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プロフィール
コメント数 615
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ダブル・ミッション 《ネタバレ》  「アジアの鷹」シリーズの一本……という訳ではなさそうですね、残念ながら。  冒頭にて往年のジャッキー作品の映像が流れるし、中でも「プロジェクト・イーグル」(1991年)の映像が数多く引用されている為、つい続編かと考えたくなるんですが、主人公の性格が違い過ぎるし「ライジング・ドラゴン」(2012年)とも繋がらない。  じゃあ「タキシード」(2002年)の続編なのかといえば、これまた無理があるし、ちゃんと独立した作品なのだと思われます。  そんな訳で「前作では○○だったのに、今作では××になってる」なんて思う事も無く、純粋に一本の映画として評価出来る品なのですが……  「面白いかどうか」で言うと、ちょっと厳しいです。  まず、クライマックスの戦いを自宅の中で済ませてるのがスケール小さくて拍子抜けだし、長女のファレンが父親について「絶対戻ってくる」「このまま放っとくはずない」と言っていたのに、その父親が結局登場しないまま終わったりで、作り込みが甘いんですよね。  ヒロイン(?)のジリアンに関しても、芸術家設定が全然活かされていないし、主人公がスパイと知った後の態度が冷た過ぎて、最後にアッサリ復縁するのが不自然なんです。  「物語の中で必要じゃないのに、面白そうだと思った属性をアレもコレもと詰め込み過ぎてしまった」という形であり、悪い意味でアマチュアっぽい作風だったと思います。  でも「好きか嫌いか」で考えれば、間違いなく好きな映画だったりするので……  褒めようと思えば、いくらでも褒められちゃうんですよね、これ。  凄腕のスパイが、普通の主婦が毎日こなしてる「子育て」に翻弄されちゃうって基本軸も、ベタだけど王道な魅力がありますし。  それに何といっても、主人公と交流して懐いていく、三人の子供達が可愛らしい。  思春期で反抗しがちな長女のファレンに、やんちゃ少年なイアン、幼く純真無垢なノーラと、三人ともキャラが立ってるんですよね。  ファレンと「屋根友」になる場面、イアンがスパイに憧れて家出する場面、ノーラが砂糖を食べて暴れ回る場面といった具合に、それぞれに印象的な見せ場があるのも良い。  母親であるジリアンの影が薄い事も併せて考えると、本作は、あくまでも「主人公と三人の子供達の物語」って事なんだと思います。  梯子に自転車など、道具を駆使したアクションが随所で挟まれるのもジャッキー映画らしい魅力があったし「作中でプールが出てきたら、ちゃんとそこに人が落ちる」って作りなのも、安心感がありましたね。  ファッションに拘るラスボスに向かって、イアンが「だっさい服だな」と言い放ちムッとさせる場面とか、悪役にも程好い愛嬌が備わってるのも良い。  憎たらしい悪役を倒してスカッとする、勧善懲悪な魅力を目指すのではなく、悪役でも憎めないような、優しい世界を崩さないバランスに仕上げてあり、観ていて心地良かったです。  面白い映画っていうよりは、優しい映画という……  そんな言葉が似合いそうな一品でした。[DVD(吹替)] 6点(2023-09-06 10:08:44)(良:1票) 《改行有》

2.  抱きたいカンケイ 《ネタバレ》  セックスフレンドが恋人同士になるという、非常にシンプルなラブコメ。  主演は大好きなアシュトン・カッチャーとナタリー・ポートマンだし、これは面白そうと期待値を高めて鑑賞したのですが……  結果としては(思ってた程には、楽しめなかった)という感じであり、残念でしたね。  この辺りは、同年公開で似たようなテーマを扱っていた「ステイ・フレンズ」(2011年)に対し(全然期待してなかったのに、面白かった)という印象を抱いたのとは好対照であり、何だか興味深いです。  上述の通り、主演の二人は大好きなので、彼らが動いて喋ってるのを見てるだけでも楽しいって気持ちはあるんですが、脚本が肌に合わなかったんですよね。  