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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 長い!観ている最中に眠気が襲ってきました。 「スタンド・バイ・ミー」の子供の悪戯世界が苦手であれも途中でやめた。 あの世界が時折回想シーンに入ってるんですよ。 どうもあの世界はロリっぽくて私はだめ。 汚れなきお子様の悪びれた世界・・ 冒険映画とかならいいんですが、 ほろ苦い思い出とか仲間とか出してくるともう恥ずかしくて見れない。 でもそういう映画なのかと割り切ると原作がスティーブン・キングだし、 もしかしたら泣かせホラーになるかも(だったら低評価なわけないか) そうなれば売りのフリーマンが夢の中の案内人の役だと、 もう勝手に(シリアス・ホラー)などと自分で妄想・・ 題名はドリーム・キャッチャー=エルム街の悪夢みたいな?=子供たちの団結 その世界でいってくれれば面白かったり・・ モーガンなかなか出てこないんだわ。 出てくる中半あたりになってようやくこれは「ボディ・スナッチャーズ」のような映画だと理解。 なぜ子供時代のセンチな団結物語がエイリアン映画になるんだ? しかも爬虫類とウナギ合わせたような気味が悪いエイリアンに。 「メン・イン・ブラック2」の地下鉄に住んでたエイリアンそっくりなんですが~! こんな映画にフリーマンを使う必要があるのか。 まんま役どころはメン・イン・ブラック。 (25年間ずっと待っていた)らしいのですが(爆) しかもお下品なセリフとエイリアン退治は彼には似合っていません。 そこだけがもしかして売り? エイリアン退治の顔が爽快というよりは怖いんです。 なぜ森の中にあんなでかいUFOが不時着するのか・・ 何の映画なんだこれは・・ 観客の想像力をかきたてるという意味では成功(爆) ここまでまとまりのない映画は観たことがありませんので、 驚愕の(爆)ラストを観ても私は驚きもがっくりもしませんでした。 一度観てよくはわからないところがいくとかあっても、 それを確認したいともまた観てみようとも思わない。 一度観たのでもう十分です。 コメデイに徹するかシリアスにするか曖昧すぎて・・ 見終えたあとでよくわかったのは、 この映画がなぜ低評価なのかと見終えたあと後悔するだろうという宣伝文句でした。 [DVD(字幕)] 2点(2006-05-28 14:36:20)《改行有》

2.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》  ここのところたくさんリバース・ムービーを観ているので、 たいして目新しく感じなかったのが残念。 先にコレを観ていたら・・ リバース=タイムスリップとも取れるんですが、 その世界を見事に描いているなぁと感心しました。 この映画ではタイムトラベルというマジックは、 人間が産まれる前にまで遡ってやがては存在が消滅するまで。 そのブラック・ホールは黄泉の世界へと続いており、 もちろん生きている人間は行ったことのない未知の世界。 帰ることのない片道切符。 だから今の時代の人には二度と会うことができない・・ とても不安でひとりぼっち。 そう、タイム・トラベルという手法はただのたとえ。 逝く前の不安や恐怖はテラピストの講習を受けても消えない。 消える未来に逝くのではなく消える過去に逝くのだとしたら、 もしかしたらその道や時間は不安ではない。 道連れの映像は自分が生きてきた道だから。 その世界だけ堪能して、 あまり内容のややこしさは考えずに観ました。 ややこしいのは当たり前で、 あるステージをきっかけに内容はわけがわからなくなります。 過去に戻ろうとしている記憶と今の自分に有利な記憶が、 ごっちゃになって客観的に観ているものには理解は難しい。 鍵は結構たくさんあるので、 この作品にリピーターが多いのもうなづけます。 冷蔵庫の扉やら家族の会話やら死神オババ・・ 案内人は「不思議の国のアリス」のように、 ウサギです。 しかしこのウサギがかわいくはありませんので・・ 穴、郵便受け・・自分探しの旅と、 「ソフィーの世界」も入っていますね。 「死霊のはらわた」と「最後の誘惑」の2本立ての映画を主人公たちは観るのですが、 この2本ともホラー2本立てというのは??(最後の誘惑も?) 死霊のはらわたはご存知サム・ライミのゾンビ・ホラーですが、 最後の誘惑はスコセッシのイエスがもしも生きていたら?という、 こっちの映画のほうがかなりドニー・ダーコに近い世界があります。 イエスが自ら望んで処刑され、 息絶えるまで(もし生きていたなら)という夢を見るかなり私はお勧めの映画。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-23 13:11:04)《改行有》

