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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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1.  ドクター・スリープ 《ネタバレ》 原作既読。 またここからは原作厨による不満をダラダラと書き連ねて行くことになるので興味の無い方はスルーされたし。 まず、前作「シャイニング」自体原作と異なる部分が多く、どう辻褄を合わせて行くのかが興味深い所だった。例えば原作の「シャイニング」ではホテル自体爆発してますから舞台とはなり得ないのだが…? しかし、本作の予告編を見た限りだとかなり前作を意識しており、どうなのこれ?と不安しか無かったのだが、いざ鑑賞して見ると、以外にちゃんと原作通りに進むので、これは有りかな?と思っていた。 とは言え、あれだけ膨大な作品の映画化であるからやはり省略されたり改変されたりしたとこも見受けられたのも事実。 ダンとアブラの関係性ばかりに絞った為、アブラの父親とか原作で活躍する人物達が少なく、チームでかがやきを持つ超能力集団に立ち向かうというスリルが削がれてしまっていた。 さらに、敵の集団の描写も足りなくて、敵同士の繋がりややり取りがもう少し見たかった感じ。なので、そこまで敵に対する恐ろしさも感じられない。 で、最大の問題点はやはりキューブリック版「シャイニング」の存在を無視出来なかった事。というか後半かなりキューブリックに寄せて来ていて、原作に出てこない双子とか血の海とか、それらはもはやキューブリック版を象徴するアイコンに過ぎないし、なんの意味も感じられなくて、単なる観客へのサービスに映ってしまう。 浴室の幽霊にしたってあれだけ何回も出されると怖いというよりしつこいとしか思えなかったし、この作品が描きたいのは何なのかが全然見えて来なくて、かなり中途半端な出来に感じられた。 原作は本当に読み始めたら止まらなくなるほど面白かったので、こちらも是非読んで欲しいと思う。[映画館(字幕)] 4点(2019-12-02 00:17:08)《改行有》

2.  ドラゴンクエスト ユア・ストーリー これは私が知っている「ドラクエⅤ」ではない。 今回はネタバレ無しレビューで行きたいと思うのでラストについては言及しないが、これは作り手の手の内にいいように転がされたというか、「ドラクエⅤ」の思い出を踏みにじられたというか……少なくとも、「う~ん 、そうきたかぁ!」等と感心してしまうようなオチではない事は確かであった。 思い返せば副題の「ユアストーリー」というのが公開前からちょっと引っ掛かってはいた。どういう意味なのだろうかと。 しかし、見終えた今、その副題に対して確かに間違ってはいないが、納得するという事は全くなく、単に言い訳にしか聞こえない。 全然フェアじゃないし、観客をビックリさせてやろうという思惑しか透けて見えて来ないのでむしろ腹立たしい。 「ドラクエⅤ」リアルタイム世代とか、思い入れが有りすぎる人ほど爆死する危険があるので注意。 とは言え、途中までは確かに「ドラクエⅤ」のストーリーに浸ることが出来たと思う。かなり端折っているので脳内補完するしかないが…。 あまりに年月の流れが早すぎて、感情移入する前にどんどん進んで行くので、ダイジェストだと思えばそこそこ楽しめた。 ビアンカやフローラやスライムなどのキャラクターはとても可愛いし、パパスはカッコいいし。 ただ、やっぱりラストがねぇ…。 「ドラクエⅤ」でそれをやらなくてもいいじゃん、普通に感動させてよって感じ。 いろんな人に警告したい映画ということで2点献上。[映画館(邦画)] 2点(2019-08-02 19:22:01)(良:2票) 《改行有》

