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プロフィール |
コメント数 |
519 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
60代のおっさん
好きな言葉
期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)
人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)
座右の銘にするのはどっちだ |
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1. 妻として女として
《ネタバレ》 森雅之のというか、成瀬作品のダメ男達の態度は妙に現実的で、心境を考えると共感してしまう。対する女性たちの強さと潔さはどうだろう。決して泣き寝入りなんかしないで、男を頼っている形はとっていても、見方によっては強さが感じられる。逃避というより割り切りに長けている。森が演じる男は、変化を恐れてずるずるとどっちつかずのまま、争いを好まずといった感じだが、確かに、男はそういう方向に行きたがる。つい反省している自分がいる。[地上波(字幕)] 8点(2006-05-19 00:19:09)
2. 椿三十郎(1962)
ユーモアが随所に入っている分、緊張感が前作より薄れています。その雰囲気を最後の決闘が引き締めて、トータルでは見事な構成です。藩の内紛で、それぞれが自分の立場により行動が制限される中で、主人公だけが自由で、それが発想も豊かにしていると感じました。しかし、浪人として生きていくには強くなければならず、つまり、鞘に収まることが難しくなる訳で、最後の去っていく姿に、一抹の寂しさを漂わせています。組織に属する者とそうでない者では、得られるものと失うものがまさに逆になります。9点(2004-04-29 23:52:41)
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