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1. ツイスター
《ネタバレ》 自然の猛威からいかに逃げ切るかというパニック映画はいくつもありますが、自然の猛威に自ら突っ込んでいくあたりが斬新といえば斬新ですかね。最初の10分ぐらいで結末は容易に想像できます。まあ主人公たちのチャレンジが失敗して終わることはあり得ないので。見どころがあるとすれば、竜巻をどれほど恐ろしそうに見せてくれるか。これはけっこう良かったんじゃないでしょうか。牛が飛んで行ったり、タンクローリーが落ちてきたり。
意外に面白かったのは、終始ハイテンションなフィリップ・シーモア・ホフマン。晩年のどっしりした役どころのイメージが強かったので、彼にも若い頃があったんだなあと、当たり前ながら再確認できました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-14 02:11:44)《改行有》
2. 追跡者(1998)
《ネタバレ》 可もなく不可もなく定番のサスペンスものという感じ。なんだかんだで内輪の話に帰結するのも、よくあるパターンです。
ただしちょっと違うのは、追いかける側のヒーローが1人ではなく、コンビでもなく、複数のチームだったこと。なんとなく日本の「七曲署」や「西部警察」を見ている気分になりました。もちろんトミー・リー・ジョーンズだけ突出した存在であることは間違いないのですが、それは石原裕次郎的または渡哲也的または古くは丹波哲郎的ポジションで、見せ場を部下に適度に分配していたように思います。アメリカの事件ものとしては、案外珍しいんじゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-08 01:52:52)《改行有》
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