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プロフィール
コメント数 2526
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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41.  Dear フランキー 《ネタバレ》 フランキーが健気で健気で、もう。寡黙な彼の行動ひとつひとつがどんどん愛しくなってゆきます。船の位置を示した地図や、缶の中に仕舞われた宝物、部屋に飾られた魚の絵。どれもフランキーって少年の心を映して切なくて愛らしくて。血の繋がりや家族である事が、必ずしも大切ではなくて、他人であっても信頼できる人物であるならば、それがいちばんという、脱家族な映画でした。イギリス映画らしい、根っからのいい人達によって、心を閉ざされた母子が新しい人間関係を築きあげてゆく物語は、都合のいい展開という気もしますが(本当のお父さんが、もし元気に追いかけてきてたら、もっとドロドロとした生臭い物語になったでしょうし)、これまたイギリス映画らしい抑制された表現によって、決してウソくさい怒涛のハッピーエンドに雪崩れ込む事もなく、幸せを予感させる程度に収まっているので好感が持てました。フランキーの二人の友達がちぃともキーになって来ないあたり(どちらかと言うと余計な事する、障害となる存在だぁ)は期待をスカされた気もしますし、引越し後の生活や人間関係があれよあれよと確立していってしまうあたり、ちょっと簡単過ぎないか?とも思いますけど、まあ、フランキーとお母さんの幸せが何よりですね。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-07 01:10:38)

42.  デンジャラス・ビューティー2 《ネタバレ》 ハリウッド映画では、どうして続編になると前作でくっついてたハズのカップルが別れてしまうんでしょう? きっと脚本よりも役者の事情が優先されるんでしょうね。だけどそれであっさり前作を壊しちゃうんだもんなぁ。さて、今回は前作の完全な後日談となっていて、前作頼りな設定と展開なんですけど、これがあーんまり面白くないです。前作のミスコン設定はもう使えませんから、ミスコンで入賞しましたって部分だけを頼りに物語を進めていて、それに刑事モノお得意のバディムービーのスタイルをくっつけてみました、という状態。このバディムービースタイルに新鮮味がないどころか、どうも上手く映画の歯車が回っていない感じで気持ち良く進んでくれません。今回、核となる事件部分が映画を動かしてゆくだけの力を持ってない上に、前作にあったミスコンへの挑戦から晴れの舞台までの流れにあたる存在がなく、結末に急がせないための回り道ばかりが目立ってしまって退屈、という感じ。結局、1作目で完結しちゃってる映画だったんですよね。設定に縛られて無茶できないくらいなら、いっその事「スーパーマン」みたいなふごふご笑いのダサい捜査官とスーパーモデル風捜査官の二面性を前面に押し出したスーパーヒロインものにでもしちゃった方が良かったのにね。[DVD(字幕)] 4点(2006-06-30 00:19:34)(良:1票)

43.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 この映画を、ネコたん中心に見てた人は、きっと私以外にも沢山いるハズ。「うわー、ちゃんと起こしてる・・・飛んだぁ・・・袋覗いてるぅ」って。麗しのネコたん。でも、ネコたん視点で見ると、意外にも映画の姿が見えやすくなってくるという。オードリーの役は、このネコたんに象徴されているんですよね。オードリーにとって男はみんな単に糧を運んでくるネズミ。でも男にしてみればオードリーは捨てネコみたいな存在。奔放に生きてるつもりでも、結局は自分の居場所を見つけられない。そんな迷いネコを、優しく包んでくれる存在が必要だったのですね。あの名無しネコたんこそが、オードリーの本質だったのだぁ、と思う私でした。[DVD(字幕)] 7点(2005-12-03 12:30:34)(良:3票)