大前提として「主人公達は二人とも、父親絡みのトラウマが原因で恋に臆病になってる」「だから恋人にならず、セックスフレンドのままであり続けようとしてる」っていう設定がある訳なんだけど、それに説得力を感じなかったんです。  (別に恋人になったら、それはそれで良いじゃん)と思えちゃうし、二人が恋愛恐怖症みたいになってるのが不自然。  「愛する人を失う悲しみが大きかったからこそ、誰かを愛するのを恐れるようになった」というのであれば、その事を、もっと丁寧に描いて欲しかったです。  ラブコメお約束の「二人が結ばれる直前に喧嘩する場面」でも、大きなイベントというか、劇的な誤解や擦れ違いがあった訳でもなく、本当に意地張って痴話喧嘩してるだけなので、盛り上がらない。  恋のかませ犬にされた脇役達が、エンディングにて他の人物と結ばれてるのも唐突だったし……  全体的に話作りが拙かったように思えます。  あと、これは男目線の偏った意見かも知れませんが、本作のヒロインであるエマに魅力を感じなかったんですよね。  「急にいなくならないで」「だって、君がそうしろって……」「言うこと聞かないでよ」のやり取りなんかは、流石にワガママ過ぎて呆れちゃいましたし。  そんなに悪い子じゃないかと思われた元カレのヴァネッサが、終盤にて「最低な女」っぷりを見せ付け、その後に「それに比べて、エマは優しい」みたいな展開になるのも「周りの人物を貶め、相対的にヒロインを持ち上げてる」って感じであり、ちょっと姑息。  好きな女優さんが演じてるという前提が無かったら、かなりキツかった気がします。  一応、良かった部分も挙げておくなら 「劇中劇の学園ドラマが面白そう」 「撮影現場で役者が煙草吸ってるのを女性スタッフが注意する様が、本当の生徒と先生みたいで愉快」 「エマがパターゴルフをやって、ホールインワンを連発する場面は痛快」  と、そのくらいになるでしょうか。  あとは、ラストにて「恋人らしく寄り添って眠る二人」で終わる形なのも、直球なハッピーエンドって感じであり、好きですね。  中盤にて、何時の間にか恋人みたいに寄り添って寝入ってた事に気付き、起きぬけに「これじゃ純愛みたい……最悪」と嘆くヒロインの姿があったからこそ、幸せそうな寝顔を祝福する事が出来たし、後味は良かったです。  思えば、その中盤の時点で「いっそ、本当に純愛しちゃおうか?」なんて提案されて、二人が結ばれるオチでも、全然問題無かったような気もするし……  とにかく「相思相愛な二人が結ばれない理由」が希薄過ぎて、観ていてもどかしかったですね。  「馬鹿な意地張ってないで、さっさとクッ付けよ」という、ラブコメ主人公の友達みたいな気分を味わえるという意味では、貴重な一本かも知れません。[DVD(吹替)] 5点(2023-04-11 07:36:56)(良:2票) 《改行有》

3.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》  イーライ・クレイグ監督のデビュー作にして、現在僅か二本しかない監督作の内の一本。  本当、こう書いていて自分でも「何故?」と戸惑っちゃうくらいですね。  これだけ面白い映画でデビューを飾った監督さんが、七年後に発表した「リトルデビル」(2017年)を除いては殆ど仕事していないだなんて、全くもって不思議。  名優サリー・フィールドの息子さんだし、経済的にも余裕があって、無理して働く必要は無いって事なのかも知れませんが……  自分としては「もっと色んな映画を撮って欲しいなぁ」って、切実に思っちゃいます。  で、この度、感想を書くに当たって久々に観賞したのですが、初見の衝撃を抜きにしても、やっぱり面白かったですね。  スラッシャー映画をパロった内容なんだけど、既存のスラッシャー映画を馬鹿にして笑いを取るような真似はせず、むしろ愛情を感じる作りになっているのが、実に嬉しい。  例えば、タッカーがチェーンソーを振り回す場面は「悪魔のいけにえ」(1974年)が元ネタだろうなと思えるし、唯一生き残った女性を殺人鬼が妊娠させるというのは「罰ゲーム」(2006年)が元ネタだったりするのかなぁと思えるしで、古今東西、メジャーからマイナーまで幅広く色んな品を研究して作ったのが窺えるんですよね。  作り側と観客側とで「オタク心の共有」「仲間意識」のようなものを感じられて、観ていて楽しかったです。  