みんなのシネマレビュー |
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1. 椿三十郎(1962) 重厚な活劇でありながら、軽快なコメディ。門前の死山血河、室戸の最期は胸が悪くなるほどエゲツないが、椿三十郎と菊井たちとの塀一枚をはさんだ騙しあい、そして奇妙に繰り返されるセリフが滑稽で愉快でもあります。端正に整いすぎているために、へそを曲げて9点をつけたくなりますが、やっぱり10点です。室戸の、体制を食い物にするアウトローぶりが最高にかっこいい。死に顔も。10点(2003-05-18 02:33:27)
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