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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 予想外に見応えがありました。もっと単純に、殉教するキリスト教徒と神なき日本の残虐性みたいな勧善懲悪の図式かと思っていたらさにあらず。日本人的な宗教観もそこそこ語られていて楽しめました。中盤のイッセー尾形との問答や、終盤のリーアム・ニーソンの説く太陽の話などは感心するばかり。江戸初期の田舎の役人のみならず庶民まで、軒並み英語が堪能ってのも驚きです。 しかし逆に美しすぎて、ちょっと気持ち悪いというか。そもそもなぜポルトガルやスペインの宣教師が、遠路はるばる日本にまで布教しに来たのか。宗教的には「これこそ世界にたった一つの真理だから教えなきゃ」という傲慢な善意であり、政治的には「まず文化侵略して手なづけ、次に経済的利得を、そしてあわよくば植民地化してやれ」という意図があったものと思われます。そのことは、ほぼ同時期に中南米で展開された〝布教活動〟からも明らかでしょう。下手すると、日本人も今ごろポルトガル語やスペイン語を母国語にしていたおそれもあるわけで。それを、わざわざ寺請制度まで創設して徹底阻止した幕府は偉かったと言わざるを得ません。 しかしこれ、日本人とキリスト教圏の人とでは、受け止め方がずいぶん違うんじゃないですかね。後者にとっては、どんなに言い訳されても「鬼畜日本」にしか見えないかも。 ちなみに舞台設定としては、かなり前に見た「ミッション」とよく似ています。同作にもリーアム・ニーソンが出ていて、たしか宣教師として〝職務〟を全うする役どころ。この作品とどちらが共感できるのか、ちょっと聞いてみたいところです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-11-24 03:23:52)《改行有》

2.  ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 パワハラ上司やピリピリ職場はそれなりにリアルな表現なのでしょう。吉田鋼太郎とか黒木華とかは〝出損〟というか、薄っぺらな造形で残念でした。もう少しドラマがあってもよかったような気が。 結局、ストーリーはかなり強引でしたが、わざわざバヌアツまで行かなくても、制度的に「ヤマモト」を生み出すことは十分可能だと思います。逆説的ですが、会社都合による解雇を自由にすればいい。今は簡単に解雇できないから、採用はものすごく保守的で少人数で、しかも職場は閉鎖的になってパワハラだのセクハラだのが横行するわけで。 解雇自由になれば採用枠も広げられ、それは社員側から見れば転職しやすくなるということ。会社を辞めるハードルは思いっきり下がるはず。イヤな上司がいるなら、とっとと辞めてしまえばいい。何社も転々としていれば、そのうち相性のいい職場や仕事も見つかるでしょう。それが当たり前の社会になればいいなと思います。要するに雇用流動化というヤツです。これこそ「ヤマモト」の決定版かなと。 一昔前に比べれば、今はずいぶん流動化しているはずですが、主人公の〝決死の覚悟〟が逆にちょっと気になったので。たかが仕事、そんなに深刻に考える必要はないよと、相応に経験を積んだ社会人の1人として思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-16 23:06:18)(良:1票) 《改行有》

3.  小さいおうち 《ネタバレ》 超ネタバレです。原作は未読。なので細かいキャラ設定などはわかりませんが、端的に言えばごくごくありふれた不倫物語ということで。ただし逢瀬の現場でダンナと鉢合わせ、みたいな下品なシーンは一切なく、緩い緊張感がずっと続く感じ。人によっては、それを睡魔と呼ぶかもしれません。 黒木華もいいけれど、これは松たか子の映画だと思います。いかにも良家の奥様という雰囲気で、多くを語らなくても、しぐさや表情や言葉の端々で感情がモロに伝わってくる感じ。 なので一番グッと来たのは、終盤の手紙のシーンでも倍賞千恵子のシーンでもなく、オモチャのような家が花火のような爆弾でチャチに燃えていくシーン。そしてダンナ様と抱き合って死んでいたというナレーション。狂おしいほどの恋愛感情も、貞淑を装う倫理観も、別れの深い悲しみも、そういう人間が一生懸命に生きた証のような一切合切を、戦争は一瞬にしてあっさり燃やし尽くしてしまうんだなあと。残酷なもんだなあと。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-02-10 01:26:55)《改行有》

4.  超高速!参勤交代 タイトルも設定も「バラエティ時代劇」の様相。それならそれで「バカ殿」のように突き抜けて笑わせてくれればいいのに、ほとんど笑えず。かといって設定を活かした切迫感や緊張感もなし。もともと人物造形が安っぽい上に、その人物たちが安い感動話や教訓話を語ろうとするから、ますます冷めてしまいました。小手先を弄しただけの、中途半端な小作品という感じです。[インターネット(字幕)] 3点(2015-12-20 02:12:26)

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