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プロフィール
コメント数 1925
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 最終投稿日みたら10ヶ月くらい投稿してないや

そろそろ映画もマンガも投稿開始しなきゃ



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1.  ドッグヴィル ネタとしては昔からよく使われていると思うが、貧困な村は共産主義的コミューンを思わせ、逆にラストはアメリカを強く意識させます。意図的な線で区切られたセットも、見えない壁が逆に人の心の中のダークな部分を透かすのに効果的でやられました。ライフアズアドッグ、軽蔑と高慢ということか。人間は欺瞞、偽善、傲慢、欲望、など性悪であり、悪の塊であるからこそ人は善に憧れ、人には善を求め、偽りの自分の皮を被りながら人から善人と思われようとする。善意による正義の秩序か力の正義による秩序か、どちらも正義である。DVDで再見してて思ったが、二コールがだんだんと米、朝、韓、中等に虐められる日本に見えてきた、またキレたら・・・10点(2004-03-02 00:31:17)

2.  東京物語 はとバスが案内する東京は戦後復興したキレイな東京であるが、子供の家から見上げるリアルな東京は煙突から立ち上る煤煙だらけの空。子供達にとって父母の到来が非日常となり、必ずしも望むべきものではなく、彼等の行動、セリフはあまりにリアルであるが実の子だからこそのものである。一転して好意的な次男の嫁こそがしたたかであり、女一人で生きている彼女がまるで東京の象徴のように映る。随所に見える彼女のエゴ、義理の父母が訪ねて店屋物で夕食を済まさせ、母が泊まった際にも「尾道へお越しなさい」という言葉に「遠いので」と答え、義理の妹には「夏休みには東京へ遊びに来なさい」と再三誘っている。そんな彼女の自らのエゴに対する罪悪感が「私ずるいんです」と告白させる。それに対し「いいんじゃよ」と父は寛容と愛情で応える。静かな映像の中で見せられるそのリアリティは、痛烈な毒を持ち、父母の素朴さにより一層胸を締め付けられる。核家族社会であり続ける限り、この映画は永遠普遍の名作であり続けるだろう。10点(2004-01-14 18:19:15)(良:3票)

3.  トゥルー・ロマンス 最高、タランティーノ臭が満載です。主人公は明らかに自分自身ですし、最高の相手との出会い、親子の深い愛情、クールなバイオレンスシーン、二人の深い愛情など中身が大変濃密で満腹になります。 10点(2003-11-02 23:27:26)

4.  時計じかけのオレンジ 暴力、セックス、ドラッグなど廃退的な若者像、近未来的でありながら未だに真新しさすら感じてしまう映像の中の彼らは、今街に溢れる若者たちをそのまま描いたようであろ。そして彼ら以上に恐ろしいのは、内に秘める異常さを隠し持って生活しているごく普通の市民である私たちでしょうか。10点(2003-10-30 16:14:36)

5.  12モンキーズ テリーギリアムらしくない大資本映画だが、世界観や美術、衣装、シニカルさなど媚びることなくギリアムワールドがでており、音楽も際立ってよく、ラストもの爽快感まさしくワンダフルワールド。10点(2003-10-29 11:48:26)

6.  独立愚連隊西へ この世に存在しない、靖国に眠るはずの独立左文字小隊、焼焦げた軍旗一枚をめぐって繰り広げる戦争、軍隊という規律の厳しい組織を風刺することが滑稽さを際立たせている。一癖二癖ある無頼漢な面々でありながら、上手く一つにまとまった愚連隊がとても魅力的です。フランキー軍との爽やかな男の友情も好きです。緊張と緩和のバランス、最も喜八監督らしい作品ではないでしょうか。[ビデオ(吹替)] 9点(2005-04-17 10:31:24)

7.  鳥(1963) 小学校の頃、この映画をTVでみた翌日から鳥が怖くて、自分家で飼ってるインコも触れなり鳥嫌いになった程のトラウマ映画。鳥カゴを手にした女が街に現れて以来、鳥が復讐のごとく襲い掛かる。人間は鳥カゴの鳥のように家から出ることも出来なくなる。ラストも当時はこれで終わり?と思ったが、今考えると何も解決を見ないラストが次に襲われるのは自分だ!と強い恐怖心を植え付けらる。9点(2004-05-20 16:18:03)

8.  突撃(1957) 戦争の不条理、軍隊の不合理などの矛盾点がしっかり詰め込まれており、映像も随所にキューブリックらしさが出ている。初期の作品ではあるがフルメタルジャケットにも負けず劣らずの戦争映画の傑作。9点(2004-04-25 22:58:54)

9.  ドリームガールズ(2006) 見終わって速攻でサントラ買っちゃいました♪ジェニファー・ハドソンのパワフルでソウルフルな歌声はスゴイね、カッコよすぎ。ビヨンセもモータウンなビヨンセもポップで決まってて良かったがキレたビヨンセがカッコよかったなァ~。で何つってもキレイですワ、七変化どころかコロコロ衣装が変わる、どんな格好しても美人は絵になるねえ。で男ですからジェイミーに感情移入して見るんだけど、彼の立場なら彼のようになってしまうのも分かるんだよネェ、時代の要求を常に読みプロデュースしていかなければならない、ファミリーとして上手く行ってる時も、いかなくなった時も彼はずっと孤独なんだよねえ。しかしこの映画、主演が誰かっつったらやっぱジェニファー・ハドソンだよねェ。[映画館(字幕)] 8点(2007-03-22 23:50:04)