44.  ティム・バートンのコープスブライド 《ネタバレ》 文句ありません。素晴らしい映像表現にウットリ。死者の花嫁が垣間見せるダークな美しさ、そして彼女が負った悲劇を存分に堪能させて頂きました。「チャーリーとチョコレート工場」で、いまひとつピンと来なかったモノがここにはありました。それは映像の完璧なコントロール。「チャリチョコ」の作り込まれた世界に垣間見えた現実に引き戻されるようなスキマ風、ここにはそれが入り込む余地などありません。アニメーションは1から10まで世界の総てを作ってゆかなければならないのですから。命ある者の世界と死者の世界のトーンが本来のイメージとは逆転している描き方、束縛と開放によって対比されてゆく物語の構造など、見るべきところは沢山あるのですが、何よりティム・バートンのダークな色調が純化されて表現されている映像こそがすべてのキモなのでした。もしかするとティム・バートン本人以上にこのアニメーション監督と美術監督はティム・バートンの色を理解しているのかもしれません。[映画館(字幕)] 10点(2005-10-26 22:32:33)(良:1票)

45.  電車男 ぎゃぼー、劇場鑑賞1000本記念~とか浮かれる前に、考えてみればこの映画のレビューは難しいデスよ。一部ねらーの人に私がねらーだって事はモロバレしてるワケで、それを無視したレビューも白々しいし、かと言って宣言すれば自意識過剰だし。「ねらーデス」でいっか。 さて、「電車男」が実話か否か、なんて事は実のところどーでも良くって、あれは毒男板住人達が紡いでいった物語、そのライブ感こそがいいんじゃないの、みたいな。それを映画化するとなると、良かった部分が全部スポイルされちゃうんじゃ?と危惧しましたが、結局「2ちゃん映画」ではなくって、笑えて泣ける恋愛映画に昇華されていたので、これはこれでいいのでしょうね。元スレ群から比較すれば、どんどんと純化され毒を抜かれ、そして省略されてきた「電車男」は、映画になって完全に別の1つの作品となった、と。 ただ、元の電車男とエルメスの物語自体は大して面白くなかったりして、映画ではそれを補うオリジナルな物語で補強してた訳ですが、それが果たしてプラスに働いていたかなぁ?とは思います。過剰に創作として強調されてしまったような感じがして。山田くんの挙動は不審すぎ、って感じですしねぇ。 それに、カオスの中から生まれていった物語が、ごく少数の心善き人々によって支えられてました、という形に収まってしまった感があるのは、ちょっと抵抗を覚えたりもしますし。 結論としては、まあまあ楽しめる佳作、ではあったけれど、一方で ゴルァ!ヴォケ!( ゚д゚)ポカーン(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル qwせdrftgyふじこlp;@:orzぬるぽ・・・ゴクリ。 ウワァァァァァンヽ(`Д´)ノ('A`)ヴェノア ってな映画を期待してた漏れもいたワケで・・・あースキーリした(改行なし表示やマックな人だと何が何やらだろーなー)。[映画館(字幕)] 7点(2005-06-07 13:41:14)《改行有》

46.  デビルマン この点数、私のレビュアー生命の危機かも。えーと、ネット上で散々な言われ方をしておりますが、私にとっては目くじら立てる程でもないフツーの駄作でした。脚本に全く流れが存在していない、主役の演技が壊滅的、という映画なのですが、少なくとも「地獄堂霊界通信」「新宿少年探偵団」「ビッグマグナム黒岩先生」あたりが醸し出していたデビルパワーには到底及んでいないんですよね。意外にマトモで肩すかし。中途半端に変身した明の体が貧相で情けない姿でも、「黒岩先生」でミョーにデカいヘルメットに小さな体でバイクから降り、演技なしの棒読みセリフを発声する横山のやっさんほどの破滅的インパクトはないのです。キャラクターの感情がちっとも伝わってこないし、CGシーンになると全くの別映画になっちゃうし、世界が狭すぎだし、説明不足は全部ボブ・サップの喋りで片付けちゃうしと、まー、そりゃ評価すべき点がちっともない映画ではあります。でも、じゃあ、最悪なのかっていうと、もっとヒドいモノは沢山あるでしょー、と。原作から離れて人の中に棲む悪魔、異なる個性を持った者への弾圧の部分を純化させていったら、あるいはもう少し評価できたかもしれません(補足記:それが明確に表れているミーコとススムくんのエピソードは、ブランコのシーンでの印象的な映像も含めて、この映画の中での少ない評価ポイントなのです)。だけど、それでは原作に思い入れのある人も、原作者自身も納得はできないのでしょうね。ミーコ主役の映画にしろ、って言ってるよーなモンだし。私は原作を読んでもファンにはならず、思い入れもない人間なので、怒りや憤りを感じないのかな。大振り三振を期待したら、スリーバント失敗でした、みたいな映画ではありました。[映画館(字幕)] 4点(2004-10-16 17:08:28)(笑:1票) (良:5票)