3.  トイ・ストーリー4 1~3までは純粋にオモチャとしてどうあるべきかというのを描いていたと思うが、今作ではさらに踏み込んでオモチャ達のアイデンティティに迫るというか、それぞれがどう生きるか(オモチャだけど)という深いテーマ性、さらにはどこからがオモチャでどこからがゴミなのかという境界線すらも描いていてとても深い作品だなぁと考えさせられた。 あと、毎度のことだけどいい加減人間に見つかりそうでハラハラした。 特に新キャラのフォークの奴が勝手に動きまくるのでそれを制さなくてはいけないウッディの動きが神がかっていた。 だけども、今回はそこがちょっとやり過ぎていて、人間界にオモチャが少々干渉し過ぎではないか?という所が気になったかな…。 【余談】上映前に時間があったので劇場売店を覗いていたら、前作に出てきた憎き苺味のピンク色の熊のぬいぐるみが売られていて、もしや再登場するのか?と楽しみにしていたけど結局出てこなくて残念。 まさか…、3の時の売れ残り? だとしたら可哀想だな。顔がめっちゃ買ってくれとこちらに訴えかけて来てる気がするし。 でも憎らしいので買わなかったが。[映画館(吹替)] 7点(2019-07-12 18:30:53)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

4.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 遊んで貰えずに既に数年経過しているという衝撃的なオープニングから始まり、オモチャ達にとってはこれでもかと苦難の連続が待ち受けている。前2作のような夢のあるワクワクするような展開とはうって変わり、とにかく観ていて辛くなるようなお話だった。 オモチャの世界でも格差があったり、悪いオモチャも居たりという光景はあまり見たくなかったが、ちゃんと悪い奴らにもそれなりの理由があって、単純に勧善懲悪ものにしないところがこの作品の良いところだと思う。 ラストのアンディとウッディ達の別れのシーンは泣けた。 とにかくこの映画を見たら気軽に皆オモチャを捨てられなくなるんじゃないかなぁと思った。[地上波(吹替)] 8点(2019-07-10 21:44:20)《改行有》

5.  翔んで埼玉 関東住みではないので、埼玉県と千葉県の争いが有る事や東京へ行くのに通行手形が必要だという事を知ってびっくり!まあ、そこはフィクションだから誇張してるんだろうけども(当たり前) とにかく、全編を通して埼玉の自虐ネタと東京に対する憧れ、さらには千葉や神奈川や群馬などとの関係性がギャグ満載で描かれていて楽しめた。 二階堂ふみは凄く可愛いかったんだけど、キャラクターがちょっと薄っぺらくて相手役のGacktも年齢的に合わなく感じちゃって、そんなに入り込めなかったのが残念だったかな。[映画館(邦画)] 7点(2019-02-25 00:13:19)《改行有》

6.  止められるか、俺たちを “止められるか“と言っている位だから、過激な映画の撮影を止めようとする団体との闘いになっていくのかな?と思いきや、止められない。いや、全然止められない。この時代の空気もあるんだろうけど、とにかくやりたい放題欲望の赴くままに映画を作ってるなという感じで、そのパワーはとにかく凄まじいものがあった。 私の生まれる前の時代の話だし、若松監督の事も全然知らないけど、なんかとてつもないパワーに満ちた映画だと思った。元ヤクザという経歴がまず凄いし、何故映画を作ろうと思ったのかと言ったら、映画の中では誰を殺しても何をしても自由だから。映画の中で警官を殺して復讐するんだ!と豪語するその思想はぶっ飛んでて面白いなと思った。 助監督役の門脇麦もとても良くて、彼女を主人公にしている所がミソなのだろう。ほんとに凄い大変な現場なんだなという事を客観的に捉えており、若松監督という存在の持つエネルギーと怖さを十分に感じられた。 映画の撮影に情熱を注いだ若者達の群像劇としてもとても面白かった。[映画館(邦画)] 8点(2018-11-02 04:14:25)《改行有》

