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評価順1
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1.  たぶん悪魔が 《ネタバレ》 ブレッソンの追究した映画像が、荒削りな印象の強い彼の他作品群に対して、本作においてはあまりにも精緻に彫刻されている。その冷たく強固な彫刻は、映画の一つの完成形というに相応しい。五人の若い男女が、現代社会の諸問題と己の錯綜する感情を憂いながら、自堕落とも言える生活をこなしていく。そのような若者たちの美しい運動性と滑稽な思想が、この冷徹な映画のフレームの奥に潜む熱情のうねりとなる。本作の主人公は熱情的な若者から一歩(いや、半歩か)進んだ形で、逃れられない虚無の影に支配される。虚無とはあらゆる事象の終着点かのように思える。そしてまたこの主人公も絶対的な終末の権化であるようだ。しかし虚無とは単なる終末ではないのだ。虚無とは円環の終点であり、また始点でもある。主人公が自殺(厳密には他殺)する虚ろな静謐さをたたえるラストシーン、この美しさと滑稽さが、運動と思想が、円環をもう一回りするためのエネルギーとなる。この渾身のラストシーンを含め、贅肉を徹底的に切除し、鉄の骨組みを想起させる構造が、私の内的世界をなぞるように構築されていく。その冷たくくすぐったい快感が、私をブレッソン映画の中毒者にしてしまう。ブレッソンの映画が好きという方で、もし本作を見逃している人がいたならば、是非一度観賞してください。ブレッソン映画に求めるものの全てが、本作では凝縮した形で得ることができます。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-30 16:16:11)

2.  脱出(1944) 《ネタバレ》 バコールの魅力に尽きる。鋼鉄を想起させる冷たく強固なシルエットと表情。それがラストシーンで無邪気な愛の笑顔へと溶解する。デビュー作ということで緊張していたらしいが、その緊張は彼女の容姿にとって相性のいいものだったのだろう。クリケットのピアノ弾き語りも要所を盛り上げてくれたし(香港がどうのという歌がすごく良かった。有名な曲なのかな?)、ボガートとウォルター・ブレナンとの絡みもホークス映画らしくて楽しい。しかし映画を通してやや退屈な印象を受けた。バコールの登場しないシーンたちが少し褪せて見えるせいかもしれない。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-05 17:06:53)

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