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プロフィール |
コメント数 |
811 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
今年は映画見れてないです。 |
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21. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 やっぱり面白い! DVDは既に持っているのに、テレビで観ちゃった!
主人公の女性デロリス(ですっけ?)は本当に幸せなんだと思いますよ。
デロリスは皆から愛されていたから、ああやって修道女さんたち、刑事さん達がカジノ街リノまで助けに来てくれたんです。
この作品では古い「しきたり」やら「伝統」やらに縛られているだけではダメだといったことを教えられます。
僕はどちらかといえば伝統を重んじるような仕事をしているので、そういう部分では少し学びます。
敷居やら格式が高いのは良いですが、それによって近づき難い雰囲気になり、客が離れていってはどうもこうもありません。
(だいたい、お偉いさん方がお高くとまっていて、そこでの権威を独占しようとするから、あのように市民との距離が出来てしまうのではないでしょうか?)
それを市民に開放するってのは凄いことなんです。
どうやら上の地位にいる人は、そういったものを皆に分け与えるのが下手なように思えてなりません。
古くからある伝統から一歩を踏み出す勇気を学びます。
その先に開放感があるのかもしれません。
キリスト自身は、自分の教えが人を束縛してしまうという事を望んではいないと思います。
また、せっかくある「教え」を地域に解放してからこそ、それを外で実践してからこそ、その教えが実を結ぶのだと思いました。
解放できない教えなんて勿体ぶりか何かです。
とにかく閉鎖的ではダメなのだと知りました。
僕は暗く閉鎖的になりがちなのですが、それを突破してからこそ、真の明るさや開放感に包まれるのだと思えてきました。
成功や幸福と呼ばれるものも、そういったところにありそうな気がします。
しかし、 デロリスを助けに行く場面は感動モノです。
ヘリのおっちゃんの罪深さ(?)を懇願する修道女達はなんだかシュールでした。 リノのギャンブルに修道女がいる光景はなかなかブッ飛んでいます。シュールです。 また、コミュニケーション等でしばしばKYに悩む自分ですが、この作品を観ると「KYでもいいんだ!」なんて思える場面が多々あり、ちょっと心が救われます。 この作品で一番のKYさんは、恐らくあのおデブちゃんですが、彼女がストリートで少女達とダンスしている場面で、一人だけKY行為をぶっカマしてしまいましたが、それでもその後でみんなに暖かく迎え入れられるという場面があったからです。
[地上波(吹替)] 8点(2010-01-27 03:17:30)《改行有》
22. デッド・フライト
《ネタバレ》 以外に良作かもしれないB級ゾンビ・ホラーです。
内容はなかなか。
空にもゾンビがいたら逃げられないでしょう。
飛行機が舞台モノなだけあって、空が非常に綺麗だった。
その夕陽のコントラストの美しさに見入ってしまう場面もあった。(ゾンビ・ホラーなのに)
ほんとうに「雲」にかぎってだけは実写版ラピュタといってもいいくらいに(いいすぎた)。
この作品はゾンビ系だと思うけれど、ゾンビの目とかが死霊っぽくてなかなかだった。
これがホラー愛ってやつですか。
ゾンビモノとしてはなかなか高いレベルとは思うが、ちょっと前にエグゼクティブ・デジジョンを見たので、
そうすると同じ飛行機モノのそっちの方と比較してしまうのです(そんな理由・・・)。
機内でラグビーボールをキャッチボールしているアホなティーン青春ファッカーな奴らがいた、、、
そうしたら僕、飛行機の機内でマジでラグビーの試合をやる映画を思いついたんです。
きっとヒットします。
もしなんなら僕がその映画の監督をやってもいいですけど(爆!)。
失礼しました。
[DVD(字幕)] 5点(2010-01-04 22:52:53)《改行有》
23. デモンズ
《ネタバレ》 良き時代を感じるB級スプラッター映画の傑作。
最初の地下鉄の荒廃した雰囲気がスーパーファミコンのファイナルファイトみたいで良い。
B級なのでショボイところもある。
しかしつくりに気合を感じる。スプラッター映画ファンに高い人気を得ていることは見て分かる内容だ。
劇場にいる人間のキャラクターがアホらしくて素敵だ。
とくに最高なのは盲目のオッサン。某名作映画みたいだけど、こっちは何のドラマもないのでなんでいるのか分からないところが面白い。
女主人公はなかなかの美女だった。
モンスターにやたら迫力がある。デスボイスが最高。
エクソシストみたいな緑色の液体を吐きだして汚いグチャドロスプラッタ満開。
レトロなメタルの音楽がカッコいい!
