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コメント数 982
性別 女性

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評価順12
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1.  大脱走 捕虜収容所・脱走ものといえば断然この1本。脱走を企てて実行するところから、脱走後のそれぞれの逃走劇とその後まで、緊張感は途切れることなく持続し何度見ても飽きません。マックイーンが一番光ってるし、バイクでの逃走シーンは最高の見せ場です。ジャンプシーンが吹き替えというので、何度も繰り返して見ましたがうまくつなげてあって全く違和感がないです。悲劇的な部分を描いているのに、音楽と共に気分はいつもハイになるという爽快感がある。10点(2003-05-26 15:25:01)(良:1票)

2.  ダンス・ウィズ・ウルブズ ケビンが初監督、主演でこれほどのスケールの大きい感動作を作った事は本当に驚く。一方的に侵略されたのにもかかわらず従来の西部劇では悪役として描かれることが多かった先住民族だが、ここでは追い詰められ滅ぼされゆく彼らの立場に立って暖かいまなざしが注がれている。ダンバーが言葉も通じないまま次第に理解を深めやがては彼らに溶け込むまでになるのが丁寧に描かれて感動的。異民族で文化的背景が違っても相手を理解しようと謙虚に歩み寄れば仲良くなれるという好例を見る思いがする。これだと見てても完全にスー族側に感情移入してしまうので当然ながら白人達の野卑な蛮行に怒りがわいてくる。同じモンゴル系だし黄色人種蔑視はこういうところに端を発しているのかも、、なんてことまでふと浮かんでくる。 スクリーンの大画面でバッファローの大群が疾走する狩りのシーンはすごい迫力だったが、他にも見渡す限り続く雄大な大自然のロケーションも素晴らしい。4時間の完全版で再見しても全く退屈を感じず感動は変わらなかった。10点(2003-04-06 22:00:47)《改行有》

3.  タイタニック(1997) 超大作の素晴らしい作品でした。最初の深海用潜水艦で本物のタイタニック号を映してるけど、深海艇は世界に3艇しかなく、そのうち2艇(ロシア所有)を使って撮っているそうな。タイタニックの沈没の時はこんなだったのか、と鮮やかに再現して見せてくれた監督に感謝。真実に迫ろうと限りなく本物に近い小道具、大道具にもこだわりヒットが約束されているわけもないので、映画会社がその莫大な制作費に尻込みすると、彼自身のギャラまで拠出しての執念の作品。その他で言えばケイト・ウィンスレットが熱演で光る。キャメロン監督は強くたくましい女性が好きみたいでここでもレオを助けようと奮闘する。恋愛ものとして見ても、多くの登場人物たちの人間ドラマとして見ても十分感動する。セリーヌ・ディオンの曲もいい。条件反射状態で泣けてくる。最後のシーン(レオとケイトの再会)が蛇足だという人が多いようだが、私は舞台のカーテンコールのように思った。誰がなんと言おうと私は大好き! 10点(2003-04-05 22:05:50)(良:2票)

4.  太陽がいっぱい 何十年ぶりにスクリーンで再見しました。陰りのある美しい犯罪者ドロン、ニーノ・ロータの哀愁ある美しいメロディ、ラストシーンの見事さ。サスペンスとしてはストーリー展開は少々ヌルイ感じもするのに、この映画は先の3要素があることで名作になりえたような気さえする。もしこれらがなかったとしたら、、 と想像したら案外平凡な作品だったかも、、などとさえ思う。 特にうまくやった、と太陽を浴びて満足しきった犯罪者の喜びがほんの 一瞬のものであることを暗示して終わるラストシーンは見事というしかない。ここで初めて太陽を浴びる喜びを味わうドロンの明るい表情の次のシーンを想像してなんとも切なく、流れる音楽ともども強いインパクトと余韻を残す。 [映画館(字幕)] 9点(2003-04-05 22:43:17)《改行有》