10.  動脈列島 東映の「新幹線大爆破」に対抗する東宝の「動脈列島」で、同じ新幹線を狙ったテロです。本作は名古屋新幹線公害訴訟を絡めるなど社会性があり自分としてはこちらの方が好きです。ただ犯人の犯行が随分ズサンで苛立ちます。犯人の本来の目的が新幹線を止める行為よりも新幹線公害の問題提起にあるためでしょうがないんだけどね。名古屋市内の新幹線線路沿いの高校に通ってたが、騒音のおかげで2重窓に冷暖房完備でした。8点(2004-11-09 19:07:40)

11.  どつかれてアンダルシア(仮) スゴイ!見事な漫才ムービーだ、洋の東西関係なくコンビというのは仲が悪いもんなんだなあ。逆猪木闘魂ビンタは笑ったなあ。どうせ死ぬなら舞台の上で客の爆笑の渦の中で死ぬ、これぞ芸人魂!感動した。8点(2004-05-19 20:53:59)

12.  遠い空の向こうに 炭鉱労働者の町、学校、警察を含めおよそ全ての人間がこの町に未来がないことを悟りながらもこの町から逃れるすべがない事も知っている。子供にとって唯一の夢は体を鍛えフットボールで大学へ行くことだけ。そんな偏見の中で、地下へ潜る炭鉱夫を拒み、空に夢を抱く少年たち。やがてそれは炭鉱の町に生きる人間、全ての夢を乗せて大空へ舞い上がる。炭鉱の町という閉鎖性や労働問題、親子の軋轢、子供の夢などがうまくまとまっており楽しめる。8点(2004-05-14 13:53:04)(良:1票)

13.  トーク・トゥ・ハー すごく難しいがすごく面白い。法律的にも倫理的にも社会的にも非である事は間違いないんでしょう。私の中でも是か非かでいえば99%非なんですが、この1%の是が重いなあ。植物で過ごすべきか、人間に戻すべきか、もし方法が一つしか無いのであれば是と認めざるを得ないかもしれない。8点(2004-04-24 19:44:33)

14.  東京暮色 《ネタバレ》 深い悩みは家族ほど打ち明けられず、他人ほど判るものである。妻が去った理由、次女の死の理由、他人となった母だけが理由を知り自責に駆られまた去ってゆく。理由を知ろうとしない者だけが、何も無かったように日常へと戻ってゆく。オープニングの小料理屋の女将、エンディングの家政婦とのやり取りの間に様々な事件が起きていながら無いも変わっていないように見えてしまうそれこそが日常なのか。全てを受け入れながら生きるのも辛い人生である。8点(2004-01-20 22:52:12)

15.  トカレフ(1994) オープニングのコインの音とラストの薬莢の転がる音、全てはトカレフに始まりトカレフに終わる。この映画を見るの3回目だと思うが見る度に何とも言えぬ敗北感、幸せの価値観、本当の生甲斐など様々な事を考えさせられ評価が上がる。8点(2003-11-16 17:10:22)

16.  どん底(1957) 貧乏長屋でどん底暮らしの人々に、人生を悟ったようにささやかな安らぎや希望を与えるお遍路老人、そんな人でもいざとなるとケツをまくって逃げ出す始末。長屋の人々は相も変らずその日暮らしを続ける。みんな何をすべきかなんて自分で解っているが、苦しくとも楽な生活に慣れてしまっている。誰かが背中を押してくれるきっかけを待っている、本当にどん底から抜け出すためには自分自身の自己改革が必要である。 8点(2003-11-16 15:56:56)(良:1票)

17.  トゥルーマン・ショー 何度も見た映画なので随分と感動は薄れてしまったが、カベにぶつかった時なんかにちょっとした勇気をもらえる映画。サラリーマン時代などは真剣に自分の宇宙が自宅と会社だけでこうされていることに堪らない憤りを感じトゥルーマンの様に自分の未来は自分で切り開かなくてはと思ったもんです。エドハリスもすばらしい演技でした。8点(2003-11-16 11:27:25)

18.  24アワー・パーティ・ピープル 自分の若かりし頃と絶妙にリンクしており感慨深い。ニューオーダーのニューアルバムが待てど暮らせど出なかった理由もわかった気がする。ハシエンダのラストは大学卒業間際に、当時のオキニのクラブ系の店がつぶれた時のラストナイトを思い出し、自分自身そこで祭りが終わったと感じた。その時の切なさを十数年ぶりに思い出した。思い入れない人にはどうだろうか?8点(2003-09-14 22:36:52)

19.  時をかける少女(2006) 芳山和子は知世ちゃんが声をやっていてくれたならばねェ、オファーはしてたんだと思うんだけど残念だなァ。今まで何度も作られてきた芳山和子版”時をかける少女”を大胆にぶち壊しながら、紺野真琴の”時をかける少女”を作り上げたのは見事。3人の前に進むと壊れてしまう膠着した関係性が、ずっとこのままだったらという青春の永遠性をより強くし、タイムリープというリセットボタンが永遠に続くやり直す事のできる今よりも、一度きりのやり直しの利かない未来こそが面白いんだと気づかせてくれる。ツッコミを入れるならばいくらでも入れる事は可能だけど今回は止めておきます。[地上波(邦画)] 7点(2007-07-25 10:01:52)(良:1票)

20.  東京の宿 小津監督の作品のなかでもかなり鬱な気分にさせられた作品かも。いつも遠景で見られるガスホルダー、その前で金は無くとも明るく逞しく生きるいつもの坂本武と突貫小僧、原っぱでのやり取りはとても微笑ましい。水商売をする岡田嘉子に「そんな金で子供が喜ぶかい!」なんて叱る姿も喜八っつぁんらしい。ところがここからが「どうしちゃったんだよ、なんでだよ、喜八っつぁん」と思わず叫んでしまいたくなる。喜八のような男までおかしくなるほど当時の不況は深刻だったのだろうか。「街の灯」を意識しただけって事はないだろう。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-25 00:02:46)

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