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1. Dolls ドールズ(2002)
《ネタバレ》 最初6点をつけてたんだけど、8点に変更します。
菅野美穂の涙目や、もみじや、ベンチに座る三橋さんの顔など
頭の中をフラッシュバックするシーンがいくつもあって、
意外と深く心に突き刺さる映画だったと、後日、気が付きました。
好みは分かれると思いますが、他の北野作品が嫌いじゃなければ、いけると思います。
舞台でいいじゃないの、とか、テレビドラマでいいじゃないの、っていう映画もどきも多いけど、
この映画は、本物の「映画」でした。
ただ、ラストは、彼女を抱き閉めたところで終了してほしかったなあ。
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-27 09:06:44)《改行有》
2. トキワ荘の青春
《ネタバレ》 トキワ荘物語の光と影の部分の、影の部分を背負っていた寺田ヒロオを主人公にした物語。
一言で言うと、寺田ヒロオ先生への鎮魂歌のような作品
「トキワ壮物語」や「まんが道」などに愛着がある人にとっては、いい作品です。
予備知識や、この素材に興味がない人の場合、ちょっときついかもしれません。[DVD(邦画)] 5点(2010-10-26 20:25:13)《改行有》
3. ドリームガールズ(2006)
勧められてDVDでチェック。
シナリオが結構生臭い。映像がきらびやか。
役者もうまい。ストーリーのテンポも小気味いい。
退屈しのぎには結構おしゃれかも。
女性の方が楽しめるかな。男性も楽しめるけど。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-18 06:16:13)《改行有》
4. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 まあまあ面白かったけど、ラストがしつこかったかな。でも、映画館の中にいた若い女の子たちは感動してしびれたような感じだった。だから、はまる人にはめちゃくちゃはまる映画かもしれない。シナリオは良くできていて、フイルムは同じシーンを何度も使い回しするんだけど、シナリオ上、必然性があってそうやってる、っていうところが、ポイント。当時監督は金がなくて、フイルムの使い回しをしないと作れない予算だったために、このシナリオにしたんだと思う。あと、映画を見ていて、一瞬だけど、高校時代に感じていた将来への不安と期待の複雑な心境をふっと思い出した。[映画館(邦画)] 7点(2008-09-11 04:21:12)
5. ドライビング Miss デイジー
はじめてみたのがNHKで。しかも途中から。(といっても、実はタイトルのすぐ後くらい)。
何の映画か、それ以前に映画なのか輸入物のテレビドラマなのかもわからず、ストーリーがどこからどのように始まって、どの程度登場人物の関係が説明された後絡みはじめたのかもわからず、でも、気にせず。なんとなくだらだらみているうちに引き込まれて、終わってみると、妙に心に残った作品。なんか、ちょっと得したなという気分になった。それからしばらくして、ドライビングミスデイジーというすごいアカデミー賞作品があるらしいということで、ビデオ鑑賞。「あ、あのときの、作品。。。」まず、映画だったことにびっくり。それもすごい映画だったことにさらにびっくり。やっぱりいい映画、でもいぶし銀のような渋い映画。そんな印象だった。さらに月日が流れて、モーガンフリーマンという役者のすばらしさをほかの作品で知り、それをたどったら、この映画もそうだったと知って、またびっくり。何も知らないころに、知らないままに見ることができたのは、ある意味、幸せだったのかもしれない。[地上波(吹替)] 7点(2007-12-15 15:03:06)(良:1票) 《改行有》
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