思い出すのはメタルのライブ。劇場で跳ねたり舞ったりするゾンビどもとメタルのサウンドの融合は
メタルのライブを体感しているようでモッシュを思い出す。
メタル好きは見るべし!
なにより劇場が悪魔に取りつかれているようなところが気に入った。
最初に見たときこそショボイと思ったが幾度か見るたびに魅力が増す。
入口が塗り固められていたり、マスクの男の存在など妙に謎なところが癖になる。
劇場の雰囲気も変な像とかがあって奇妙だ。
噛めば噛むほど味がでるスルメ映画だ。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 00:58:59)《改行有》
24. ディープ・インパクト(1998)
《ネタバレ》 コレってテレビでやるたびに観ちゃうんですよ。
まだ飽きませんねぇ。
僕は自然災害のパニック映画が好きなので、本作はとても楽しめました。
僕の印象では「ボルケーノ」と対をなす作品だと思います(あくまで僕個人の印象です)。
ニュースキャスターの女性が、大統領から「立場」の話をされた時にはとても迫力があった。
ニュースキャスターの母親がとても可哀想で、涙を流しながら化粧をしている場面はとても悲しかったです。
大事にしていたアンティークの家具を手放し、「清々しちゃったわ、家の中なんて空っぽよ」とワザと明るく見せようとする彼女の思いは、どんなものだったのでしょうか?
なんだか悲しいです。
この作品では「家族の絆」が印象的でした。
いろんな家族関係があって、バラバラになっちゃったり、モニター越しに赤ちゃんと接したり、そういう色々な家族の関係があって面白かったです。
抽選から洩れた人々が移送バスを眺めている場面も、その時に掲げられた赤ちゃんも強く印象に残っています。
宇宙船メサイア号(?)から眺めた巨大彗星はとても神秘的なものがありました。
メサイア号はある結末を迎えるのですが、
「御一緒できて光栄でした」「最高のミッションだった」
気高く死んでゆく船員の姿はとても美しく見えました。
空から降ってくる巨大彗星はとても迫力がありました。
最後は津波を前に、ニュースキャスターの女性と父親が抱き合っている場面があるのですが、その場面が僕の中ではとても美しいものとして印象に残っています。
最後に記者の発した「父さん、、、」という言葉にも、考えさせられました。
この作品は、自然災害ものの中ではなかなかの良作だと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2008-08-26 00:34:58)《改行有》
25. 天空の城ラピュタ
《ネタバレ》 子供のころに観た時の「面白すぎる」っていう印象があるために、
今観ると、あの感動が消えてしまうのが怖くて、この作品を遠ざけていた。
今回は「面白いアニメだ」って意識しないで、力を抜いて観れた。
意識しすぎて力が入りすぎると、感動できなくなるからだ。
普通に意識しなくても、何か神秘的な美しさを感じた。石に宿る精霊(青白い光)とか、水に沈んだ町とか。
昔ほど神秘性を感じなくなってきているものの(大人になって感性がつまらなくなったんだなあ)、やはり美しいところはある。それがとても深くて、懐かしく、て悲しいところにあるような気がした。この監督の作品の「少女」は、やはり神秘的なパワーを放っている。
ロボットのデザインには哀愁が漂っているし、ラピュタのユートピア的な雰囲気も神がかりだ。(昔はよく、自分がこのラピュタにいるところを想像して楽しんだ)
洞窟で石が光を放っているところなんて、「銀河鉄道の夜」に出てきそうな場面ではないだろうか?
否定されるかもしれないけど、個人的に、初期の宮崎アニメには、宮沢賢治を連想させる雰囲気があったようにおもう。
表面的にやっただけではここまで深さは出ない。
昨今のアニメは、技術的な面は進歩しているものの、内面的な部分はそぎ落とされているように思えてしまう。
もうこのアニメを超える作品は出てこないのではないだろうか。
[DVD(邦画)] 9点(2007-09-17 22:28:45)(良:3票) 《改行有》
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