5.  たそがれ清兵衛 邦画では何年に1本の見事な映画。真田広之の朴訥とした冴えない侍のキャラがとてもいい。川原での戦いの見事さに比べ、クライマックスの殺陣はかっこよさはなくリアルさがある。いずれも彼のうまさが印象的。りえちゃんもやさしく芯の強い武家娘を立派な立ち居振る舞いで見せている。キリリとたすきがけをするところなどは見事! 幼い娘も良かった。底辺の侍の宮仕えの苦悩や辛さ、家族への想いが普遍的なヒューマンドラマになっていて感動する。9点(2003-02-03 21:19:20)(良:1票)

6.  殺陣師段平(1962) 王将と同じように殺陣師一筋の夫をけなげに支える妻。その妻の田中絹代も これが初見のハンサムな雷蔵ももちろんいいけれど、なんといっても変化自在に軽妙かつ重厚に殺陣師段平を演じる鴈治郎のうまさ、存在感が圧倒的ですばらしい。死の間際にあって「これがリアルや」と最後まで死の殺陣を見せる鬼気迫るシーンは圧巻。一方東山千栄子との息の合ったやり取りでは「ラブレターやなくてヤブレターやね」と笑わせたりするのもなかなか楽しい。 最初から最後まで正に名優と言うにふさわしい鴈治郎を堪能できる。これで今まで見た以上に魅了され感服してしまった。[DVD(字幕)] 8点(2005-04-10 21:26:53)《改行有》

7.  誰も知らない(2004) 柳楽くんだけじゃなく子供達みんながセリフをしゃべっている、演技しているという感じがしない。母親のYOUと子供達のやり取りでもそう。回しっぱなしの隠しカメラで日常を撮ったように自然な感じがする。 それくらい普通っぽくリアルな映像で淡々と描かれるのでとても不思議な感じのする作品になっている。 長男の明は無責任な母親にあとをまかされるとなんとか兄弟の世話をして期待にこたえようとする。この世でたった一人の頼りになる大人がいなくなったのに、子供なりに知恵を絞って生きていく様子がけなげで逞しい。 映画は母親や父親、接点のあった近所の大人たちなどをことさら非難するでもなく、子供達を哀れむようでもなく、ただ淡々と子供だけが放り出された生活を描写するが、子供達の表情や生活状況からは少ないセリフ以上のものが伝わってくるので様々な思いがわいてくる。それこそがこの映画の狙いかもしれない。 題材がそもそもインパクトが強いこともあって、面白かったとか感動したとかじゃない、一言ではいえないような複雑な、たくさんの感慨がのちのちまで尾を引いて残る。 子供達が演技してるんだか素のままなのか判断がつきかねる、、というのでは「ポネット」のビクトワールちゃんが一番近い感じかもしれないと思い出したが、こういう作品(作りも感想も)はとても珍しかった。 明以外の子供達もみんな素晴らしくてびっくりだったが、それを引き出しカメラに収めた監督が一番うまかったのかもしれないと思う。柳楽くんは子供を代表して賞をもらったという気もする。 点数は悩んで・・7.5点といったところだけど未だにインパクトが強いのでやはり8点に。 8点(2004-08-26 21:11:57)(良:1票) 《改行有》

8.  第七天国(1927) 私が見たのは弁士つきのもの。泣けたのは私が涙もろいせいかと思ったら皆さん泣いたんですねぇ。サイレントの純愛ものなんですがどこか深く琴線に訴える力があるんですね。印象的なセリフはいくつもありますし、恵まれなかった主人公が彼に出会って勇気と希望を持って生きるようになる姿、戦争で離れていてもお互いを思う強い心などに感動させられます。ラストのハッピーエンドは唐突さを感じるけれど、薄幸でけなげなヒロインに感情移入していたので素直に喜びました。 ジャネット・ゲイナーは小柄で、ちょっとクリスティナ・リッチ似の幼顔の純情可憐さで表情が豊か、相手役のチャールズ・ファレルはどこかアラン・ドロンにも見えるハンサム。ただの純愛話だけじゃなく、第一次大戦も背景に描かれ深みが増している。8点(2004-02-03 00:07:05)(良:1票) 《改行有》