残酷な場面も多いはずなのに「よそ見して走ってたせいで串刺しになる男」にも「ウッドチッパーに自分から飛び込む男」にも、思わず笑っちゃうようなユーモアを感じられて、不愉快にはならないというバランスに作ってある点も凄い。  本作は「色んなスラッシャー映画を観ている人」ほど楽しめるように作られている訳ですが「殆どスラッシャー映画を観た事が無い人」が観ても、意外と楽しめるんじゃないかなぁ……って思えるくらい、その辺りの配慮が上手かったです。  本来なら主人公になってもおかしくない「キャンプにやってきた学生達のリーダー格」であるチャドが、殺人鬼に変貌するという捻った脚本なのに、裏切られた感じがしない点も良いですね。  序盤から「田舎者を見下す」「ヒロインに無理やり言い寄る」などの場面を描いておき、チャドが「嫌な奴」である事を匂わせておいたからこそ、急展開になっても納得出来た訳で、本当に丁寧な作り。  冒頭の「殺人鬼が暴れる後日談」にて、火傷したチャドの顔を見せておき、別荘が焼け落ちてチャドが火傷した場面にて(あぁ、あの殺人鬼はコイツだったのか……)と観客に覚らせる構成なのも、上手かったと思います。  彼の父親も武器を投げて獲物を仕留めるスタイルだった為、作中にてやたらと「チャドが武器を投げる場面」が挟まれていた事も、正体判明シーンへの、良い繋ぎになっていたんじゃないかと。  そんな殺人鬼側の描写だけでなく、主人公となる二人組「タッカーとデイル」の描き方も、凄く良かったですね。  巨大な鎌を持ったままで女の子に話し掛け、怯えさせちゃう場面とか「見た目は怖いけど、中身は純朴」と、観客に納得させる力がある。  「駄目男なデイルを、タッカーが色々フォローしてあげている」という二人の関係性を描いておいた上で、タッカーがデイルに「お前は本当は凄い奴なんだ」と諭し、奮起させる展開に繋げるのも上手かったです。  ボーリング場にて、デイルの知人であるB.J.も美女とトラブルを起こしてしまい(デイルみたいに、これがキッカケで彼女と結ばれるのでは?)と予感させて終わる辺りも、良い〆方でしたね。 ・「聞いたことは全部覚えちまう」というデイルの特技が「お茶の成分で急性アレルギーを引き起こさせる」くらいの使われ方しかしなかったのは残念。 ・チャドというキャラクターが「蛙の子は蛙」「殺人鬼の子は殺人鬼」というメッセージ性を秘めているように思える辺りは、観ていて居心地悪い。  といった感じに、気になる点もあるにはありましたが……まぁ、この辺りを突っつくのは「不満」「文句」というより「贅沢な要求」って感じですね。  そんな本作が「殺人鬼の子は殺人鬼」という形で終わってしまった事は、監督の次回作「リトルデビル」にて「たとえ父親が誰であれ、人はなりたい自分になれる」というテーマを扱っている事と、無関係ではないのかも知れません。  興味がおありの方は、是非「リトルデビル」も観賞して、その辺りについても確かめて欲しいものです。[DVD(字幕)] 7点(2019-10-01 18:50:50)(良:2票) 《改行有》

4.  ダブルヘッド・ジョーズ<OV> 《ネタバレ》  双頭の鮫が二人の美女を同時に食い殺すショッキングな導入部で「掴みはOK」といった感じ。  こうして文章にしてみると残酷な印象も受けますが、実際に観てみれば「双頭」という非現実性が程好く作用している為か、あまり血生臭い映画ではありませんでしたね。  勿論、海が血で赤く染まる表現なんかは中々ドキドキさせられましたが、目を背けたくなるような人体破壊の描写は控えめという、程好いバランス。  どこかコミカルな雰囲気が漂っており、笑いに繋がってしまう場面もあったくらいです。  その最たるものが終盤の「ヒロインが双頭の間に挟まっているお蔭で食われずに済んだシーン」で、これにはテンションが上がりましたね。  (あぁ、確かに鮫からすると盲点だなぁ……)という感じで、説得力と意外性、可笑しさと馬鹿々々しさを備え持った展開であったと思います。  この手の映画だと「中々姿を見せようとしない鮫」に苛々させられたりもするのですが、ほぼ全編に亘って出ずっぱりで、その双頭フォルムを見せ付けてくれる辺りも気持ち良い。  籠城する舞台となるのが無人島(=正確には環礁)というのも新鮮でしたね。  