3.  透明人間(1992) 《ネタバレ》 最初は何てつまらない映画なんだろうか、 やはり昔の白黒とは全然違うなぁとむくれていた私・・ 通常このての名作のリメイクはつまらないものが多いのです。 ところがこれはリメイクというより原作が違うんですね。 しかしH.G.ウェルズへのオマージュは過激なほどあったので、 やはり意識して観てしまいます。 絶対製作者は意識していたはずです(笑) 原作が違うといえども透明人間の元はウェルズです。 あの作品の映画化ではその時代の技術からできないこと、 想像させるところがありました。 そこを製作者は待ってました!とばかりに見せます。 タバコを吸うシーンでは肺に煙が舞い、 食事をすると鏡ごしに胃が動くのが見える。 そして雨に濡れれば輪郭だけがキラキラと輝く・・ これらは昔にできなかったことです。 この描写はファンタジー感いっぱいですね。 まあこれを見られたことと、 自分も透明だから足元が見えないから怖いということを、 よくわかるように演出していました。 これらは全てあのH.G.ウェルズの原作映画でできなかったこと。 後半からの面白さと演出が見られたのでまあまあよかった。 それに結局最後は面白かったし。 ただ・・ 透明人間なので透明になってからはなるべくならば、 俳優さんの顔は出さない方がよかったと思います。 説明用にか露出度が多くそのたびにつまらなくなって、 つまらなくなればまた透明になったりと逆におかしい。 たぶん製作者がやはり透明でないと妙だとわれにかえったのか? 透明人間役の俳優さんは見えてたらパントマイムのようなのです。 それを狙ったのかもしれませんが・・ 普通の人間が透明になりCIAに利用されないように逃げ続けるのがこの作品で、 昔のものは科学者が透明になり世界征服の野望を燃やすまでになる違い。 結局見えないから悪いことができると考えるか、 見えないからスパイに使えるから利用しようとか、 見えないことって結局不便なのですよね。 最期にしか姿が見えない哀れな昔の透明人間と、 最初から姿が見えるこっけいな透明人間・・どちらが面白いかでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2006-03-05 10:41:01)(良:1票) 《改行有》

4.  透明人間(1933) 《ネタバレ》 H・G・ウェルズ原作の映画化といえば最近では「宇宙戦争」 オリジナル映画よりも原作に忠実です。 あの映画はリメイクがオリジナルを上回った珍しい例で、 ほとんどの映画はオリジナルのほうが面白い。 「キング・コング」もそうでした。 さてこの透明人間は誰でも知ってるようで、 この古いオリジナルを観た人はどのくらいいるでしょうか? Yahooムービーで去年観たのですが、 PCで観た映画に(動画ですね)感動までしてしまい、 また観たくなって借りてきました。 昔の映画っていいですねぇ(笑) 説明不足観客置いてけぼりの世界観で考える自由がある。 最近の作品もそうですが難解にしようとしてるだけみたいに思う。 何のためにどうやってとか(途中で説明はされてるものの) 突っ込みどころはあるものの、 そんなことは気にしなくていいという勢いがH.G.ウェルズの世界。 透明人間役のクロード・レインズの素顔は(これがデビュー作らしい) 最後の最後に出てくるのですが、 透明でなくなったときが最期だなんてなんということでしょう。 確かに極悪非道の限りをつくしていました。 セリフ回しも取りつかれたような感じで独裁者のようです。 最初は子供の悪戯程度だったのが、 存在しないことを逆手にとって悪事をつくすことに快感を覚え、 透明人間は自己に酔いしれてゆきます。 悪のカリスマを感じることもありません。 劇中でのセリフが哀しいのです。 (階段を上るときが苦労した)そう、自分も自分の姿が見えないのです。 これは想像するとちょっと笑えないですよ。 想像も難しいかも(苦笑) 他人から見られないのは当然として、 鏡に映る自分を確認できないのだから。 鏡のシーンでは4つの合成が施されています。 この時代になんというアイデア。 ただひとつタバコを吸うシーンでは体内の煙が写らないのは?? でもまあそこまでリアルにしちゃうと怖いですから(爆) さてこの悪戯から殺人までエスカレートしてゆく行動は、 今観てもどうやって撮ったんだろうかと感心します。 どうやって警官たちは彼を捕まえるのだろうか? あらゆる推理もまた楽しいじゃないですか。 おかしくて笑えるようなシーンもたくさんあるし、 それでも哀しい存在・・ [DVD(字幕)] 8点(2006-02-28 08:59:34)《改行有》

