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1. 第9地区
《ネタバレ》 かなりグロテスクだけれど面白い映画。
エイリアンが隔離されて難民扱いというのが変わっているし、冒頭からどんどん話が進んでいくので
興味がつきず飽きることがなかったです。最後まで見てみれば良くある話ですが、インタビュー形式など色々な手法を使ってそれだけの印象で終わらせないところにこの監督(新人さんですか?)の力量を感じました。どこまでも利益を追求する人間よりも、見た目は悪い(人間から見て)けどコミカルな動きのエイリアンの方がまともに思えるのが肝でしょうか。あれだけの武器を持っていてなぜ人間に従順なのか、結局最後はどうなったのか未解決の部分もあるけど、技術的な部分で点数を加えたアバターよりも内容的にはこちらが好き。「坊や」がかわいい。[映画館(字幕)] 8点(2010-04-14 12:08:58)《改行有》
2. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 アクションは所々面白いのですが、いかんせんストーリーがよく理解できませんでした。まだ前作の方が良かったような気がします。リアルなボンドの様でいて非現実的な部分が多すぎる様に思います。前作から引きずったわかりにくい相関関係を追っかけるだけでも大変なのに、あまりその部分は重要ではなく、実は話は単純だったみたいな疲労感の残る映画に思えました。[映画館(字幕)] 4点(2009-02-23 13:31:54)
3. 誰も守ってくれない
《ネタバレ》 いい映画だと思いました。私はこの様な社会的テーマを扱ったモノが好きなのでひいき目があるかもしれませんが、この様な地味な題材を単館系ではなく東宝・フジが製作したことに驚きました。主人公(志田)が周囲に追い詰められたり、友人に裏切られたり、主人公(佐藤)が過去と家族に悩まされたり、結構シリアスです。特に警察やマスコミ、ネット掲示板の対応描写はテレビ的なテンポの良さで緊迫感があります。こういう社会の一部が自分なのだ(結構テレビとか観ておもしろがってますからね)思うだけで暗い気持ちになります。そういう意味でも考えさせられる映画です。ただ、最後、志田未来が佐藤浩一に心を開くところの流れが自分には納得が出来ず、そこがこの映画の肝心要ともいえるところではあると思ったのでそれは惜しかったと思います。
[映画館(邦画)] 6点(2009-01-26 16:57:00)《改行有》
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