7.  曇天に笑う つまんな過ぎて笑う。誰もレビューを書いていないのがこの映画の駄目さ加減を物語っている。 本広監督の前作「亜人」はエンタメとしてなかなか面白かったから期待したがこれは全くダメ。まず、ストーリーがワケわからないし、登場人物も皆薄っぺらくて全然盛り上がらない。明治維新後の時代が舞台みたいだが、この近代においてオロチ伝説とか大真面目で信じちゃっているのはいかがなものなのか。 また、漫画原作ものとして「無限の住人」でも思った事だが、キャラクターの衣装が真新しすぎるんだよね。全然着古した感じがしないので、コスプレにしか見えない。 あと、全体的にチャンバラシーンがただのケンカ。とても命のやり取りをしているような真剣さは見受けられない。 唯一良かったのはサカナクションの曲!サカナクションの曲はほぼ全部聞いているが、この「陽炎」はかなり気に入っている名曲。この曲に1点捧げたい。[インターネット(邦画)] 1点(2018-09-12 14:45:13)《改行有》

8.  トリハダ -劇場版- ジワジワ怖い。けど、物足りない。 日常に潜む怖さを描いているのだけれど余りにリアリティが無いというか。あまりに狙いすぎというか…。 明確な目的が無くて、ただ単に狂気に満ちた狂った人々というのが一番怖いと思った。 例えば、最初の方のレンタル物置での話とか。被害者だと見せかけて急に加害者に転じる恐怖。人間の凶暴性というのはいつ爆発するかわかりませんね。[インターネット(邦画)] 3点(2018-09-12 10:46:39)《改行有》

9.  トーナメント 何故にトーナメントという邦題にしたのか謎でしかない。全然トーナメント感無いです。 ストーリー的には次から次へと謎を提示しつつちょいちょいバカな展開を挟みながら突っ走るので、ツッコミながら見れば飽きずに楽しめると思います。 夫のくずっぷりと、奥さんの奮闘ぶり、突如やって来た刑事の怪しい存在感とかが見所でした。[DVD(字幕)] 6点(2018-09-10 18:02:06)《改行有》

10.  トレイン・ミッション 「フライト・ゲーム」にハマった方、お待たせしました。 セラ監督とリーアム・ニーソンのタッグによる4作目は列車が舞台。 普通に暮らしていた男が、いきなり巨大な陰謀渦巻く事件に巻き込まれるという、もはやお馴染みの巻き込まれ型サスペンスアクション! 列車内という閉鎖された空間で、しかもタイムリミットがあるというのはフライト・ゲームを連想させるが、最後まで緊張感が途切れないという点においてはこちらの方が上。 とにかく、老齢に差しかかるリーアム・ニーソンが、肉弾戦アクションで殴る殴る殴る! おまけに列車から投げ出されたり、列車に飛び乗ったり、実際にやってるかどうかはわからないが、これはもはやセガール的領域に入ったと言えるんじゃないだろうか? あと、列車内での緊迫感溢れる展開は飽きさせないし、低予算のシベ超と違ってちゃんと列車が揺れてる(当たり前)ので、凄い臨場感だった。[映画館(字幕)] 8点(2018-04-02 19:46:03)《改行有》

11.  ドッグ・イート・ドッグ どうしようもないヤク中達の犯罪劇。 細かい犯罪じゃ埒があかないと、一攫千金目指してデカい山に手を出すが、捕まる気はサラサラないと言い張る調子に乗ったジャンキー達。 もう行き着く先は破滅しかなく、とても明るい未来が待ってるとは思えないが、こいつら目先の金しか見えてない清々しい程のクズなので、何を言っても無駄だろう。 とにかく、ウィレムデフォーのキレっぷりが良かった。冒頭から変顔で笑いを誘ったかと思えば銃をぶっ放しまくるヤバい奴。 主人公達に全く共感できないので、早く破滅しないかなぁとか考えながら見てました。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-11-16 10:34:44)《改行有》

