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プロフィール |
コメント数 |
102 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
DVDで昔の作品が出て、入手しやすくなったのは嬉しいですが チャプター分け4つ以下っていうのは勘弁して下さい。
特に、チャプターなしっていうのは犯罪に近いですよ。 |
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1. チェンジング・レーン
これは非常によく出来たサスペンスです。ファイルが紛失した時点で、それが容易にギャヴィン(ベン・アフレック)の手元に帰らないことは想像がつくでしょう。結論は二つしかありません。すなわち、ファイルが戻るか戻らないか。しかし話が進むにつれ、どうやら偽造書類らしいことが判ってきます。ファイルが戻った場合には、ギャヴィンの事務所の詐欺がまかり通ってしまう。かといって戻らなければ投獄されて終わる。どっちに転んでも後味は悪いし、第一お話として面白くないのです。本作は意に反して、後半が徐々にヒューマンドラマと化していくわけですが、この展開は、サスペンスを着地させるために必要欠くべからざる「装置」として機能しています。物語的にベストの結末へ落ちてくれて、私は非常に満足しました。ただし上で述べたように、あくまでも私はヒューマンドラマの部分を添え物として評価しています。従って、後半に重きを置いた感想の方とは、同じ点数でも方向性は全く違うはず。本作は見事なサスペンスでした――私にとっては。110分のあいだ、ずっとハラハラさせて貰いました。高得点には十分な理由でしょう。8点(2004-10-06 01:56:55)
2. 散り行く花
《ネタバレ》 中国人青年(リチャード・バーセルメス)と少女リリー(リリアン・ギッシュ)の悲恋を描いたこの物語は、序盤をまるまる中国の港町に費やしています。仏教関係に詳しい人が観たらどうかわかりませんが、寺院の中の描写も特に違和感はありません。しかしながら、青年の過去にわざわざ尺を割いているわりには、仏教の宣教師であるという設定が生きていません。白人のリチャード・バーセルメスを、わざわざ(そう見える筈のない)黄色人種に仕立てた意図は何なのか。(1)エキゾチズムを狙ったもの(2)最後に青年が自殺するので。キリスト教では禁じられている(3)ボクサーの養父(ドナルド・クリスプ)が外国人を嫌っているから。以上の3つのうちどれかだと思いますが、いずれにしてもシナリオ的には弱い。この程度なら仏教をクローズアップする必要は特にないでしょう。例えばリリーが敬虔なクリスチャンであったなら、彼女との対比によって仏教徒の設定が生きてきます。悲恋の意味もいっそう深くなりますしね。そういう工夫が欲しかった。一方、キリスト教宣教師が青年に渡したパンフレットに「地獄」と書かれているシーンは良かった。こういう演出が単発で終わってしまったのは残念ですね。5点(2004-12-12 19:53:29)
3. 沈黙の要塞
ご覧のように、環境保全がテーマでありながら、爆薬の量が売り物という逆説的な作品です。監督のセガールがこの矛盾に気づいているのか、確信犯なのかと思いながら観ていましたが、どうも彼は素でこれをやっているらしい。うーん。一応「全米ナンバーワンヒット」らしいです、参考までに。3点(2004-09-11 22:25:08)
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