5.  ドクター・モローの島 《ネタバレ》 H・G・.ウェルズなんですよね。この原作者ってほんと飛んでます・・ SFで飛んでるのはまあそこそこついてゆけるのですが、 猿の惑星っぽいメイクは(もちろん未見苦手だから)ついてゆけない・・ しかもかなり演出は濃いですよ(苦笑) 良心的なハートウォーミング白黒映画を続けて見たあとだったので違和感(爆) 要するにモロー博士は神になろうとしていて、 医学を高じれば人間を人間が作ってしまえるようになる愚かさは、 医学ホラーの元祖ともいえますが・・(その元祖の獣人島は未見) やはりどう考えてもトラやライオンから人間にはなれないでしょう・・ 医学ホラーとしてみれば脳を移植する方が怖くてリアルですね。 すべて血清注射のような処方で獣を人間にするテストをしているのです。 人間の命令に背けば苦しみの部屋だっけ?に入れられるという拷問が待っており、 この設定は日本のアニメでもよくありました(デビルマンとか) 原作が面白いんですよね。しかし実写は濃い(笑) 飼い犬に手を噛まれるというオチでモロー博士の末期はもろホラーです。 昔テレビで観た記憶がありその場面でようやく2度目の観賞だと思い出しました。 それと門番役の獣人もなぜか覚えていた。 門を境に吊り上げられた博士の死体、ここらは哲学的でもあります。 何度実験してもやがては元に戻るのはなぜなんだと言う博士の言葉は、 人間は人間でありトラはトラにしかなれない当たり前の不条理さです。 遠い昔に神が創った命が進化であり歴史なのに、 それを人間の手で作れれば医学の発展だと考えている。 博士がしていることは進化または退化の強制であります。 こういう題材を見ると同じH・G・ウェルズ原作のでも、 「宇宙戦争」の(新しいほうのです)オープニングはわかりやすく品があった。 植物の細胞から見せてゆきエンディングでは神が創ったと語ってました。 神が創ったのだから人間は一番偉いということこそ怖いんですが・・ まああんまり好きな題材ではないんですよね。 しかし遺伝子レベルから操作したり、 人間の体に他の哺乳類の臓器を移植させることなんて、 難しいことではない未来が怖いです~ [DVD(字幕)] 5点(2005-10-09 15:21:51)《改行有》

6.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 う~ん、よかったのはリチャード・アッテンボローが見えたくらい・・ お話が閉鎖的なのでこれは逆に面白いかなぁと思って観てたのですが・・ 限られた空間で限定された登場人物がどう演技するかという、 まあ場所は不時着した砂漠ですが舞台劇のような役者の演技が中心。 く・・暗いです。真剣に観てると実に真面目で暗いです(爆) まあこの設定では仕方ないでしょうけれど、 砂漠が無人島に思えました。 ジェームズ・スチュワートをカラー映画で観たかったので借りたのですが、 もうこの時代になると白黒のときのイメージ(いや、若いから)はないです。 「スミス都へ行く」のときの無垢な疑いのない目はなかった(当たり前だ) そして借りた作品も生死をかける男たちの人間ドラマなのでシリアス。 命がけの脱出劇といえば冒険ジャンルなのですが、 砂漠から出てゆけることこそ冒険なのでほとんどが砂漠の上。 壊れた航空機をどうやって飛ばせるのか? それとも航空機をあきらめて砂漠をあてもなく歩くのか? 非常に簡単なストーリーなのですが脚本はよくできていますよ。 さてしかし、映画で見せられるとどうか・・ 世にも不思議なアメージングストーリー的な感じもするので(ヒントはエポックさ) ファンタジーなところも入れてほしかったと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-09 15:17:08)《改行有》