47.  テックス 《ネタバレ》 青春期の苦悩を描いたマット・ディロン主演の映画、という事で「アウトサイダー」を思い出さずにはいられないのですが、これは良くも悪くも良識的な範疇に収まった映画でした。田舎に暮らす兄弟の金もない生活は、荒んで落ちてゆく事を容易に予感させますが、ディズニーブランドゆえのお行儀の良い転落と甘いハッピーエンドが約束されてしまっているような感じ。常に映画に抑制がかかり続けていて、そのために鮮烈なイメージを残すような事はありません。やはり、登場人物に強い個性付けがないと魅力が感じられずにツラいですね。悪い人は、なんとなく中途半端に悪い人、いい人はめちゃめちゃいい人な映画、そこから生まれるのはヌルいファンタジー、って感じでした。何しろ撃たれても強い教訓を残すほどのドラマのうねりがあるワケじゃなくてめでたしめでたしですからねぇ・・・。[映画館(字幕)] 4点(2004-09-08 02:59:28)

48.  天地無用! 真夏のイヴ このアニメの事は全然!まるっきり知識のない状態で見たのですが、最初っから最後まで人物関係が全く判らず。初めて触れる人間に対するフォローが微塵もないのは困ったモンです。でも、日本的な夏の風景を舞台にして展開する、「作られた少女」の儚い物語は、ちょっと感傷的な気分にさせてくれました。日本の夏のイメージをフィルムに定着させようとしても、実写では湿度が高くて色が上手く出ないのですが、アニメならば、その色彩を更に純化させてフィルムに定着する事ができる、そんなアニメならではの利点を生かした映画でした。既存キャラのイメージに依存するような作り方をせず、一本の映画としてきちんと成立させれば名作になったのかもしれず、惜しい作品でした。[映画館(邦画)] 5点(2004-06-16 00:40:32)

49.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 ジェイク、あなたの愛はお受けできません。だって、私、男ですもん。そのテのシュミは、なくってよ。とゆー事で、舞台挨拶で去りゆくジェイクの投げた一輪の花をゲットしてしまった私でした(隣のお嬢様に差し上げましたが)。突如日本語で歌い始めるデニスとか、ドレスの脇から見えちゃったヒロイン役の子とか、なかなかに楽しませて頂いたプレミアでした。 さて、映画の方は、と言うと、70年代パニック映画で映画ファンになった私としては、まずは合格、でした。大変な状況を描く場合、思いっきり引きの画で「ぼ~ん!」か、さもなきゃ逃げ惑う人々の画を切り取っただけで誤魔化しちゃうものも多いのですが、この映画は、きちんと具体的に街が大変な事になってゆくディティールを見せてくれます。でも、世界的規模で巻き起こっている災害なのだから、もっともっと見せてくれ!というのも正直なところ。この絶望的な状況に立ち向かう悲壮感も不足気味。ぎりぎりのところでなんとか生きてゆく緊迫感が薄め。だけど、日常が崩れてゆく事態に陥ったら、実感湧かないままに流されてゆくものなのかもしれませんね。 ところで、これまでアメリカ万歳的なスタンスが見られたエメリッヒ監督作品ですが、この映画では内省を促しております。京都議定書から離脱したアメリカに対して、無反省でいていいの?と。基本はスペクタクルな娯楽映画ですが、現在進行形の問題を織り込む事に成功していたと思います。 何はともあれ、久々の、大スクリーンに展開する大スペクタクルを堪能させて頂きました。[試写会(字幕)] 8点(2004-06-01 01:14:56)《改行有》

50.  デビル(1997) 《ネタバレ》 アイルランド政府が悪い、いやIRAが悪い、という映画ではなくって、怒り、憎しみが新たな悲劇を生む現実をキツく描いた映画ではあるんですが、その背景をぶら下げた映画はスッキリとした印象になる訳もなく、だけど登場人物までシャキっとしない、ぐだぐだした感じになっちゃっていーの?と思いました。絶対的正義なんてものが存在しない世界では、ハリソン・フォードは冴えないおっさん状態。どうせならば彼と家族と、ブラピの関係を映画の中でもっと際立たせて、最後の悲劇を盛り上げてくれた方が良かったと思うんですけどねぇ。せっかく「テロリストはテロリストという名の生物ではない」ってスタンスで語ってる映画なんですから。5点(2003-12-14 13:59:11)