何も考えず、画面に映る水着姿のお姉さん達を眺めているだけでも眼福であり、楽しい気分に浸れました。  勿論、ツッコミどころは多いです。  お約束の「俺達の事は良いから先に行け!」展開の際には(いや、確かに道にヒビは入っているけど……普通に通れるのでは?)と困惑しちゃったし「皆とはぐれて二人きりになる」→「二人同時に食い殺されてしまう」という展開を、終盤に立て続けに行ったのは、流石にやり過ぎだったと思います。  でも、そういう部分にツッコむ楽しさも含めて、自分としては満足度は高めでしたね。  ラストに生き残った二人も「一番頭が良く、優しい感じの兄ちゃん」「卑怯者でも見捨てず助けようとするような、気丈な金髪美女」という組み合わせで、ハッピーエンド色を高めてくれます。  あえて言うなら、折角の「ダブルヘッド・ジョーズ」な訳だから、鮫を左右真っ二つに両断するなどの、独特の倒し方で決着を付けても良かったかも。  とはいえ「最後は爆発させて倒す」というのが鮫映画のお約束でもある為、本作もそれに倣ったのは、致し方無いところなんでしょうか。  観賞前のハードルが低めだったからかも知れないけど、とりあえずそれは飛び越えてくれた一品でした。[DVD(吹替)] 6点(2017-07-19 09:56:08)(良:1票) 《改行有》

5.  探検隊の栄光 《ネタバレ》  あらすじを知って「これは絶対に面白いだろう!」と意気込んで観賞したのですが……何とも判断に困る代物でした。  まず、決して嫌いな作品ではないです。  むしろ好きな映画と言えそう。  コンセプトも良かったと思うし、主演の藤原竜也も熱演してくれていました。  全編に亘って漂う「真面目に馬鹿をやっている」感は、正に望んでいた通りの作風。  それでも語る際に言葉を濁らせてしまうというか、胸を張って好きだと言えないようなもどかしさがありますね。  理由を分析してみたのですが、こういった作品の場合、映画の中における「現実」と、劇中カメラが映し出す「虚構」とに、もっとギャップが必要だったと思うのです。  例えば主人公がワニと格闘するシーンは、現実ではショボいのに、カメラ越しの映像では意外と本物っぽく見える……という視覚的なバランスにして欲しかったなぁ、と。  それはピラニアが食い散らかした人骨も然り、作り物のヤーガも然り、ですね。  本作の場合、現実と虚構に明確な差が窺えない為「人々を楽しませる為に壮大な嘘をついている」という主人公達の恰好良さが、今一つ伝わってこないように感じられました。  中盤に主人公が行う「俺達が作っている番組は無意味なんかじゃない」という演説についても、長年こういった番組に携わっている立場の者ではなく、今回が初参加の人間が言う事なので、今一つ重みを感じられなかったのも難点。  このシーンは普段いい加減な言動の監督さん辺りに言わせて、それに感銘を受けて主人公も本気になる流れでも良かった気がします。  そんな風に不満点も多い品なのですが、眩しいような魅力が備わっているのも確かですね。  序盤、ゴミの不法投棄に怒っているだけのオジサンを「ヤーガの恐ろしさを身振り手振りで伝えてみせる村人」という設定にして、勝手にアテレコしてみせる場面は、本作で一番の笑い所かと。  「やらせ」を完遂しようとするスタッフに対し、大自然が嘲笑うかのように、あるいはご褒美を与えてあげるかのように「本物のヤーガ」がチラリと姿を見せる展開なんかも、ニヤリとさせられました。  終盤に遭遇する反政府ゲリラ達と絆を育む事となり、別れの際には互いに友情が生まれていたというオチも、凄く良かったと思います。  ヤーガが実在したという衝撃よりも、こちらの「現地人と心を通わせ合った事だけは本当だった」という場面の方が、じんわり胸に沁みるものがありました。  主演の藤原竜也に関しては、元々好きな俳優さんだったのですが、こういった映画でも頑張っている姿を見ると、ますます応援したくなりますね。  本人は続編も希望しているとの事なので、楽しみに待ちたいものです。[DVD(邦画)] 6点(2016-06-07 20:29:25)(良:2票) 《改行有》

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