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1. トレインスポッティング
《ネタバレ》 ドラッグを助長しかねないと思うほど麻薬中毒の主人公がカッコよく描写されてしまっている気もするのだが、それなりにネガティブな描写もあるから許されるというところか。ストーリーのつなげ方はうまい。汚い演出はやりすぎな印象もあるのだが、全体的にはよくできていると思う。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-28 22:57:35)《改行有》
2. トゥルーライズ
《ネタバレ》 アクションとコメディの見事な融合。「核爆弾を持つテロリスト」という、本来なら重い設定が入っているのに(しかも爆発する)、まるでシリアスな場面がありません。そもそもメインストーリーが家族の生活のずれで、テロリストはそのオマケにすぎないというのが凄い。まさに娯楽大作です。[レーザーディスク(字幕)] 8点(2008-02-23 02:44:13)
3. トゥルーマン・ショー
《ネタバレ》 自分の周りが皆、演技者であるというのは、誰もが一度くらい考えることだと思うのですが、「実際にそうである」という設定をうまく映画に取り込んでいます。何十年も騙しとおすための壮大な舞台を用意しているにしてはボロ(舞台裏)が目立ちやすいとか、1か月先まで予約がいっぱいなら、1か月先に予約しておけばいいじゃないかとか、初恋の人が「話をするな」と言われているくらいなら近くに座らせたりしないだろうとか思ったりはするのですが、(おそらく)子役に休暇を与えるために病気にさせたりといった話で、(説明はしなくても)それぞれの役者に理由をつけて休ませているのだろうなと現実味を感じさせてくれる、さりげない演出がうまいところです。点数は、ちょっと甘めかもしれません。[DVD(字幕)] 8点(2008-01-07 00:04:44)
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