12.  トンネル 闇に鎖(とざ)された男 とにかくトンネルが崩壊していく映像が圧巻でトラウマレベル。もうトンネルに入れない・・・。 狭い地中での描写と地上で救助活動する人々のドラマが交互に描かれる。 絶望に次ぐ絶望、生き埋めで死ぬのだけはマジ勘弁!そう思った。 生き埋めになった男の妻役のぺ・ドゥナはアクション俳優ばりの活躍で一人トンネルへ救助に向かうのか!と思いきや・・・ 救助隊の人達の為に料理を作ったり世話を焼いたりしてなんとも家庭的な役柄でなんか新鮮だった。[DVD(字幕)] 6点(2017-09-22 18:30:02)《改行有》

13.  ドクター・ストレンジ アメコミものとしてはかなり異色。 医者が主人公だし、東洋の文化を取り入れてるし、時間や空間を操るといった能力もぶっ飛んでて良い。 登場人物皆が信念に基づいて行動しており、主人公に至っては医者に復帰するという目的のために戦っているので、単純に敵を倒してスカッとするというような王道とは少し外れた所もまた良いと思った。 空間がねじ曲がったりする映像がとにかく凄くて、それだけでも観る価値があると思う。 また、MCU作品ながら他と関わりが薄い為、単独で観ても全然大丈夫である。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-06-21 19:43:43)(良:1票) 《改行有》

14.  ドント・ブリーズ ホラーを期待すると微妙だった。 まず、主人公2人がクズなのでどうなろうと知ったこっちゃない。むしろお爺ちゃんを応援したくなる。 アメリカ映画にありがちな田舎のデカい家に入ったらとんでも無い事になっちゃった系映画。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-04-03 14:00:10)《改行有》

15.  東京無国籍少女 はっきり言ってストーリーはつまらないです。 意味ありげな押し問答と、ヒロインが虐められる様をゆったりとした音楽に乗せて延々と見せられるだけ。 押井守はもう実写撮っちゃだめだと思った。映像にも全くセンスを感じられないし、何をやりたいのかさっぱりわからない。 結局清野菜名でアクションをやりたかっただけですよね。 実際、突如として始まるアクションシーンだけはやたら気合が入っていた。が、敵の兵士のあまりのまぬけぶりに興醒めし、一気に白けてしまった。 清野菜名のアクションだけは素晴らしいと思う。[DVD(邦画)] 3点(2016-05-11 23:21:07)《改行有》

16.  ドローン・オブ・ウォー 映画全体を流れる重い空気とやるせなさ。戦争の悲惨さと不毛さが十二分に伝わってくる。 現代の戦争はここまで来たのかと、ある意味知らない人は見て損はない内容かと思う。 映画だとわかっていてもミサイル発射スイッチを押してから着弾するまでのドキドキ感は相当なものがあった。 戦争は恐ろしい・・・。[DVD(字幕)] 6点(2016-05-11 23:12:42)《改行有》

17.  トランセンデンス(2014) 《ネタバレ》 なんという無理矢理なハッピーエンド! 散々暴走して実は人類の味方でしたってか(笑) その前の人類との戦うシーン要らなくね?なんと、一人も殺してない!とか驚いてたけど、驚くのはこっちだよ! あまりに抑揚のない展開だったから、最後にちょっとだけアクションシーンを盛り込みましったってのが見え見えなんだよ!騙されないぞ! こんな御都合主義満載の映画作りやがって!最後に愛は勝つ!?キャラクターの掘り下げが甘いから全くラブシーンに感動できねぇよ!ジョニデの魅力も全く引き出せていないからな! あーすっきりした。[DVD(吹替)] 1点(2014-12-17 13:30:36)《改行有》

