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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. タイム・アフター・タイム タイム・マシーンものって、たいていは"現代"の人間が過去や未来にトリップしてというのが多いんだけど、これはその逆で、過去の人間が”現代"に来るという発想がいいですね。ロンドンの切り裂きジャック(デビッド・ワーナー)が現代のアメリカ(サンフランシスコだっけ?)に現れるというのは、位置関係がおかしいんじゃないか?という疑問もありますが、まあアメリカ映画だから仕方ないですね(笑)。その彼が”着任”早々、犯罪多発の社会を見て、「気に入った」と言うのはニヤリとします。メアリー・スティーンバージェンが追いつめられるクライマックスはドキドキですね。8点(2003-12-14 00:30:08) 2. 旅の重さ ごめんね、皆さん。この映画を観る目的は高橋洋子のヌードだけだったんですよね(汗)。他の印象が何も残らなかったんです(滝汗)。5点(2003-12-04 23:47:46) 3. 大統領の陰謀 ワシントン・ポストの最大のスクープを見事に映画化した作品ですね。事実の重みは大きく、これでニクソンのイメージはかなり落ちたのではないでしょうか。やっぱりこの頃のレッドフォードは格好いいです。8点(2003-11-17 10:49:03) 4. 大空港 雪の飛行場は怖いね。7点(2003-11-17 10:36:48) 5. ダーティハリー3 女性刑事の活躍は、時代の流れというのでしょうか。ただストーリーの方は荒唐無稽になってしまい、ラストのバズーカはちょっとなあ(苦笑)。6点(2003-11-17 01:32:21) 6. ダーティハリー2 実は第一作よりも白バイ警官の出てくる本作の方が好きです。前作で法の番人以上の行動に出たハリーの前に、今回は彼の上を行く白バイ集団が出てくるわけですが、その背後にいる人物や、彼の目的を暴く過程がとてもスリリングに描かれています。今の目で見ると、もう少しキャラハンに葛藤を見せて欲しかったかな。8点(2003-11-17 01:30:49)(良:1票) 7. ダーティハリー 「マンハッタン無宿」のコンビが、一歩進んで、都会に住み着いたイーストウッドの自己流正義を描いた作品ですね。アメリカの裁判制度では司法取引などがあったり、陪審員の印象をうまく丸め込む弁護士がいれば刑が変わってしまうことも日常茶飯事であり、その結果悪がのうのうと暮らしていくという矛盾が出てきてしまう。それを掃除するのがイーストウッド演じるハリー・キャラハン刑事なわけですね。シリーズ1作目として、なかなか偏執的な犯人が出てきます (ロビンソンは本作がデビュー作でしたっけ?)。法定手続きの限界と悪を許さない気持ちの葛藤が最後には銃で決着をつけることになる、アメリカ社会ならではのエンディングですね。8点(2003-11-17 01:27:19)《改行有》 8. タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 当時、「ポセイドン・アドベンチャー」などと並び称されたパニックモノですね。手抜き工事による火災により、完成披露パーティーが悲惨なことになり、そこで繰り広げられる人間ドラマがテーマでしょうか。多くの人物を描くとどうしても冗長になってしまがちですし、本作もややそうなりかけていますが、ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンがそれを引き締めています。もちろん脇を固める、ウィリアム・ホールデンの社長、ロバート・ヴォーンの上院議員、フレッド・アステアの詐欺師なども好い演技をしています。この手の映画は誰かが死ななければならないのですが、あの女性が子供達をフェイ・ダナウェイに渡してエレベーターから落ちてしまうシーンは悲しいですね。映画のクライマックスたる屋上タンクの爆破シーンの後、助かったアステアが彼女を捜し回るシーンが印象的です。座り込むニューマンにマックイーンが語りかけるラストシーン、やっぱり格好いいですね。 8点(2003-11-17 00:55:48)(良:1票) 9. タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 まず最初に、ジャック・トラビスのモヒカンはカツラです(笑)。不眠症のベトナム帰還兵が政治家暗殺に失敗し、ヤクザの手から少女を救ってヒーローになるという単純なストーリーですが、オープニングの倦怠感あふれるデニーロのナレーションといい、疲れた日常と、その後の、少女救出の時の”彼”の一瞬の輝きを際立たせる演出ですね。そしてまた倦怠の日常に帰っていくトラビス。やるせなさを感じさせるエンディングだと思います。8点(2003-08-07 08:47:50) 10. 探偵[スルース](1972) 登場人物はイギリスのシェイクスピア俳優2人だけですね。まさにがっぷり四つに組んだ演技が見ものです。マイケル・ケインの変装も見ものですね。ローレンス・オリビエのシニカルな演技もよかったなあ。オチを楽しむというよりも、そこに至るまでの2人の駆け引きを見るのがとても楽しい作品です。ま、舞台が元だから、映画にしてはあまり動きがないというのは仕方ないのかな。8点(2002-07-02 10:14:05)
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