51.  天平の甍 学校全体で映画館貸切で見ました。のほほ~ん、と日々を暮らしている私に、日本の仏教には人々の大変な努力の歴史があるんだよ、という事を教えた映画です。安全な航海などなかった時代に、命を賭して海を越えてまで日本の信仰の正常化を計ろうとした人々の物語は、感動的ですが、冒険映画風でもあったりして。ヒジョーに真面目な映画なんで、全体的には単調さを拭えませんがでしたが、観客全員が同じ学校の生徒なんで、エンディングは拍手喝采状態でした。6点(2003-12-12 13:52:38)

52.  伝説巨神イデオン 発動篇 《ネタバレ》 人として業を背負って滅びの道を歩む性、追い詰められ死んでゆく人々の物語。だけど、キッチンやアーシュラ、カララ、カーシャと、酷い死に方で描く事の意味が理解できませんでした。残酷な死によって戦争の無情を描くにしても極端過ぎ。製作側とファンとの間にある馴れ合ったアニメの枠にウンザリして、「形骸化されたアニメを殺す」みたいな意図があったのかもしれませんけれど、それ以前にアニメの表現の限界ってモノがある事にも留意して欲しい感じがしました。その枠を刺激的な表現によって超えようとしても、アニメである事の根本を破壊する事は出来ないのですから。その意図を更に進めて破綻した感じがするのが「エヴァ」なワケですが。その模索は実のところ、もっと全然別のところに正解があるんじゃないかなぁ? 少なくともキャラクターの記号化、形骸化はこのアニメの意図に反して(本家ガンダムの新作まで含めて)更に進んでしまっているような今日この頃。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-12 13:33:50)

53.  天使の涙 広角レンズで捉えた香港の街の光の洪水。モノクロ、スローモーション、ハイスピード、コマ落とし。そこに住む人間と街との「延々と成立しないまま続いてゆく対話」のような映画でした。沈滞した空虚な大気の中で、人との繋がりを求めてゆく人々。切なくて、ちょっとだけ温かい物語。この映像が伝えてくる感覚は、ストレートに染みてきます。ただ、映像至上主義に走り過ぎで、展開まで停滞させてる感じがしちゃったのも事実。ちょっとバランス悪かったかも。隣りに座ってたお嬢さん、爆睡してたし。[映画館(字幕)] 7点(2003-12-12 13:10:04)

54.  天国にいちばん近い島 「ここが私の天国にいちばん近い島です」と言われても、なんで?って感じの映画でした。そこまでのドラマがちっとも迫ってこないモンだから。そもそも、旅エッセイな原作を無理に物語にした結果、かなりヘンな映画に。実話からリアリズムなしの映画に変化。大林監督としては昔風の南国モノを再現したかったようですが、いかんせん物語に全然面白味がなくって。最後の最後のショットで、ちと許す、みたいな。当時、めちゃくちゃ知世ファンだった私が必死になって応募して当てた、「知世バースデイフェスティバル」とゆーイベントで見た、とゆー事は、ここだけのヒミツ。ちっともヒミツになってないけど。[試写会(字幕)] 4点(2003-12-12 12:42:49)

55.  転校生(1982) 《ネタバレ》 正常なシーンが白黒、ソレが起こってからがカラーっていう、『オズの魔法使い』に対するオマージュはともかくとして、この一作で大林ワールドが確立された、という感じですね。尾道のノスタルジックな風景に展開する笑いと涙の世界。名作です。とっても作為的な画も、この人の場合、私としては鼻に付かなかったりしますし(それがハデにハズしている作品もありますが)。尾美としのりは、ちょっとなよなよし過ぎちゃってるんじゃないの?とは思いますが、小林聡美のリズミカルで軽快な演技が、この映画を輝かせています。ラストショットでの振り返りからスキップに転じるタイミング、絶妙でした。[映画館(邦画)] 8点(2003-12-12 11:38:37)

