリアンの仲間になって、ブツを取り戻すべくアジトへという流れが普通すぎた。その構造を壊すべくナイジェリアマフィアとの3者構造にしているがあまり功を奏している感はない。○舞台と皮肉を拝借した娯楽作だが、メッセージ性も娯楽性も及第点どまり。確かに面白いが、もっとオリジナリティがあったり、破壊的な展開があれば良かったはず。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 22:24:19) 53. タイムコップ 《ネタバレ》 ○ヴァンダムにしてはそこそこ面白かった。B級SFにはかわりないが、割りと良い雰囲気である。○ラストの奥さんが生きていてハッピーだが全然知らない息子がいるという展開が複雑でかつ斬新であった。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-19 17:14:53) 54. 誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 ○観た後で事件のことを調べてみたが、映画とは結構違うようである。そのため、本編の最初に書いてあったように、あくまで大枠を参考に作ったと解釈するのが妥当。○社会は映画であり青春映画でもある。青春そのままの柳楽優弥は非常に良かった。○育児放棄、責任逃避など時代を象徴する言葉が浮き彫りとなっている。そして、これらの子供たちは生きているのだと実感。[DVD(邦画)] 7点(2010-02-05 11:03:55) 55. タイムリミット 《ネタバレ》 ○その場で考えて作ったような展開が中盤までは先を読めなくしていて面白いが、基本的には脚本が雑。もっと丁寧に作り上げられたらもっと面白くなっていたはず。○終盤からはいつものハリウッド映画。オリジナリティに欠ける。○コメディ要素が中途半端。ただ、目撃者のおばあちゃんが黒人を見る度に犯人に似ていると指を指す一連のシーンは爆笑した。[DVD(字幕)] 5点(2009-07-01 11:15:40) 56. 007は二度死ぬ 《ネタバレ》 ○前作と同様原点からかなりかけ離れ、むしろ007シリーズとはいえないほどの出来である。○米ソの宇宙覇権争という設定を全く活かせておらず、緊張感の欠片もない。○あまりにも突っ込みどころ満載の脚本。友達と一緒に突っ込みながら観たいと思わせるほどの出来で、逆に笑えてくる。○シリーズとして変化をもたらすための日本の設定も、日本人として若き日の丹波哲郎、若林映子、浜美枝を見られた以外には、特に見所はなかった。[DVD(字幕)] 3点(2009-06-20 09:50:14) 57. 007/消されたライセンス ○ダルトンはこれでボンド引退とは寂しい限り。少なくともそれまでのボンドでは一番だった。○前作同様、あるいはそれ以上にダルトンの個人行動が目立ち、007シリーズでは異色と言えば異色の作品。とは言うものの、コメディやダルトンらしさはしっかり含まれている。○空・陸・海とアクションは相変わらず頑張っている。[DVD(字幕)] 8点(2009-06-19 16:54:11) 58. タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 ○作品の持つ力にもの凄く惹きつけられた。エネルギッシュな主人公と言うわけでもないのに。○ゴミのような若者をよそ目にタクシーが走る中、流れるバーナード・ハーマンの神スコア。映像と音楽の対比が凄い。○何かと名シーンの多い映画である。何度の視聴にも耐えうる作品だと思う。[DVD(字幕)] 9点(2009-06-18 20:41:38) 59. 007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 ○中盤からの「スター・ウォーズ」パロディはまあひどかった。みんなスローモーションで動いているだけ。コメディにすれば良かったのにと感じた。○キャスト、展開など全てにおいてつまらなかった。[地上波(吹替)] 1点(2009-06-18 13:24:02) 60. 太陽を盗んだ男 《ネタバレ》 ○話は少し広げすぎた感はあるが、この手の邦画にしては面白い。○終盤、城戸に銃を向けられた山下が「お前なんかに人を殺す資格はない。お前が一番殺したがっているのはお前だ。死ね!」と言った後、山下は城戸に何発も撃たれる。しかし、死なない。城戸に殺せるのは山下ではなく、城戸自身しかいないからだ。そして、山下は城戸とともにビルから落ちて、言わば城戸に殺されることなく死んだ。セリフにシーンを合わせたため、菅原文太の超人振りが発揮されるシーンとも捉えられるが、一貫性があって好きなシーンだ。[DVD(字幕)] 8点(2009-06-16 17:52:43)
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