7.  鳥(1963) 《ネタバレ》  恋愛モノとしてみればちょっと理解できないその時代背景があります。 いわゆる上流社会の女性なのですが・・この設定は苦手だなぁ。 でもつがいの鳥を籠に入れて男性(弁護士)に届けに行かなければ話しははじまらない。 陸の孤島のような男性の家の家族には父はいません。 気難しい母と男性と都市の離れた妹、そして近所に昔の彼女・・ 人物は限られており母親役のジェシカおばさんが怖くもいい味です。 私は最初この母が息子を溺愛するあまりに鳥を差し向けているんだと思いましたから。 かなり人間ドラマは優秀でして、特に女性が母親は離別で環境がどことなく似ている。 今ではよくあるパニックものには離婚(離別)がつきものというお手本で、 エンディングあたりにはちょっと感情移入してしまいました。 さてこの古き良き作品に目新しいところを探すのはあら探しになってしまいます。 爆発炎上シーンなどは違和感さえ感じるくらいこの時代にしては今風です。 私がこれは・・と思ったシーンは静と動のシーンです。 ほとんどの方が感心すると思われる(ジャングルジム)のシーンは静です。 そしてエンディングは地雷を踏むような静の恐怖。 動とは、電話ボックス襲撃と屋根裏の襲撃シーン。 でもやはり静の描写のほうがなぜか動かないのに動くであろう恐怖感があります。 「裏窓」でうまいなぁと思いましたが、この作品も予測させるシーンがたくさんあり、 落ち着いて観られる作品を作るんだなぁと感心しました。 さて・・気になるのは「ゾンビ」のエンディングのようなあやふやなオチですが・・ あそこでちょん切られると後のことまで考えて後味が悪い。 これを狙ったんでしょうねたぶん。考えながら納得。 あとカメラワークですがまだあまりたくさん観ていないのですが、 天井を抜いて上から撮る今では当たり前な手法、 同時代の他の映画と比べるとそれがいかにこの監督のものかがわかる。 それと地平線や水平線などとにかく線を真ん中に持ってくる。 どういう効果があるのかまだ疑問ですが面白い構図ではあります。 最後に気になって仕方がないのは登場人物よりも、 あのつがいの鳥ですね。 あれはいったいなんだったのでしょうか?? 暴れもせずかわいいだけなのですが不幸を呼ぶ鳥にしか見えなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-20 12:25:54)(良:1票) 《改行有》

8.  飛ぶ教室 《ネタバレ》 ボーッと見てたらなにがなんやらわからないまま進んでいきました。 脚本は良い作品ですがちょっとノリについていけず・・ 終わったあとで気がつきました。 あ、ドイツ語いらないや・・ (と言いつつグッバイレーニンは良かったけれど) 日本語吹き替えで最初のほうだけまた見直すと良かったです。 生徒が主役なのか先生が主役なのか、 結局両方がリンクし合ってるんだけれど・・ 題からしてSFものか?と期待してしまった。 ジャンルはコメディらしいんですが、 ネタはシリアスでした(コメディによくあるパターン) でも先生の思いで探しのネタはとても良いお話でした。 [DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:31:19)《改行有》

