みんなのシネマレビュー |
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1. 太陽がいっぱい リプレーが殺人を犯すたびに食べ物を口に放り込んでいたシーンが気になった。食欲を満たす行為は、その直前に起こした動物的な行為を忘れ人間性を取り戻すとともに、食べる=日常性に逃げる行動は精神を安定させるために役立つ。そうした心理面のディテールもちゃんと描かれているところに感心した。殺人の理由が金なのか痴情のもつれなのかはマットデイモンの「リプリー」の方がはっきり描かれている。アランドロンが若く眩しいほどだ。[地上波(字幕)] 7点(2007-03-09 15:59:00)
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