56.  DENGEKI/電撃 《ネタバレ》 署長はいいキャラだったんだから最後まで残しておいて欲しかったし、単純な物語を無理にごちゃごちゃさせる設定で引き伸ばしてる感じだし、最終ボスは意外!って言っても、それまでの描写が少なすぎなので唐突な感じだし、でも「沈黙のテロリスト」よりは100倍いい!って。やっぱりセガール映画はセガール拳が炸裂してナンボですよねぇ。このところのセガール映画の、画面から醸し出される安っぽさもなかったですし。少々ダレ気味だったセガール映画にテコ入れ、って感じでしたね。6点(2003-12-12 11:10:55)(良:1票)

57.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 シータ救出シーンでのパワフルな展開は、本当にエキサイティング。今の時代ではちょっと抵抗が多い電子音で溢れる音楽も、不思議とこの映画には見事にハマってます。楽しくって質が高くて、日本が世界に誇れる冒険映画。ただ、「人がゴミのようだ!」の部分は大量虐殺をかる~く描いてたりするワケで、そこに妙に違和感を持ってしまったので、ちとマイナス。作者自ら冒険活劇をウリにしてたワリに自己犠牲を決意したかのようなクライマックスは結構ウェットでしたしね。[映画館(邦画)] 8点(2003-12-12 10:56:17)

58.  デボラがライバル オカマネタのコメディ映画なのだから、も~テンポで突っ走るっきゃないでしょ、って思うんですけど、最初の30分くらいはいいのに途中から失速、この人達で青春ドラマをマジメに語られちゃうのはシンドいんじゃないの?って感じになっちゃいます。クライマックスの試合シーンあたりになると、ああ、クサ~!って。何十年前かの青春ドラマ状態。もっとタイトにまとめて一発ネタ映画にしてくれた方が楽しめたのになぁ、って思いました。谷原章介のオカマ、喋り方がウンナンの内村演じるホワイティみたい。[映画館(字幕)] 4点(2003-12-12 10:41:15)

59.  デッドコースター 前作は内容を知らずに見て「ぎゃ~」でしたが、こちらは劇場の閉館イベントでの上映で、そこはあまりに愛着の強い映画館だったので、どんな映画の上映でも行かなくちゃ!って思ったら、よりによってアレの続編・・・「ぎゃ~」って。でもまあ、苦手苦手と言いながら、このジャンルをよく見てる私ですが、これは斬新でいいですよね。何しろ運命が相手だもの、どこからどういう形でソレが襲ってくるのか、全く予測不可、そこらにある色々なモノが全て犯人(?)の可能性あり状態。さーて、どういう死に方してくれるのかなぁ?って不謹慎な期待が湧いちゃってくるワケで。宝くじお兄ちゃんの、強運VS死の運命のバトルなんか、「裸の銃を持つ男」のO・J・シンプソンか、「スーパーマン3」のオープニングか、って感じで怒涛の展開につい笑ってしまいますし。前作は「うわわ~」って感じばかりだったので、個人的には苦手でしたが、今回は結構笑えたので、その分評価アップです。[試写会(字幕)] 7点(2003-12-12 10:30:41)

60.  デイライト 《ネタバレ》 70年代パニック映画ブームによって映画を見るようになった私は、この久々の正統派パニック映画の登場が素直に嬉しかったです(これ以降は色々出てきて、ちょっとウンザリ状態になるんですが)。このテの映画によく登場する、主人公と反目して物語の足を引っ張るタイプが、出てきたと思ったそばから、どんどん「はいはい~退場ね~」って処分されてしまうのが面白いです。結果として、とにかくみんなで頑張って脱出しましょう、って感じが強くなって。でも、わざわざデイライトってタイトル付けてるのに、最後の最後、闇に閉ざされた世界から生還する時に光を目指すとか光がぱーっと差し込むって映像を入れないのはなんでなの? うりゃさっ!と出たら、なんか曇ってるっぽい、ぼや~ん、って感じの灰色な風景で。うーん。でも、昔見たパニック映画の懐かしい感じ、堪能しました。[映画館(字幕)] 7点(2003-12-11 23:54:22)(良:1票)

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