9.  タイタンズを忘れない スクリーンで見たときには泣けました。スポーツものとして、人種問題を描いたヒューマンドラマとして、爽やかな感動です。D・ワシントンはここでもいい演技してます。キップだけじゃなく、他の若い俳優達も良かったです。8点(2003-05-26 15:35:10)

10.  ターミネーター2 悪役だったシュワちゃんが今回はサラ親子を助ける善良アンドロイド。彼らを追う未来からのアンドロイドは、すごくしぶとくてしつこい。何にでも化けちゃう液体状物質、ってのがすごいうまくできてる。サラのR・ハミルトンはさらに強くスーパーママになってるし、アクションも迫力満点。ラストで自分から消えていくところはジワッときます。8点(2003-05-26 15:06:00)

11.  ターミネーター ストーリーといい、アイデアといい、スリルとおもしろさにあふれた娯楽アクション映画。シュワちゃんがいかにも冷酷な機械人間で、そのインパクトが強く焼き付いてしまった。サラと未来人間とのラブロマンスとその死もあって、これには泣けました。8点(2003-05-26 14:56:04)

12.  タワーリング・インフェルノ 公開当時オールスターの超大作パニック映画、っていうので入場料が値上げされた(と思う)。マックイーンの印象が強くて迫力のあったのは確かで・・もう一度みたい。 <ということで30年ぶりの再見>昨今のCGやVFXのない時代にこの火事の迫力あるシーンは今見てもすごい!と思います。当時は全て判別できなかったスターたちもそれぞれしっかりと見せ場があって存在感がある。みんなかっこいいんですよね。ただ今見ると他の方も言われるようにパニックにも存外おっとりした感じもあるし疑問点もないわけではない。でも最近のハリウッド大作よりずっとドラマ部分がしっかり描いてあって見ごたえがあります。8点(2003-04-06 22:28:08)(良:1票)

13.  太陽は、ぼくの瞳 おばあちゃんや盲目の子供など素人だというが素晴らしい演技で驚く。予告編を見ただけで涙がとまらず劇場では見られなかった。父の事情もあって家から離れなくてはならない少年が必死で父に訴えるところは涙なしには見られない。これまでイランがこんなに自然が豊かで美しい国だと知らなかった。風習や暮らしとか遠い国の知らないことを映画は教えてくれる。海まで流され死んだかと思われた少年を抱いて号泣する父、でも一筋の希望が見えるラストに救いがあって見た後はジーンとくる。8点(2003-04-05 22:57:48)

14.  大統領の陰謀 レッドフォードとダスティン共演っていうだけでもまず見る価値あり。不可解な事件の真実を一生懸命追究する二人の仕事振りに惚れ惚れする。事実の再現だからセットもこだわったらしい。ワシントン・ポストの内部や小道具まで本物そっくりで、勤務する記者たちも見分けがつかないくらいで驚いたという。編集会議など新聞社の内部の仕事振りもリアルに見える。歴史に残る大事件の全貌が緊張感を持って展開されるが、アメリカの上層部の底知れぬダークさが垣間見えて恐ろしい気もする。8点(2003-04-05 22:23:40)

15.  第三の男 何回か見たけど光と影がモノクロゆえにとても効果的。ハリーという人物そのものを現しているかのような使い方で、下水道の場面も足音とこれも光と影がサスペンス効果を高める。軽やかなチターの曲が緊張感を和らげてくれる。8点(2003-04-05 21:32:59)

