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プロフィール |
コメント数 |
58 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 天井桟敷の人々
こんだけ金かけて無理して映画作るなよ。大した構想も無いくせにセットだけ先に作って、後から脚本書きながら撮り進めたようなストーリーやったな。テレビドラマか。ってか昼メロか。いちいち細部までツッコムのもだるいわ。展開のためオンリーなガランスの行動は理解に苦しむ。散々苦しみながらも色んな角度から個々のキャラクター探しをしてあげた苦労を無に帰すように連発する歯の浮くようなセリフの数々と、ドンドン安くなっていくストーリー。手がグーになる。途中ちょっとだけ妥協点が見えかけたのよ。パリに戻ったガランスの再登場の時に、ガランスとの恋愛を通じて本物の演劇人として成長した才能豊かなバティスト。ガランスのバティストへの想像を超える想いを聞いたフレデリック。ああ、これでフレデリックも何か新しい価値観を得た事で、豊かに成長して、ああ、演劇と恋愛・・・・・的な感じで進むんやろうなぁ、って。。。それ以下やった。みんなグズグズになっていった。ドンドン昼メロなっていった。ゴールに向けて必死なストーリーの中で、明らかに作らされたナタリーとの間の子供にも安易すぎて驚いたし、恋愛とも展開ともキャラ付けにも関係ないガランスの『貧しさは美しさ』的な発言や、『裕福と愛情は相反する』的な発言がちょいちょい飛び出すのもいちいちイラッとくる。最後の祭りの中を必死でガランスを追うバティストには逆に感動すらした。どんな映画でもこんなシーン入れときゃそれっぽく見えるもんなんやなぁ、恥ずかしげも無くよくやるもんやなぁ、って。それにしても長かった。 胸焼けする。[ビデオ(字幕)] 2点(2006-06-29 06:13:38)(良:1票)
2. 鉄男II BODY HAMMER
お金かけるとつまらなくなりそうな作品だけど、前作をより上回って面白い作品に完成した感じ。無駄に意味の無いところにお金をかけている訳でもなく、あえてチープな部分を残す事でインディーズ感を残したあたりが上手い。前作以上にロックな疾走感を増した感じ。前作はどうしてもお金かかってない分、コメディー色強めで逃げるしかなかったけど、今回でしっかりとしたストーリーも仕上がった。これやりたかったんやなぁ、って納得。ゾクゾクする作品。破壊の美しさ。[DVD(邦画)] 9点(2006-04-24 19:49:51)
3. 鉄男 TETSUO
コストのかけ方のバランスが絶妙やな。どうしても譲れん所と、金かけんでも、逆に新鮮みを感じられる演出、音楽のテンポやカット割りでカバーできる部分を見極めてる。ブラックなコメディも十分笑える。女が「私たいがい驚かないから!」って10回ぐらい振っといて「キャーーー!!」みたいなのは分かってても笑ってしまう。前衛的なコント(?)。特殊メイクの芸術性を云々言うつもりは無いけれど、才気ほとばしる作品。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-24 19:02:38)
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