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1. デッドコースター
『ファイナル・デスティネーション』のパート2だが余計な話をそぎ落として
次に誰がどの様に死ぬのかに絞って作られて居る為非常にテンポが良くなっている。
冒頭のハイウエイでの多重事故の場面は凄い迫力とリアルさがあり、前作の
飛行機事故より身近な物なのでより恐怖感が増す。
出演者では、主役キンバリーを演じたA.J.クックと言う女優さんに注目。
なかなか魅力的だし演技も上手で今後の注目株だと思う。
反面、相手役の警官の男優は余りにもチープだった。
パート1を見ていた方が話が分かりやすいが見ていなくても充分楽しめる。
全体として、パート1を超えた良作と言える。
7点(2004-06-14 10:30:46)《改行有》
2. ディアボロス/悪魔の扉
ちょっと時間が長く途中でだれてくる。パチーノは相変わらず達者だが
若干鼻につく。キアヌはこの頃はきりっと引き締まっていて良かった。
この映画はシャーリズ・セロンのメジャ-大作初出演で出世作でもある。
徐々に精神を犯されて行く妻を熱演していた。このパターンがこの後の
彼女につきまとう事になったのは迷惑だったかも知れない。
中盤以降の黒髪の彼女は余り似合わなかったが最初と最後の場面での
彼女は本当に美しい。
6点(2004-06-14 13:41:30)《改行有》
3. テイキング・ライブス
《ネタバレ》 アンジ-の新作で期待したが、かなりいまいちの作品だった。
まず、クールな特別捜査官のアンジーがなぜイーサンにあれほど惹かれたのかが
さっぱりわからないし、イーサンにもそんな魔性の男を思わせる雰囲気も魅力もない。
それまでは「ボーンコレクタ」のアメリア巡査のその後を思わせるクールでできる女の
雰囲気を見せていたアンジーが、普通の女になってしまうのも納得いない。
出演者も無駄に豪華なだけ。特にキーファーなど何の為に出演したのか全然理解できない
役だ。舞台をフランス語圏のモントリオールにする必然性も無い。
最後のオチもちょっと驚くがほぼ予想どおり。メイキング映像で出演者が脚本が素晴らしいので出演した等と言っていたが、本気ならアホだし、そうでなければ皆さん大嘘つき
だ。せっかく面白くなりそうだった題材なのに脚本が描き切れて居なかったと思う。
アンジーは久しぶりにちゃんと「演技」していたし、彼女の特長ある眼力も健在。
しかしアンジーは歳と共に「いい女」になっているね。アンジーを見ている分には
ファンとして満足。映画は4点だがアンジーの魅了で+1点。
5点(2005-02-02 10:47:55)(良:1票) 《改行有》
4. ティアーズ・オブ・ザ・サン
《ネタバレ》 無理無理の展開。女医をヘリに押し込んで原住民を置き去りにした時点で話は終了。
ここで命令違反を犯し(軍法会議は避けられない)部下を危険にさらして引き返す
などと言う事は絶対にあり得ない事で、その後の話に全くリアリティが無くなる。
隊長が引き返す決断をする理由が全く観客には分からない。そもそもあの女医を救出
する理由自体不明。女医役のM・ベルッチなど泥だらけ・鼻水まみれになる役で彼女
である必要が何処にあったのか分からず(全然女医に見えないし)。
反乱軍をことさら残虐に描いておいて自分達の虐殺行為を正当化し、最後にみんなを
救うのはアメリカ軍ですよと大宣伝。ハリウッド製アメリカ万歳戦争映画。5点(2004-08-30 11:06:42)《改行有》
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