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1. チャップリンの独裁者
60年以上前の映画だとは思えないほど面白い。最後の演説は言われているように映画史に残る名シーン。これを作っただけでもチャップリンは20世紀で最も偉大な映画人だと思う。ただ、ひげ剃りのシーンはシェーバーが残ってて、それで金取るなよと思った。9点(2002-08-22 00:15:42)
2. 小さな恋のメロディ
ふっ・・・もうこんな恋愛は俺には無理なのかな(遠い目)。「雰囲気で見せるイギリス映画」の究極型かも知れない。どこがいい、というんじゃなくて「いい映画」。音楽もとても良かった。まあ、世の中の男女はこれを観て「恋愛」を再確認するべきかな。ある意味「苦い」映画。8点(2002-12-11 15:12:17)
3. チーム★アメリカ ワールドポリス
アメリカは最低。北朝鮮は最低。テロリスト達は最低。訳知り顔の俳優達も最低。彼らをダシにしてこんな最低の映画を作った俺達も最低。もちろん世界がこんななのに呑気にこんな最低の映画を見ているお前達も最低。この世の全てが最低なんだから、ええじゃないか。最低を愛そう。最高の最低を謳歌して生きていこう。ええじゃないかええじゃないか……。シニシズムの極致。究極の悪ふざけ映画。[DVD(字幕)] 7点(2007-03-17 03:30:22)
4. チャップリンの殺人狂時代
直球で戦争、そしてそこで起きる虐殺を批判してる。この映画では一つも笑えなかった。ただひたすら、チャップリンが恐い。この映画でのチャップリンはまるでレクター博士のようでした。「僕はアカでも右でも左でもない、ただの平和主義者なんだ。」というチャップリンの叫びが聞こえてくるようです。7点(2003-09-30 04:18:16)(良:2票)
5. チェ・ゲバラ&カストロ
まず最初に注意すべきは『ゲバラ&カストロ』ではなく、原題を見ても分かる通り、はっきりとフィデル・カストロの映画であるということ。
そして、キューバを圧制国家と名指しするアメリカが制作しているだけあり、「キューバ革命は失敗だった」という事を、殊更に強調したがる内容になっている。
チェ・ゲバラの扱いにしても、やたらと冷酷な人間として描かれ、未だ世界中で高い人気を誇る彼の印象を、悪くしよう悪くしようと努めている意図が見え見えである。
フィデル・カストロが独裁者に堕してしまった事に疑いの余地はないが、だからといって彼らの行った革命が全くの無駄であったかといえば、正しかった部分も沢山あるわけで。
少なくとも、その成否をアメリカが勝手に判断して、こうした映画を作るべきではない。
フィデルは晩節を迎え、経済も破綻し、自由経済に移行しつつあるキューバを、「それ見たことか」と見下し、嘲笑しているアメリカ人の姿が、この映画の奧には見え隠れしている。
そういった意味で、アメリカの性根の悪さを見るには格好の作品。
ちなみに、チェを演じたガエル・ガルシア・ベルナルは、この映画を評して「間違いなく、自分のキャリアで最大の汚点になるよ」と公言している。
じゃあ出るなよ、と言いたくもなるが。
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-08 03:28:10)(良:1票) 《改行有》
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