9.  トラフィック(2000) 《ネタバレ》 な・・難解です。そしてわかりやすい。 この両極端な作品です。 きっかけは、アカデミー作品ということと、あのベネチオ・デルトロの助演男優賞。 そして、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの競演。 この作品はドキュメンタリービデオみたいなつくりで、 まず最初はその手法にとまどいます。 しかし慣れてきます。その手法とは・・ メキシコ領に入ると(最初ここから始まる)セピアっぽい色で、 ベネチオ中心のお話です。 変わってマイケル・ダグラスこの人の場面では最初普通の色、 ところがその子供の場面に関連すると青い画面へ・・ 子供の世界が青い画面で父親がドラッグにおぼれた娘を探しに行く。 その青い画面にダグラスが入ることで子供の居場所の近さがわかります。 メキシコも国境を越えるとセピアから普通の画面に戻る・・ そういえばと気づけば、この監督のデビュー作、だいぶ昔に見ました。 理解できずに忘れていました。「セックスと嘘とビデオテープ」 ジェームズ・スペーダーのファンで見たのですが・・ あと「カラーパープル」も変わっていました。 撮影手法が変わっていることと、ドキュメンタリー出身ということも面白い。 ベネチオ・デルトロ・・そんなにうまいとは思わなかったことと、 (ユージョアルサスペクツのほうがよいと・・)すごい太ってて予想してたのと違い、 ああでも古谷一行に激似だと再確認(もっとセクシーだと思うんだが・・) ダグラスよりゼタジョーンズのほうが食っていた。 しかしこの作品、実にまじめでストレート、立派な社会派映画です。 が・・長すぎる。もちろん無駄もなくわかりやすく親切なのですが、 映画としての娯楽が色分けくらいしかない。 日本人がこの問題を映画として見るのは難しいものがあります。 私は途中から面倒になり、青い画面中心に考えて見ていました。 嫌いではないのですが、深すぎる問題ですね・・ 最後にセピアのメキシコの場面で、この国の子供らにはドラッグの世界はなく、 ドラッグを輸出する(というか・・)国のほうはまともで、 買うアメリカ側の色は病んだ青のままなのかと想像してしまう。 この余韻が深いのです。 もう一度見たいとは思わないですが、残る作品ではあります。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-20 05:08:52)(良:2票) 《改行有》

10.  ドクトル・ジバゴ(1965) 《ネタバレ》 そう私、こういう映画は好きじゃあありません。 アカデミー作品だから期待したのですが・・ 不倫ドラマの背景に戦争ともりあがる内容なのですが、 全然もりあがらない・・イングリッシュペイシェントのほうが華がある。 ロシアが舞台でセリフは全部英語というのは覚悟してたのでまあいいとして、 主役ふたりが勝手で自分たちのことしか考えていない。 で、そこまで愛しあっているふうにも見えない。 ジバゴもふらふらしてるし共感はできない。 これはその時々の都合よく進んではまた引き裂かれるという、 メロドラマを見ているようで、もう勝手にすれば?と思いました。 ラーラの美しさだけが理由ならばもうちょっと主人公の描き方に情熱がほしい。 調べて見たら賞も助演が夫役、 主演ふたりはノミネートすらされていない・・ イングリッシュペイシェントも不倫&戦争ですが、賞は交わることのない看護婦役。 たしかに音楽はよかったし、映像も風景画のようでよかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2005-05-20 04:34:24)(良:1票) 《改行有》

11.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 私の好きな俳優ばかり出てたので当時劇場に見にいこうかなと迷っていましたが、 DVDを購入しじっくり見てみると「行かなくてよかった」とマジ思いました。 オーランド・ブルームが・・なぜあんなヘタレ役。 この役どころはまるで、ロード・オブ・ザ・リングのフロド役みたいですよ。 ブラピが主役なら「アキレス」とでも題名を変えてほしい。 とか、「トロイーアキレスの章ー」でもいい。 P・オトゥールがトロイの王なんですが人間はもう最高にいい。 けれど、バカ息子のおかげでトロイの木馬の上陸を許す・・ バカばっかりのお人よしの国なのでしょうか、このトロイって国は・・ 長男のエリック・バナはこの作品で一番いい役なんですが、 アンチ、オーランドが増えそうなくらい犠牲的な役。 ああそういえばロードオブザリングのショーンもかわいそうな役だった。 人気者がみんなかわいそう。というか不条理。 でも事実なのでしたら、戦争なんてそんなバカなきっかけで始まるんでしょうね。 戦闘シーンは1対1のほうは見ごたえがありました。 大勢になるともうCGっていうのがわかるんです。 劇場向きだろうけれど、劇場でなくても別にいいかな。 アキレスを主体にして作ってほしかったですね。 そうしたらオーランドの役もあまり気にならないし(悪役で終わりそうだけど) 中途半端というか、何が作りたかったのという歴史長編です。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-07 07:33:19)《改行有》