16.  堕天使のパスポート 大都市の移民や不法滞在者を主人公にしたという題材が新鮮で、サスペンスタッチの展開も面白かった。 需要のあるところに供給がある、というわけで、ここでその対象になるのはびっくりのシロモノ。ウーン、、これを伏せるとちょっと書きにくいんだけどこれ以上書いていいやら悪いやら・・ 一応サスペンスだし話についてはホントに書きにくい。 一つ言うと私たちならば簡単に手に入るパスポートも事情ある人たちにとってはとてつもなく貴重なものだということ。外国でパスポートが狙われるというわけもよく分かる。 シェナイ役のオドレイは、アメリのイメージとは全く違う感じのオドオドした日陰のトルコ難民。 彼女を助けるアルジェリア人オクウェ役のキウケテル・イジョフォーは「ラブ・アクチュアリー」にも出てた人だけど、ここでは役得もあって印象が強い。その他弱者を食い物にするR・デ・ニーロ似の支配人など、登場人物たちの事情が次第に明らかになっていくところも飽きさせない。 話にいくつか疑問点もあるものの、ストーリー展開についてはスカッっとしたしとても興味深くて面白かったので7~8点と迷いつつ、、 7点(2004-10-28 20:46:23)《改行有》

17.  暖流(1939) 病院が舞台と聞けば、ドロドロした古臭いメロドラマかと思うが昼メロのような嫌らしさはない。それはひとえに病院長令嬢の毅然とした描き方にある。暮らしの変化にも柔軟に対応し、男に泣かされる女の立場に理解を示し毅然とした態度をとる。極めつけは自らの恋心を抑えてまでもいちずな女心に身を引く。これが戦前の家長制度・男尊女卑のS14年の作品だと思えば、当時としてはかなり主体性のある珍しい女性像ではないだろうか。4人の男女の織り成す恋愛模様という話だが、この令嬢の潔さにはちょっと感心してしまった。7点(2004-02-17 23:09:05)

18.  旅の重さ むか~し一度劇場で見たきり、、この「昔・一度・見たきり」というのはすっかり忘れているか強烈に記憶に残っているかのどちらかのことが多い。これは「残っている」からいい作品だろう、と記憶を頼りに書きます。高橋洋子の鮮烈なデビュー作。旅が四国の巡礼姿のような白装束でいろいろなエピソードがあるのだが、少女は行き倒れになって中年男に助けられ、そのやさしさに触れて男との生活に目覚めて女になっていく。多分当時この本の原作(素九鬼子)も流行してて読み今もある。家出した少女が海辺の小屋で目覚める、真っ暗な中で戸を開けると、真っ青な海とまぶしいばかりの光が飛び込み、少女は思わず眩しげに目を細くする、、、、ロケーションの映像がとても瑞々しくこれも印象的だった。思い出の青春映画です。7点(2003-11-26 18:42:44)

19.  誰が為に鐘は鳴る 165分の完全復元版で見ました。いやぁ、長かったです。スペイン戦争についての映画、というよりアメリカの義勇兵とスペイン娘の恋愛映画として良かったです。クーパーは大人だし、バーグマンは一途で可愛い。有名なキスシーンはもとより、ラストの別れのシーンが最高。自分が死ぬのを分かっていても、マリアを助けるために彼女を説得する。そのセリフとバーグマンの必死の表情にやっぱり泣かされる。うまいんですね~、バーグマン。美しいバーグマンはもとより、クーパー、パブロ、ピラーとアップのショットが多いです。美男美女のアップにうっとり・・・7点(2003-09-19 23:40:46)

20.  旅路の果て これはフランス映画ですね?それはともかく古い作品です。俳優の養老院が舞台で、これって他にはないような珍しさですね。その老人俳優達の中で、ルイ・ジューヴェ扮する二枚目俳優がかつての栄光を忘れられず、自分にファンレターを書いたりカフェの若い娘を口説いたりする。それが異常な迫り方で、自分のためには命も捧げるようにと執拗にいう。口車に乗せられそうになっている娘を、かつて彼に恋人を奪われた老優が救う。二枚目俳優はすでに常人ではなくなっていて精神病院送りになる。他にも脇役専門俳優がただ一度の主役をやらせてくれと頼んだのはいいが、セリフが出なくて自殺するとか話は暗い。栄光の人生の果ての寂しい老後の話で、今なら今日的な老後問題だろうがこれが70年近く前の作品だから驚く。7点(2003-08-03 17:23:54)

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