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1. 月の輝く夜に
主演ふたりの野性的な恋もいいけど、シニカルでアイロニックなお母さんと気弱な大学教授の関係の方をもっと見てみたかったなあ。ちなみに、なんでシェールは、お兄さんのプロポーズの時にはひざまずかせたのに、ケージのプロポーズの時にはひざまずかせなかったんだろう。変なところに目がいっちゃいました。[映画館(字幕)] 7点(2006-09-10 20:25:39)
2. 追想(1956)
ロシア革命の混乱の中で生き残ったと噂される、ロマノフ王朝最後の国王ニコライ2世の第4皇女アナスタシアの物語。こういう人物がいたのは実話(裁判までおこしたらしい)、映画は創作。バーグマンのハリウッド復帰第一作で、彼女はこの作品でアカデミー主演女優賞受賞。受賞にふさわしい演技です。ブリンナーは同年、「王様と私」でアカデミー主演男優賞を受賞。「王様と私」がなかったら、追想で受賞していたかも。二人の緊迫感のある演技に皇太后のヘレン・ヘイズが加わって、厚みを増しています。わけあって、ずっと英語版のビデオで(つたない英語力で)鑑賞してましたが、この度DVDを購入しました。全般的に、日本語字幕や吹き替え版では、英語版で鑑賞したときよりも薄っぺらい印象をもちました。特に、バーグマンとヘイズの謁見シーンは、英語版の方が遙かに迫力があると感じました。[DVD(字幕)] 8点(2006-05-07 14:31:02)(良:1票)
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