18.  時をかける少女(2010) 仲里依紗主演って事で誰しもあのアニメ版に近い感じなのかと期待しただろう。 しかし、蓋を開けてビックリ!現代の女の子が70年代にタイムスリップするだけという内容。 むしろ大林版のオリジナルの方をリスペクトしている感じか。 結局、アニメ版とオリジナル版両方のファンを取り込もうとしたんでしょうな。二兎を追うもの一兎をも得ず。なんとも中途半端な内容で方向性を見失っているとしか思えない。 そもそも、なんで科学者が研究の片手間にあんな凄い薬を開発できたのか謎だし。 タイムスリップしても大して驚きもせず、すぐに馴染んでしまう主人公にも唖然。っていうかお母さん死にそうなのに、何をグダグダ恋にうつつをぬかしとるのか。イライラさせられっぱなし。 せっかく70年代にいったのなら現代とのギャップによる笑いとかもっと散りばめればいいのに。笑いもおきなければ感動も薄いというどうしようもない映画。[DVD(邦画)] 3点(2014-11-06 20:38:15)《改行有》

19.  図書館戦争 ストーリーがつまらなさ過ぎて… ここまで緊張感のない戦闘シーンもなかなか無い… 戦争が行われているというのに、戦場で何をのんびりいちゃついているのか。ナメてるとしか思えず、リアリティが全く感じられん。 一応教官とヒロインの恋物語が描かれていくがあまりにありきたりな展開で全然ドキドキしない… この内容で2時間超えは長いよね。[DVD(邦画)] 2点(2014-11-03 21:07:58)《改行有》

20.  TOKYO TRIBE 《ネタバレ》 全編を貫くテンションの高さがヤバい。開始5分でテンションがMAXになり、そのまま折れ線グラフが下がることなく最後までノンストップ。なんというパワー。ただ、ひたすら音と映像の洪水に圧倒されっぱなし。 ストーリーはかなりツッコミ所満載だ。真面目な人はあまりのハチャメチャな展開に怒りを覚えるかもしれない。この映画を構成しているものは主に3つ、ラップと暴力とパンチラ。 あとは濃すぎるキャラクターのオンパレード。中でも一際輝いていたのが清野菜名。キレのあるアクションとクールな佇まいにヤラレた。そして、鈴木亮平のあの肉体。殆ど露出狂(笑)というより前日に『HK変態仮面』を鑑賞した為。それを思い出して終始変態にしか見えなかった。変態といえばやはり竹内力。あのイッちゃってる演技は最高。奴が出てくるだけで大笑い必至! あと、なんの伏線も無くボディを透明にするマシーンが登場して邪魔なキャラ共を一気に消し去ったり…これには呆れを通り越して大笑いするしかなかった。監督自身、自由で面白ければなんでもいいと言ってる通り、ここまで徹底してやってくれればもう文句なし。 園子温の映画はおもいっきり非日常的な体験ができるから好きなのだが、この映画もまさにそれ。この作り物の狂った世界は最高に非日常な体験だった。 【追記】 初見ではあまりの勢いに圧倒されてしまいただ手放しで褒めたが、2回目を冷静に観た結果、ちょっと物足りない所が目についたので追記したい。 それは、TRIBE同士の抗争があまり描かれていないこと。冒頭で他のエリアに入ったらBUKKOROSU!とか散々煽っていたのに、メラと海の対立が描かれるくらいで、シンジュクやシブヤや練マザファッカー達はラップを披露したあとは出番が少ない。TRIBE同士の抗争をしっかり描く事でクライマックスのTRIBE全員集合がアツい展開となるはずなのに、あれじゃちょっと弱かったかなと思う。 それと、そんなに喧嘩強くなかった海が急に強くなったり…。目の前で自分のリーダーを殺されたのに、メラに対する怒りが弱い。もっと復讐に燃えても良かった。 あと、HANDSの巌。戦車まで出動しといて、殴り込みに行く時は徒歩って一体…。あれで攻めこんだ方が圧倒的に有利でしょう。109の看板を壊したかっただけ? そして最後に、大司祭の出オチ感・・・。[映画館(邦画)] 9点(2014-08-30 18:09:09)《改行有》

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