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1. 地球が静止する日
《ネタバレ》 人類の代表がアメリカという考え自体間違っている。アメリカは自国の利益しか考えず京都議定書にもサインをしなかった国です。
宇宙からの使者クラトゥは国連の代表に会うために来たのに攻撃し、事態は最悪の状況になっていく。そんな状況になっても大統領は話し合いをするつもりは無く攻撃を続けた。これで人類が滅亡したらと思うと腹が立った。
人類が滅亡すれば地球は生き延びられるとクラトゥの言葉は、地球にとって人類は寄生虫のようなものなのだと思わせた。実際環境破壊により多くの動植物が絶滅していることを考えれば、人類は地球にとっては害虫なのかもしれない。もしかしたら新型インフルエンザの流行などは地球の自己防衛のための浄化作用なのかとも思える。人類自体が変わろうとしないと本当に滅亡するかもしれない。
クラトゥは人類は変わる可能性があるとして宇宙に帰るが、これで危機が去った訳でなく暫くの猶予が与えられただけで、次にクラトゥが現れたときは人類が滅亡する時だということを肝に銘じておかなければならないだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2009-05-10 18:32:19)《改行有》
2. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 硫黄島の戦いで擂鉢山の山頂に星条旗を建て替える場面が写真報道されたため、英雄として扱われた3人の話です。帰還した3人は政治家に利用されているのを分かっていながら英雄の役をして戦争の資金集めに協力する。本当の英雄は自分達でなく、戦争で死んでいった仲間達なんだという心の葛藤がうまく表現されていたと思います。硫黄島の戦いは記憶の断片として部分的だったので物足りないようでもあったが、上陸の場面はプライベート・ライアンを思わせる迫力でした。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-18 03:04:08)《改行有》
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