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1. ダーク・ウォーター
《ネタバレ》 邦画オリジナルに比べ、ホラー色がほとんど無くなったが、テーマ性の描写としてはかなり成功していると思う。子供時代に受けたトラウマを、自分の娘にだけはは同じ目に遭わせたくない、という葛藤と現実。しかしその容赦ない現実の厳しさ、過酷さが、孤独で弱い母親にのしかかる。それだけでも悲しい話なのに、更に追い討ちをかける展開。邦画版では怖さが目立って、あまりこの過酷な状況に目がいかなかったが、いい意味でリメイクに成功していると思った。序盤の展開は構図からシーン進行から全て邦画と同じで、意味あるものと思えなかったが、だんだん変わっていくので、その辺が見所といえる。とにかく、とりまく全ての連中が冷たい。そして無関心。社会の現実を、まざまざと見せ付けられた秀作でした。そしてエンディング、邦画でやっていなかった事をやってくれて、本当に良かった。少女の涙に泣き、そして最後に胸を張って去る少女に泣いた。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-12 01:20:54)
2. タイムライン
《ネタバレ》 けっこう楽しんで見れました。確かにタイムトラベルモノにしては荒がありまくりですが、マシン作った企業のほうも、偶然の産物だし、秘密保持の為に教授を連れ戻そうとするだけで、行った世界に「英仏戦争」が行われていることなんて知ったこちゃない、という風に言ってましたね。なので、あくまでも企業の保身が大事なのであって、歴史の調律など度外視されてたのでしょうね。そういう見方では、新しい。タイムトラベル時だけが見所かと思っていましたが、中世の生活観がちゃんと描かれていて、中世物として普通に楽しめました。特に屋根から逃げる所や川で桶つかまりつつ口説く所など。でもまあ、それぐらいなので5点。5点(2004-12-01 08:32:30)
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2 | 4 | 3.77% |
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3 | 8 | 7.55% |
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4 | 7 | 6.60% |
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5 | 11 | 10.38% |
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6 | 27 | 25.47% |
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7 | 26 | 24.53% |
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8 | 13 | 12.26% |
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9 | 6 | 5.66% |
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10 | 2 | 1.89% |
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