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1. 誰も守ってくれない
《ネタバレ》 内容は小学生姉妹殺人犯の家族の保護とそれを担当する刑事の過去のトラウマとの葛藤と言うかなり重いテーマですが、序盤のたたみ掛けるようなストーリー展開とテンポの良さ、演技派の出演陣によるなかなか上手いセリフ回しと間の取り方、手持ちカメラによる臨場感の出し方等々、社会派ドラマというよりも一級のエンターテイメントに仕上がっていると感じました。
それと同時に(東野圭吾の「手紙」もそうですが)こういった犯罪者の家族の境遇を扱った良作によって社会に対して一種の犯罪抑止効果も期待できるかな?という感じがしました。
私の中では駄作の部類に入る「踊る走査線スピンオフ・シリーズ」の君塚良一作品のため、あまり期待しないで観ましたが、意外と高い評価になりました。[映画館(邦画)] 8点(2009-01-25 15:19:16)《改行有》
2. ダークナイト(2008)
ヒース・レジャーの凄まじいまでの怪演ぶりにバットマン役のクリスチャン・ベールが完全に喰われてしまっている感じでした。
ハリウッドは本当に惜しい役者を亡くしてしまいましたね。
物語自体がダークなので映像全体が暗いのは仕方ないのですが、暗闇での黒い衣装のバットマンのアクションシーンでは何が起こっているのか分かりづらかったのが唯一残念な部分でした。
[映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2008-07-30 04:18:33)《改行有》
3. タイヨウのうた
「泣ける映画」と聞いて観てみましたが、どちらかというと爽やかな後味が残りました。
いわゆる典型的な「お涙頂戴モノ」ではなく、「生きる」ということについて考えさせられる、そんな物語です。
あえて不満を言えば、登場人物が少なすぎて物語に厚みが感じられない、ということと岸谷五朗の演技とセリフが少々くどすぎて肝心な部分で興ざめしてしまったことくらいでしょうか?[DVD(邦画)] 7点(2008-01-20 03:00:23)《改行有》
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