みんなのシネマレビュー |
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1. チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 しっとりとした映像で淡々とつづられる実話は暗く重い内容で、理不尽な出来事に心が揺さぶられます。 主演のアンジェリーナ・ジョリーが、やつれきった母親役をみごとに演じきっています。 残念なのが、アンジェリーナ・ジョリーと味方になってくれる人たちとの絡みがほぼなくて、 彼女以外のキャラがあまり立っておらず、牧師・良心のある刑事・犯人など重要な登場人物の描写が浅く、 いまいち物語に厚みが感じられませんでした。結果的に民衆の力が政治や権力を動かして行くなかで、 彼女だけがポツリと取り残されている感じが印象に残る映画でした。[DVD(字幕)] 6点(2009-07-22 17:07:07)《改行有》
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