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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. デッドプール 見始めたすぐはC級ダメ作品かなと思ったんだけど、意外や結構盛り返して楽しめた。どんなもんだと思った下品なギャグも終盤には慣れてきてクスッとしてきた。X-menのスピンオフとは知らずに見たけど、ならもう少しはじけることもできたんではと自分も悪乗り。こういった作品の演出はすべる可能性も高い中でちゃんとヒット打ったのは力量がある証拠。良かったです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-04-06 13:55:42) 2. テッド 可もなく不可もなく。有吉の吹替でみたけど、彼のキャラにあっていて、台詞回しは面白かった。でも、日本人には厳しい作品かな。日本人のためのテッドを製作したら面白いのにと思った。主演ジョン役のマーク・ウォルフバーグ、ずっとガイピアースがやってると思ってた。よく受けてくれたなあと思ってた自分に喝。猿の惑星ディパーテッドの人だったね。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-09-01 17:59:40) 3. テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 原作の大ファン。普通は原作があるとそれを映画の尺にどう凝縮するかが難しいものだけど、この作は逆に原作のエピソードを間延びさせて薄めさせる結果になってる。原作自体がギャグ作品であって、ぶっとい人間ドラマが薄いために作品化が難しいのも解かるが。作品観てて、テイストがのだめカンタービレと酷似しているなあと思ったら、やはり監督が同一人物であった。のだめの演出や作風はその原作の味を活かして素晴らしかったとは思うけど、だからと言ってそれをそのままテルマエに持ってきたのは非常に残念だった。もっとシュールな感じの方が良かった気が。キャスティングでルシウスに阿部寛は素晴らしい。結婚できない男桑野さんドラゴン桜桜木なんかで演じた理屈ぽい偏屈さは随一の味だし、容貌まで備わっているから奇跡に近い。まさにルシウス。演出脚本みるとフジテレビがやっつけで仕上げた感が強いけど、ロケーションやセットではかなり頑張っている。ゆえにそれを残して別の制作で入魂で制作してみて、テルマエが海外でどう評価されるかを原作の根底にある日本論を問うと言う意味でも試したかったところ。自分が原作ファンだけに残念なところが多い作ではあるけど、でも、娯楽作としては楽しめたんで良かったとは思いますよ。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2012-12-02 12:02:15) 4. デスカッパ 0点献上すると制作側の狙い通りになりそうなので、2点を。日本的映画の過去の逆の意味でのリスペクトオマージュ作品。お笑いのスベリ芸的な作品って感じか。でも確実に狙いにきてるんで、天然で制作されてるわけではないんだよね。だから珍作見たという感じはしない。見どころはないんだけど、いろいろシュールな面白さはある。かっぱ様の意匠と動きは素晴らしいね。ぼく自身はエロもトッピングされてて面白い提案作と思ったけど、普通の真面目な映画ファンはふざけ過ぎている、製作費をどぶに捨てていると切って捨てられるだろう。正直言うと自分の中にもそう考えるもう一人の自分がいるから。[CS・衛星(邦画)] 2点(2012-06-05 17:21:25)
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