12.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 後々に影響を与えた問題作ですが、みんな超えていません。知らない間に慣れ、一緒に笑ってさえいる暴力シーン・・あまりに毒が強すぎて、おしゃれと勘違いして、映像に酔ってしまう怖い自分。その主人公の立場が逆転した後半から、なんて趣味の悪い映画だろうと気づくけどもう遅い。いつの間にか被害者の立場で見ている。これを、エゴと呼ぶべきか。ラストで本能は失せてなかった主人公に、なぜか安心してしまう。(ファイト・クラブ)のパンフレットの解説にもあるように、この作品をかなり意識されて作られたそう。ラストは、意味は同じじゃないでしょうか?かなり向こうでは評判悪く、日本でのヒットが意外なほどでした。つまり、このての映画は、嫌悪感を感じられる。私は、フィンチャー監督は、キューブリック監督を尊敬してると思う。時計じかけは、斬新で悪趣味で鋭いけど、実はチャップリン映画の皮肉の要素がいかされてると思います。 8点(2003-12-07 13:22:30)(良:2票)

13.  トゥルー・ロマンス タランティーノ脚本ということと、ブラッド・ピットと、ゲイリー・オールドマン(このふたり好き)がいつもの変な役やっててよかったくらいで、すっかり忘れてしまった・・主役はクリスチャン・スレイターなんやけど・・小気味よいテンポいい恋愛アクション(笑)タランティーノの映画って、なぜにいつも役者が多いのでしょうか・・サミュエル・L・ジャクソンも出てるしで・・ 4点(2003-12-07 12:36:56)

14.  ドメスティック・フィアー これは・・火曜サスペンスのノリです。そう思ってみれば、そんなに悪い映画ではありません。都合のよすぎる展開も目をつぶりましょう。時間も短いし、わかりやすいから。でも・・トラボルタ父ちゃんが、バカなお人よしでよかったのに、息子が危険な目に合うと、今まで観たことのない形相で反撃するのが怖く、何を熱くなってんだ~!?と、その演技過多に恐怖を抱きました(笑)あのお顔は・・どの悪役顔より怖かった・・子供おびえてたし・・ 3点(2003-12-07 12:35:51)

15.  ドライビング Miss デイジー 長く静かで退屈な映画ではありましたが、ラストには思わず涙・・ (いつまでも友達ね?)こんな関係いいですよんね。ジェシカ・タンディでしたか?彼女は、また私のお気に入りの映画にも出ていました。(白い犬とワルツを)これは、アメリカでは、TV映画だったらしく、日本でも邦画として上映されました。どこにでもいる気丈な嫌味なしっかりしすぎるおばさん・・この、どこにでもいるリアルさって、映画の中での演技ではうまい人じゃないと自然にできません。あと、大好きな、運転手役の、モーガン・フリーマン。この二人の演技だけで引っ張った名作。 7点(2003-12-07 12:34:37)

16.  トゥルーマン・ショー 題材は嫌いではないですね。やっぱり、鳥かごの外から見られることに気づかない設定は、最近の流行でしょうか。面白いです。けど、どれも中途半端です。シリアスかコメデイかのバランス、切り替えが出来てないですね。だから、見る側か、見られる側か、どっちに焦点を置いたらわからず。エネミーオブアメリカなどは、娯楽に徹していましたし、成功したのはサスペンスの脚本が良かったのかも。でも、ジム・キャリーはよい役者で、母性本能くすぐります。無垢さがウリですね。 4点(2003-12-07 12:29:55)

17.  12モンキーズ 《ネタバレ》 これは、結構気に入ってて、サントラも持ってます。ただ、音楽はよいけど(この素晴らしい世界)映画としては・・娯楽です。まったくのわかりにくい娯楽。好きなんですが、ものすごく好きなものは、何度も見返すのですが・・これは、ややこしいところがあり、まあ今度また見たいな感じで、それほど(バックトゥザフューチャー)見返すタイムスリップものではありません。主役の、ブルース・ウイリスが苦手なんですが、なんとラストで同情して泣いてしまいました。(おいしい役)演技は、助演ノミネートされた、ブラピが憎いです。変!精神病院に入ってるときのが切れてますが、それよりも後半、動物を逃がすボス役のさめたセリフがよい。ブラピが一番まともだったんだと、未来でわかるんですが・・細菌をばらまく科学者役が、デビット・モスだとは・・脚本は面白いので見ごたえはあります。後味もこの監督らしく何か残してます。 7点(2003-12-07 12:28:19)

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